外為市況=強弱材料が混在する中、円はジリ高

2020/07/18 6:00:00

 週末17日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円近辺。
 米商務省がこの日発表した6月住宅着工件数は前月比17.3%増加と約4年ぶりの高い伸びを記録。市場予想も上回ったことで新型コロナウイルス感染拡大による景気先行き不安が和らぐ場面もあったが、その後発表された7月のミシガン大学消費者信頼感指数が低調だったことで円は強弱材料が混在。こうした中、南部や西部を中心に新型コロナ感染者が急増する米国で、16日に報告された新規感染者数が7万4000人超と過去最多を更新するなど、経済活動再規制への警戒感が日増しに強まっていることから円はドルなどに対してジリジリと買われ、概ね1ドル=107円近辺での取引となった。

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