CFTC建玉報告:円/ドル、ユーロ/ドル(5月18日時点)

2021/05/24 12:38:30

 期間中の円(対ドル)は軟調。12日発表の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比4.2%上昇と、12年7カ月ぶりの高い伸びとなったことや、13日発表された4月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比が6.2%上昇と統計開始以降最大の上昇率を示し、インフレ加速懸念を改めて意識させる内容となった。これを受け、景気回復局面でのバイデン米政権が目指す大型財政出動がインフレ加速を招きかねないとの懸念が台頭。また、米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派的な姿勢を維持するとの見方を背景に、米長期金利が上昇したことから、日米金利差の拡大を見込んだドル買い円売りが強まった。

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