東京外為市況=105円台半ば

2020/07/28 16:05:13

 28日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台半ば。  中国・成都の米総領事館の閉鎖などで米中対立が激化するとの警戒感に加え、新型コロナウイルスの感染拡大で米景気の回復が遅れるとの懸念を背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は105円台前半で始まった後は、中国株価が堅調に推移していることに加え、米長期金利の時間外取引での上昇を眺めて円売り・ドル買いが優勢となり、一時105円台後半を付けていた。ただ、その後は堅調に始まった日経平均株価が引けにかけてマイナス圏に値を沈めたことから、105円台半ばでの推移となっている。

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