外為市況=米中対立への懸念などから円は買われる

2020/08/05 6:00:00

 4日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。
 トランプ米政権と議会与野党による新型コロナウイルス感染拡大を受けた追加の経済対策をめぐる協議の行方の注目が集まる中、様子見ムードが漂って1ドル=106円台前半でもみ合い推移が続く場面もあった。しかしその後は、中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」などをめぐる米中対立が懸念される中、トランプ大統領がマイクロソフトによるティックトック買収が成立しなければ合意期限の9月15日付で「廃棄させる」と警告したことで懸念が一段と強まり、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して買われる格好。レバノンの首都ベイルートでの大規模爆発も投資家のリスク回避姿勢を強め、同105円台後半まで円高・ドル安に振れる展開となった。

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