東京外為市況=株高を背景に、105円台半ば

2020/08/19 16:01:28

 19日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台半ば。
 米国の追加経済対策を巡る与野党間の協議が難航していることで、景気先行きの不透明感を払しょくできず、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は105円台前半で始まった後は、軟調に始まった日経平均株価が引けにかけてプラス圏を回復したことから円売り・ドル買いが優勢となり、105円台半ばでの推移となっている。今夜は7月28、29両日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨が公表されるが、金融引き締め方向の議論がなされている可能性は低く、最近の円高・ドル安地合いを止める材料にはならないという。

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