WealthNavi (ウェルスナビ) はいくらから始めるのがおすすめ?安心して投資できる理由も解説

2020/03/01

「ウェルスナビはいくらから始めたらいいのか」

「初期投資金額を知りたい」

ウェルスナビを始める上で投資金額は重要なポイントですよね。

単刀直入にいいますが、ウェルスナビでは最低投資金額である「10万円」から始めれば大丈夫です。

じゃあ早速10万円から始めよう!ではなく、なぜこの金額をおすすめするのかという理由を知っておくことが重要。

今回はそれを踏まえ、下記の2つについて徹底解説していきます!

ウェルスナビはいくらから始めるのがおすすめか
ウェルスナビで安心して投資できる理由

自分にとって無理のない範囲で運用できる金額を見極めていきましょう。

WealthNavi (ウェルスナビ) はいくらから始められる?

ウェルスナビ いくらから 最低金額

ウェルスナビで資産運用には、下記の2種類の資金が必要になります。

  • 初期投資資金:ウェルスナビを始めるために、最低限必要になる投資資金
  • 自動積立資金:効果的に資金運用するために、定期的な追加投資が自動で行える投資資金

自動積立は、任意なので必ず設定しなければいけないわけではありません。

ただ、ウェルスナビは長期的な運用に適しているため、追加投資つまりウェルスナビでいう積立投資がかなり重要。

ウェルスナビを使っている6割以上の人が自動積立を設定していることからも、ここでは自動積立資金は必要な資金と考えて解説していきます。

ウェルスナビが公表しているそれぞれの平均額も合わせて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

初期投資金額は10万円から

ウェルスナビの資産運用は、初期投資金額「最低10万円」から始められます。

「ミリトレ(少額ETF取引機能)」(※1)によって、10万円でもETF(上場投資信託)を世界中からバランスよく購入し、最適なポートフォリオを組めるのです。

ウェルスナビ公式では、初期投資額の平均は52.7万円と公表しています。

※1 ミリトレ
証券取引所で取引できる単位に満たない端株を取引する仕組みです。

自動積立資金は1万円から

ウェルスナビの自動積立資金は「最低1万円」から設定できます。

自動積立とは、毎月決まった日に一定の金額を自動で銀行口座から引き落とし、追加投資ができるサービス。

ウェルスナビ公式では、自動積立額の平均は3.6万円と公表しています。

ウェルスナビの手数料はいくら?投資金額によって変動

ウェルスナビの手数料は、預かり資産の1%(現金部分除く、税込1.1%)です。

つまり、100万円預けた場合、毎年1万円は手数料として引かれるということ。

運用の仕方によっては、手数料割引特典などを受けられる場合もあります。

ウェルスナビを使うなら、手数料についても押さえておきましょう。

ウェルスナビはいくらから始めるべき?自分の状況に応じて投資しよう

ウェルスナビ いくらから お金の使い道

手元にあるお金のうち、「余裕資産」がどれくらいあるかで始めるべき金額が変わってきます。

自分のお金の使い道は、上記の図のように3つに分けられます。

・近いうちに使うお金:生活費、5年以内にすでに使うことが決まっているお金

