外為市況=様子見ムード漂う中、円は売られる格好

2020/08/25 6:00:00

 週明け24日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円近辺。
 トランプ米大統領は23日、米食品医薬品局(FDA)が血漿(けっしょう)を用いた新型コロナウイルス感染症治療法を緊急認可したと発表。加えて24日付の英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は複数の関係者の話として、英製薬大手アストラゼネカとオックスフォード大が開発中の新型コロナワクチンについて、米政権が大統領選挙前の実用化のため通常の規制基準を迂回させることを検討していると報じた。これらを手掛かりに米株価が大幅上昇したことで、投資家のリスク回避姿勢が弱まって相対的に安全な通貨とされる円を売る動きが見受けられる格好。27日からオンライン形式で行われる米ジャクソンホール経済シンポジウムなどの重要イベントを控えて様子見ムードが広がる中、ドル・円相場は1ドル=106円近辺での取引となった。

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