東京外為市況=薄商いの中、円は軟調推移

2020/08/11 16:00:00

 連休明け11日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 前週末発表の7月米雇用統計が総じて良好だったほか、米国の追加経済対策への期待感も根強く、こうした背景から日経平均株価が大幅高となったことで投資家のリスク回避姿勢が弱まり、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに軟調に推移。ただ、お盆休み入りしている企業などが多いためか商いは薄く、加えて香港や台湾の情勢をめぐり米中の対立が激化するとの懸念も根強いためか一方的な円安・ドル高の流れとはならず、概ね1ドル=106円台前半での取引となった。

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