外為市況=円は強含み、105円台後半

2020/08/21 6:00:00

 20日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。
 米労働省が発表した週間新規失業保険申請は前週比13万5000件増加となり、3週間ぶりに悪化した。また、米フィラデルフィア連銀が発表した8月の製造業景況指数が17.2と、市場予想(21.0)に届かず、米国の景気先行きに対する懸念が浮上したため、ドル売り・円買いが優勢の展開。ニューヨーク取引は1ドル=105円台後半で始まった後、実需筋のドル買いに106円付近まで円安に振れる場面がみられたものの、米長期金利の低下を手掛かりに次第にドル売りが優勢となり、取引終盤は105円70銭台まで円高方向に切り返した。

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