外為市況=円相場は105円台後半でもみ合い

2020/08/22 6:00:00

 週末21日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台後半。
 アジア取引時間帯には一時1ドル=105円40銭台までドル安・円高に振れる場面がみられたが、ドルが対ユーロで強含みとなったため、これに連れてドル・円相場でもドルが地合いを引き締める展開。米中古住宅販売が1968年の集計開始後で最大の伸びを記録したこともドル買い要因となり、ニューヨーク取引開始後は105円台後半で推移した。ただ、全般に商いは低調に留まった。
 ユーロは軟調。8月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)速報値が低調な内容となる一方で、8月の米製造業PMI速報値、7月の米中古住宅販売件数は上振れとなったため、ユーロ売り・ドル買いが優勢の展開。ニューヨーク取引時間帯は概ね1ユーロ=1.17ドル台で推移した。

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