外為市況=円相場はFOMC後に上下に振れる

2020/07/30 6:00:00

 29日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台付近。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の公表を控えて模様眺めムードが強まるなか、欧州取引時間帯には実需筋のドル売りに一時1ドル=104円80銭付近まで円高・ドル安が進んだ。ただその後は、105円付近に水準を戻してもみ合う展開。注目されたFOMCでは、政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0─0.25%に据え置くことを全会一致で決定。新型コロナウイルス感染拡大の影響からの景気回復に向け「あらゆる手段」を尽くすとし、必要な限り政策金利をゼロ%近辺にとどめると改めて表明した。また、資産買い入れプログラムについては、毎月少なくとも1200億ドルの米国債と住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れを継続する方針を示した。声明公表直後は売り買いが交錯し、円相場は上下に振れる場面がみられたものの、概ね市場予想通りであったため、商い一巡後は105円付近でもみ合った。

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