東京外為市況=予想外の日銀追加緩和を背景に、111円台前半

2014/10/31 17:03:24

 週末31日の東京外国為替市場の円相場は、2008年1月以来1ドル=111円台前半。
 7〜9月期の米実質国内総生産(GDP)の速報値が市場予想を上回り、米景気の先行き不透明感が後退したため、ドル買い・円売りが優勢となった海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は109円台前半で始まった後、昼過ぎに日銀金融政策決定会合で追加緩和が決定したことが伝わると、急速に円売り・ドル買いが強まり、1日以来110円台を付けた後も、日銀の黒田総裁が記者会見で「今後も物価目標の実現を目指し、必要があればちゅうちょなく調整する」と述べ、経済情勢次第では追加の金融緩和に踏み切る考えを明らかにしたことから、ドル買い・円売りの流れが継続し、2008年1月以来となる111円台前半での推移となっている。日銀の追加緩和については、サプライズだったとの見方が大勢だが、日銀が進めてきた量的・質的緩和の効果について市場に懸念が広がる可能性もあり、一部では市場の先行きに不透明感が増した面もあるようだ。

関連ニュース(為替)

最新ニュース

※ 当社提供の情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。

※ 本サイトに掲載されている情報の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。

ページトップ