東京外為市況=株安を背景に、105円台後半

2020/07/27 15:20:32

 連休明け27日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。  米中両国が、知的財産権の保全や相手国での情報活動をめぐり対立し、米国がヒューストンの中国総領事館、中国は成都の米総領事館の閉鎖をそれぞれ命じたことを受け、米中対立の激化が懸念されたことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は106円近辺で始まった後は、日経平均株価が軟調となったことから円買い・ドル売りが優勢となり、一時は105円台半ばを付けたものの、株価が引けにかけて下げ渋ったことで、105円台後半での推移となっている。

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