東京外為市況=FOMC待ちで、105円近辺でのもみ合い

2020/07/29 15:15:28

 29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円近辺。  新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない米国で、景気の先行きに対する不安が強まったうえ、米国の新たな経済対策の成立が与野党の対立で遅れるとの見方から、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は105円近辺で始まった後は、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけて下げ幅を拡大したものの、日本時間30日未明に予定される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて模様眺め気分が広がり、105円近辺でのもみ合いとなっている。

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