金市況・ニュース
- 貴金属市況=金はカワラズ、白金は下落4月28日 15:2628日の大阪取引所の貴金属市場は、金はカワラズ、白金は下落。
金標準はカワラズ。28日(日本時間29日午前3時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控えることで全般的に様子見姿勢が強く、海外安を映した売りと円安をみた買いが交錯する中、前日と同値で取引を終えた。米FOMCでは金融緩和姿勢の継続が見込まれるが、最近の好調な米経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が緩和縮小を示唆する可能性があるとの思惑も台頭している。
白金標準は下落。米FOMCを控え、先日の上伸に対する調整の売りが入り下落した。 - 2021年3月の香港経由の中国金純輸入量が急増、15カ月ぶりの高水準4月28日 13:15香港政府統計局が4月27日発表した統計によると、中国人民銀行(中央銀行)が需要の改善に伴い新たな輸入割当を発表したことで、2021年3月に香港経由で中国が輸入した金の純輸入量は16.545トンと前月の4.192トンを12.363トン上回る大幅増加。月間ベースとしては2019年12月(41.361トン)以来の大きさを記録。
ストーンXのアナリスト、ローナ・オコンネル氏は「中国人民銀行が銀行に輸入割当を発行しているので、3月の数字はそれほど驚くべきことではない」と述べた。また、「中国の金需要は新年の祝祭の間に順調に回復し、それ以来堅調に推移している」とも述べた。
複数の関係筋によると、中国が国内と国際銀行に対して大規模な金輸入を許可したことが16日、分かった。同筋は「中国当局の輸入許可を受け、約150トンが4〜5月に国内に到着する見通しだ」と述べた。
世界最大の金消費国である中国は毎年、数100トン単位の金を輸入している。ただ、2020年は新型コロナウイルス感染拡大と国内需要の低迷で輸入量は急減していた。
コメルツ銀行のアナリスト、カルステン・フリッチ氏は「国内の在庫は1年以上の非常に抑制された輸入活動の後、非常に低い水準にまで減少していた。したがって、今より多くの金を輸入する必要性が高まっていることは驚くべきことではない」と述べた。
中国は世界最大の金消費国だが、金貿易にかかわる公式なデータを発表していない。そのため、香港政府統計局の数字が、中国本土への金の流れを把握するための代替指標となる。ただ、中国は上海や北京を通しても金を輸入しているため、中国の金輸入の全体像は捉えていない可能性もある。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6190円〜6210円4月28日 09:04金標準は堅調。円安をみた買いに支えられ、プラス圏で推移。28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控える中、米連邦準備制度理事会(FRB)がワクチン普及を背景に景気判断を引き上げることへの警戒感が台頭したことで、米金利が上昇。外国為替市場では円安ドル高が進行した。
金標準 4月限 6200円 +6 ドル円 108.78円 (09:05) - 27日のNY金はほぼ横ばい4月28日 08:21今朝のNY金は1770ドル台半ばから後半での取引。
27日のNY金はほぼ横ばい。28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表や、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見を前に様子見ムードが広がる中、ポジション調整中心の取引となった。
市場は米FRBが金融緩和策を継続し景気判断を引き上げると見込む一方、資産購入の段階的な縮小のタイミングについて言及があるかどうか注目している。米FOMC声明発表は日本時間29日午前3時、パウエル議長の記者会見は同午前3時30分の予定。 - 貴金属市況=金と白金は共に堅調4月27日 15:2227日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に堅調。
金標準は堅調。海外高と円安をみた買いに支えられ、堅調に大引けた。27、28両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金融緩和姿勢の継続が見込まれるが、最近の米経済指標が労働市場の回復を示しているため、米連邦準備制度理事会(FRB)が緩和縮小を示唆するかが注目されている。
白金標準は上伸。世界的な環境規制の強化に伴うパラジウム需要の増加見通しを背景にパラジウム相場が上昇していることになびいた買いが入った。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6180円〜6200円4月27日 09:01金標準は堅調。海外高と円安をみた買いに支えられ、堅調に推移。本日は日銀金融政策決定会合の結果公表やその後の黒田東彦総裁の会見を控えることや、28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控えて市場の様子見姿勢も強く、調整主導にもち合う動きが見込まれる。
金標準 4月限 6190円 新甫 ドル円 108.17円 (09:00) - 26日のNY金は小反発4月27日 08:20今朝のNY金は1780ドル台前半での取引。
26日のNY金は小反発。為替のドル安基調を受けた買いが入ったが、27−28日開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちの姿勢が強く、上値は抑えられた。
米FOMCでは現在の金融緩和姿勢を維持する見通し。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米FOMC終了後の会見で、物価や景気認識に関してどのように言及するか注目されている。 - 貴金属市況=金は下落、白金は堅調4月26日 15:1826日の大阪取引所の貴金属市場は、金は下落、白金は堅調。
金標準は軟調。好調な米経済指標を眺めた売りに圧迫され、軟調に推移。27、28両日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、28日のバイデン大統領による上下両院合同会議での施政方針演説を控える他、国内はGWの連休を控えて、目先はもち合いの動きが見込まれる。ただ、国内市場は商いも薄く、イベント通過後に相場が大きく動く可能性がある点には注意したい。
白金標準は上伸。ガソリン自動車の排ガス浄化触媒に多く用いられるパラジウムが、供給懸念と需要改善予想を背景に3000ドルに迫る史上最高値を記録した流れを映し、白金相場も上昇した。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6150円〜6180円4月26日 09:14金標準は軟調。好調な米経済指標を眺め、投資家のリスク選好姿勢が強まる一方、安全資産とされる金は下落。海外安をみた売りに圧迫された。27、28両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢も強く、調整主導にもち合う動きが見込まれる。
