東京外為市況=106円台前半での取引

2020/08/20 17:01:45

 20日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半での取引。
 午前中は、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した7月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、金利全体を低めに抑える政策に否定的な見解が目立ったことから、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが優勢。午後は日経平均株価の下げ幅を拡大を眺めて、安全資産としての円買いが入り、もみ合った。市場関係者は「米経済の先行き不透明感が根強いほか、米中対立への懸念もあることから、円安の勢いは鈍い」としている。

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