外為市況=中盤以降に円安一服

2020/08/04 6:00:00

 週明け3日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円近辺。
 この日発表された主要な経済指標は総じて良好。財新・マークイット発表の7月中国製造業購買担当者景況指数(PMI)は52.8と9年半ぶり高水準を記録したほか、7月米供給管理協会(ISM)製造業景況指数も1年半ぶり高水準となり、これらを受けて投資家のリスク回避姿勢が後退したことから、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して売られる格好。一時は1ドル=106円台半ばまで円安・ドル高が進行したが、取引中盤以降は円の売り過剰感が高まったためか過度な円安・ドル高の流れは一服し、概ね同106円近辺での取引となった。

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