東京外為市況=円軟調、一時106円台半ば

2020/08/26 17:00:00

 26日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台前半。
 ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表とムニューシン米財務長官が、中国の劉鶴副首相と電話会談し、米中通商合意の「第1段階」を履行を再確認したと伝わり、米中対立への警戒感が和らいだことから、投資家のリスク回避姿勢が後退。一時1ドル=106円台半ばまで円安・ドル高に振れた。ただ、27日にパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)の講演を控えていることから、その後は持ち高調整の動きに、106円台前半に水準を戻してもみ合う展開となった。

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