・予想外に備えるお金:生活費の3〜6カ月分または人によっては2年分とも言われている

将来のためのお金(余裕資産):何気なく積み立てている定期預金、いつの間にか増えていた普通預金の一部

将来のためのお金つまり「余裕資産」が資産運用の元手になるお金です

自分の持っているお金をこの3つに分けて、いくらから始めるべきかを決めていきましょう。

投資初心者は10万円から始めよう

初めて投資をするなら、まずは10万円から始めましょう。

投資金額が多ければ多いほど利益は増えるため、大きい金額で始めようと考えてしまいがち。

しかし、投資資金に余裕のない人が、大きい金額で資産運用を始めるデメリットは下記の通りです。

デメリット1.資産運用を始めるのに時間がかかる

50万円を貯めるのに2〜3年かかってしまうなら、10万円をすぐに運用した方が得策。

デメリット2.生活費を使ってしまう可能性がある

資産運用は、なくなっても生活に支障が出ない余裕資産を使って行うのが鉄則。

無理して許容範囲を超えた金額で始めると、相場のいい・悪いに一喜一憂し、すぐやめてしまいかねません。

ですから、余裕資産が10万円あるならすぐに始めることをおすすめします。

資金に余裕のある人も分散投資で長期的な計画を

ウェルスナビは長期的な運用に適しているため、一気に大金を投じないでコツコツ運用を続けていくことが大事。

積立金額を上げていけば、後からでも投資金額は増やせます。

投資資金があったとしても、すぐになくなってしまわない金額を置いておくことも重要。

また、ウェルスナビは、分散効果が期待できるように厳選した優良なETF(上場投資信託)を組み合わせているため、少ない金額でも十分に利益を出せます。

資金に余裕のある人も投資予算の10〜30%程度で始めて、追加投資で投資資金を増やしていきましょう

自動積立機能を活用しよう

ウェルスナビ いくらから 自動積立機能の活用

ウェルスナビでは、初期投資金額がいくらかというよりも自動積立機能を活用することの方が重要だといっても過言ではありません。

自動積立とは、毎月決まった日に一定の金額(1万円から)を自動で積立投資に回すサービス。

相場を読むのが苦手な人からすると、下記のように悩んで投資ができないという人も多いです。

「いま投資したら次の日には値下がりするかも…」

「いま相場の底か分からないから投資しないほうがいいかも…」

色々と理由を付けてなかなか投資できないなら、機械的に投資をしてくれる方が楽ですよね。

自動で積み立ててくれるので、相場がいいときも悪いときも淡々と資産運用を続けられることがメリット

相場が悪いときに割安で買えるかどうかは、その後の相場が回復したときに恩恵を受けるための重要なポイントなのです。

自動積立機能は、月の引き落とし日を5つから選ぶことができ、月に5回までの複数回の引き落としも設定可能。

引き落とし日や積立回数の分散によって、将来の運用結果が大きく変わることはないので、理由がなければ月に1回の積立で十分です。

任意で設定できるサービスですが、ウェルスナビを使っている3人に2人は自動積立を設定して運用しているので、どんどん活用していきましょう。

ウェルスナビに預けた金額はいくらになる?

ウェルスナビ いくらから 金額はいくらになる?