金標準 2月限 6161円 -37 ドル円 107.88円 (09:12) - 23日のNY金は続落4月26日 08:17今朝のNY金は1770ドル台での取引。
23日のNY金は続落。朝方発表された4月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値と3月の米新築住宅販売件数が市場予想を上回る堅調な内容となったことを受けて、米株価が急反発したことから、安全資産とされる金は売られた。
中心限月の期近6月限は一時、前日比12.50ドル安の1769.50ドルまで下落。ただ、4月のユーロ圏全体のPMIが総じて堅調だったことを受けて、ドルが対ユーロで下落したことによる割安感が支援材料となり、下げ幅を縮小した。 - 貴金属市況=金は下落、白金は堅調4月23日 15:2423日の大阪取引所の貴金属市場は、金は下落、白金は堅調。
金標準は軟調。海外安や円高をみた売りに圧迫され、下落して取引を終えた。ただ、バイデン米大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン税率の引き上げを来週提案する見通しとの報道を受け、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが低下したことが、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となっており、目先は底固い値動きが見込まれる。
白金標準は限月間でまちまちな動きの中、先限が小幅高で取引を終えた。新型コロナウイルス感染拡大に伴う先行き不透明感の高まりや、米政権による増税案の報道を受けた米株安が、工業用需要の割合の高い白金の上値を圧迫しており、目先は上値の重い展開が見込まれる。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6180円〜6200円4月23日 09:12金標準は軟調。海外安や円高をみた売りに圧迫され、マイナス圏で推移している。ただ、バイデン米大統領が富裕層に対するキャピタルゲイン課税引き上げを提案するとの報道を受け、米株価や米長期金利が下落したことが相場を下支え、目先の安値は買い拾われる動きが見込まれる。
金標準 2月限 6188円 -23 ドル円 107.91円 (09:12) - 22日のNY金は反落4月23日 08:10今朝のNY金は1780ドル台での取引。
22日のNY金は3営業日ぶりに反落。為替のドル高・ユーロ安による割高感から利益確定の売りが優勢。また、朝方発表された米週間新規失業保険申請件数が2週連続で改善し、昨年の新型コロナウイルス感染拡大以降で最も少ない水準を前週に続き更新したことも弱材料となった。 - 貴金属市況=金と白金は共に堅調4月22日 15:1722日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に堅調。
金標準は堅調。米長期金利の低下を好感した買いと円高をみた売りが交錯する中、買いが優勢となり、プラス圏で取引を終えた。カナダ中銀が債券買い入れ額の縮小を表明したことを受け、本日の欧州中央銀行(ECB)定例理事会でもタカ的な発言が出る可能性があるとの見方が一部で浮上したことも、市場の様子見姿勢を強めた。
白金標準は上伸。調整主導の動きの中、世界的な株式市場の上伸になびいた買いが入り、堅調に大引けた。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6220円〜6240円4月22日 09:04金標準は堅調。米長期金利の低下を好感した買いが入ったことや、ロシアと米欧の対立や、新型コロナウイルスの感染拡大を巡る懸念を背景とした投資家のリスク回避姿勢の高まりから、安全資産としても買われた。本日は欧州中央銀行(ECB)定例理事会の開催を控えるため外国為替市場を中心に様子見姿勢も強く、現在の値位置でのもち合いが見込まれる。
金標準 2月限 6229円 +26 ドル円 108.03円 (09:00) - 21日のNY金は続伸4月22日 08:15今朝のNY金は1790ドル台半ばでの取引。
21日のNY金は続伸。長期金利の指標となる10年物米国債利回りは前日と同水準の1.57%付近で推移。前月まで米長期金利の上昇が金利を生まない資産である金の重しとなっていたが、最近は米長期金利が落ち着いていることが支援材料となり、金が買われている。また、世界的な新型コロナウイルス感染者の増加をめぐる警戒感も安全資産としての金を買う動きを促している。 - 貴金属市況=金は上伸、白金は下落4月21日 15:2721日の大阪取引所の貴金属市場は、金が上伸、白金は下落。
金標準は上伸。世界的な新型コロナウイルス感染者の増加を嫌気して米欧株式市場がほぼ全面安となり、安全資産として買われた他、米長期金利の低下をみた買いが入り、堅調に取引を終えた。
白金標準は下落。ワクチン接種による世界経済の早期正常化期待が後退し、工業用需要の回復期待が後退したことや、円高を見た売りに押されて下落した。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6160円〜6190円4月21日 09:13金標準は堅調。世界的な新型コロナウイルス感染者の増加を嫌気して米株価が下落。これを眺めて米長期金利が低下したことが、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となった。ただ、国内市場は円高をみた売りが入り、上げ幅を削られる動きとなった。
金標準 2月限 6176円 +11 ドル円 107.95円 (09:18) - 20日のNY金は反発4月21日 08:13今朝のNY金は1770ドル台後半での取引。
20日のNY金は反発。米株価が世界的な新型コロナウイルス感染者の増加を背景に下落したことで、安全資産として米債券が買われ、米長期金利の指標である10年物国債利回りが低下。金利を生まない資産である金には強材料となった。 - 貴金属市況=金と白金は共に下落4月20日 15:2920日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが1.60%台に上昇したことや、外国為替市場の円高をみた売りに圧迫され、軟調に推移。ただ、世界的な新型コロナウイルスの感染再拡大を巡る懸念から安全資産としての買いも入り、下げ渋った。
白金標準は下落。円高を見た売りに圧迫され、軟調に推移。ただ、時間外の電子取引でドル建てニューヨーク白金相場が上伸した流れを映し、下げ幅は限られた。
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