外為市況=米失業保険申請増を背景に、106円台後半

2020/07/24 6:00:00

 23日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
 東京市場が「海の日」で休場となり、アジア時間帯は動意に乏しく、107円台前半でのもみ合いとなったものの、その後のニューヨーク市場では、本日発表された米週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回ったほか、一部州での新型コロナウイルス感染急拡大を反映し、16週間ぶりに前週から増加に転じるなど、軟調な米雇用関連指標を示す内容となったことを背景に、労働市場の回復が遅れるとの懸念が強まり、米株価が軟調となったことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となったため、106円台後半での推移となっている。

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