東京外為市況=106円台半ばでのもみ合い

2020/08/17 15:22:50

 週明け17日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=106円台半ば。
 米中両国が貿易協議の「第1段階合意」の履行状況を点検するため15日に予定していた閣僚級協議が延期されたことを背景に、米中関係の悪化に対する懸念が強まり、投資家のリスク回避姿勢が広がったことから、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は106円台半ばで始まった後は、内閣府が20年4〜6月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値が発表され、戦後最悪の下落を記録したが、事前予想とほぼ一致したうえ、ある程度織り込み済みだったために目立った反応はなく、106円台半ばでのもみ合いとなっている。

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