外為市況=円は堅調、一時105円台後半

2020/08/18 6:00:00

 週明け17日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円絡み。
 米商務省が17日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に対する半導体輸出規制を強化すると発表。新たに関連38社を制裁対象に加え制裁を強化。機器利用を通じた情報流出を警戒し、中国の影響力を排除する姿勢を一段と鮮明にした。中国側の反発は必至で、両国の一段の関係悪化への懸念から円買い・ドル売りの動きが先行。本日発表された8月のニューヨーク連銀・製造業景況指数が下振れとなったこともドル売り要因となり、一時1ドル=105円台後半まで円が上昇した。ただ、105円台ではドルを買い戻す向きも見受けられ、その後は106円を挟んでもみ合う格好となった。

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