外為市況=円は軟調、一時106円台前半

2020/08/01 6:00:00

 週末31日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。
 本日発表された6月の米個人消費支出(PCE)が市場予想を上回る良好な内容であったことで、米国経済の先行きに対する警戒感が和らぎ、ドル買い・円売りが優勢の展開。ニューヨーク取引は1ドル=105円付近で始まった後、週末・月末要因から実需筋のドル買いも見受けられ、ジリジリをドル高が進行。一時は106円台前半を付け、27日以来のドル高・円安水準となった。ただ、ドル買い一巡後は持ち高調整の動きに、105円台後半でもみ合う格好となった。
 ユーロは軟調。米国の景気先行き懸念を背景としたユーロ買いの流れが本日も継続。一時は1ユーロ=1.19ドルに乗せる場面がみられた。ただ、ユーロ圏域内総生産(GDP)が低調となる一方で、米指標は総じて良好であったため、ドルを買い戻す動きが先行し、取引終盤は概ね1.17ドル台後半で推移した。

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