ウェルスナビに預けた金額がいくらになるのか、なんとなくでも分かったら嬉しいですよね。

ウェルスナビの公式サイトでは、目標金額からその達成の可能性をシミュレーションしてくれる無料診断があります。

資産運用でリターンを得るためには、リスク(不確実性)を受け入れることが大事。

ただ、自身の経済状況や資産運用に対する考え方などによって、リスクを受け入れられる程度(リスク許容度)は変わってくるんです。

無料診断ではリスク許容度を診断し、その結果に応じて最適なポートフォリオ(金融資産の組み合わせ)を提案してくれる便利なサービス。

そこでここでは、この無料診断を使って下記の2点を解説していきます。

・自動積立を毎月1万円に設定した場合
・シミュレーションのやり方

自動積立を月1万円にした場合

ウェルスナビ いくらから 自動積立月1万円にした場合

上記のシミュレーションをみると、自動積立額を毎月1万円ずつ設定した場合、元本560万円が1,020万円〜2,115万円になると予想できます。

ウェルスナビでは、リスク許容度を6つの質問から5段階で診断し、今回はリスク許容度は最大で、30年間運用したときの結果となります。

つまり、1万円の積立でもコツコツ続けていくことで、老後2,000万円問題を乗り越えられるかもしれませんよ。

無料のシミュレーションをしよう

目標金額からその達成の可能性をシミュレーションしてくれる、ウェルスナビの無料診断は公式サイトで誰でも利用可能です。

約1分程度で、6つの質問に答えるだけで診断できるので、空き時間に利用してみましょう。

ウェルスナビの無料診断はこちら

シミュレーションのやり方はいたって簡単。

ウェルスナビ いくらから 診断を始める

まずは、「診断を始める」のボタンをクリック

ウェルスナビ いくらから シミュレーション手順

STEP1:年齢を選択

STEP2:年収を選択

STEP3:金融資産を選択

STEP4:積立額を選択

STEP5:資産運用の目的を選択

STEP6:株価が一気に下落した場合の対応を選択

無料診断では下記の5つの状況に応じて、最適なポートフォリオ(金融資産の組み合わせ)を提案してくれますよ。

目標金額

初期投資額

自動積立額

運用期間

リスク許容度

破綻しても大丈夫?ウェルスナビが安心できる2つの理由

初めて投資しようと思っている人にとっては、

「本当に安全に利用できるの?」

「経営破綻したら預けたお金はどうなるの?」

など不安も多いでしょう。

ウェルスナビが経営破綻した場合も、投資家の資産を守る取り組みを実施しています。

分別管理

ウェルスナビでは、投資家の資産とウェルスナビの資産を分けて管理されています。

保管している銀行自体が違うため、万が一ウェルスナビが破綻しても、投資家の資金は原則保護されます。

投資保護基金

何らかの事情で破綻し、ウェルスナビの分別管理に不備があった場合、一人当たり上限1,000万円まで補償してくれる制度。

ウェルスナビが破綻して分別管理の義務に違反し、投資家の資産の返還ができない場合、日本投資者保護基金が代わりに資産を補償してくれるというもの。

まさかの事態に備えて、投資額が1,000万円を超えないように運用していくことも大切かもしれませんね。

ウェルスナビで投資を始めよう!始め方は?

ウェルスナビの申し込み手続きは、最短たったの3分ですべてオンラインで完結

最短2営業日で、資産運用を始められることが魅力です。

投資資産が10万円あるなら、いますぐにウェルスナビで投資を始めてみましょう。

ウェルスナビでいくらから始めるかより注意すべきこと

ウェルスナビ いくらから 注意

ウェルスナビでいくらから始めるべきかは気になる点ですが、さほど重要ではありません。

それよりも重要なことは、大きく分けて下記の2点のみ。

長期的に運用すること
マイナス局面も我慢すること

運用を始めて1〜2年はマイナスが続くことが多く、最も苦しい期間といえます。

下図は1992年からの25年間、ウェルスナビで資産運用を続けたときの資産の推移を表し、その結果、資産は約2.4倍に増えていることがわかります。

ウェルスナビ いくらから 長期的にみる

長期的にみればプラスですが、始めたばかりの時期に焦点を当ててみたものが下図です。

最初の1年間はマイナスの期間が長かったことがわかりますよね。

このケースだと、苦しいマイナスの1年間を乗り越えて続けてきたことで、資産をプラスにできたのです。

ウェルスナビ いくらから 始めはマイナス

「元本付近でのリターンの変化は人間の感情に大きなインパクトを与える」という行動経済学の研究結果があります。

元本を少しでも上回っていると「嬉しい」と感じ、少しでも下回っていると「悲しい」と感じるなど、一喜一憂しがちであるということ。

プラスのリターンが一定水準を超えると、「悲しい」という感情も小さくなり、資産運用が続けやすくなるということでもあります。

1年や2年といった短期でなかなか成果が出ないということは、ウェルスナビの資産運用においては失敗ではありません。

そのため、運用を始めてすぐのマイナス局面をグッと我慢し、長い目で資産を見守っていくことが重要!

ウェルスナビで資産を長期的に増やそう

今回この記事では、ウェルスナビはいくらから始めるのがおすすめかということについて詳しく解説していきました。

・投資初心者は「10万円」から始める

・自動積立機能で毎月1万円ずつでも追加投資をする

・マイナス局面をグッと堪え、長期的な運用を心がける

ウェルスナビでは、最低投資金額の10万円から気軽に投資が始められます。

月に1万円でも少しずつ積み立てていくことで、20〜30年後に理想の結果が待っているでしょう。

資産運用は、生活費を切り崩すような生活に支障が出るやり方ではうまくいきません。

自分の資産としっかり向き合って、無理のない範囲で運用を続けていきましょう。

また、特に投資初心者は始めて数年間は、資産がマイナスになることで、心配になったり不安になったりしがちです。

ただ、これは投資家なら誰でも通る道なので、長い目でコツコツと運用していきましょう。

ウェルスナビで資産運用を始めるなら「数十年後にプラスになっていればいいや」という気持ちをもつことが大事です。

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