金市況・ニュース
28日のNY金は続落、ドル高や米金利上昇を受けて売り優勢の展開8月29日 07:30
28日のNY金(COMEX金)は続落。NY金先物中心限月12月限は前日比15.1ドル安の2537.8ドル。この日は手掛かり材料難の中、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり金の売りが先行した。また、米長期金利の上昇より下げ幅を拡大する展開となった。市場では30日に米個人消費支出の発表を控えており様子見ムードが広がっている。
- 28日のNY金は続落、ドル高や米金利上昇を受けて売り優勢の展開8月29日 07:3028日のNY金(COMEX金)は続落。NY金先物中心限月12月限は前日比15.1ドル安の2537.8ドル。この日は手掛かり材料難の中、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり金の売りが先行した。また、米長期金利の上昇より下げ幅を拡大する展開となった。市場では30日に米個人消費支出の発表を控えており様子見ムードが広がっている。
- 23日のNY金は反発、米長期金利の低下を受けて買い優勢の展開7月24日 07:3223日のNY金(COMEX金)は反発。NY金先物中心限月8月限は前日比12.6ドル高の2407.3ドル。全米リアルター協会(NAR)が23日に発表した6月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比5.4%減の389万戸だった。昨年12月以来の低水準で、事前予想400万戸を下回った。これを受けて、9月の利下げを開始する期待が高まり、米長期金利が低下。金利を生まない資産である金の買いが入る展開となった。
- 3日のNY金は大幅反発、米製造業景気指数の結果を受けて米長期金利が下落し買い優勢の展開6月4日 07:373日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月8月限は前営業日比23.5ドル高の2369.3ドル。
米供給管理協会(ISM)が3日に発表した5月の製造業景気指数は48.7と、4月の49.2から低下し、低下は2カ月連続で景気拡大・縮小の分岐点となる50を下回る結果となった。これを受けて、年内の利下げ観測が強まり、米長期金利が下落。金利を生まない資産である金の魅力が高まり、押し目で買いが入った。また、外国為替市場ではドル指数が下落。ドル建てで取引される商品の割安感が強まり、上げ幅を拡大する展開となった。 - 14日のNY金は軟調、米FOMC声明発表を控え12月15日 08:4614日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比6.8ドル安の1818.7ドル。
米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控え、先日の上伸に対する調整の売りが入り下落した。また、清算値確定後に米連邦準備制度理事会(FRB)は、米FOMC声明を発表。政策金利となるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.50%ポイント引き上げ、4.25-4.50%とした。大方の予想通りの内容とだったが、同時に発表された米FOMC参加者による金利・経済見通しでは、米FRB政策当局者19人の2023年末の政策金利の予想中央値が5.1%と、金融引き締めが2023年も継続することを示す内容となり、金利を生まない資産である金が一時売られる場面もあった。 - 17日のNY金は上伸、ECBの年内利上げ観測を背景とした対ユーロでのドル安を受け5月18日 08:5817日のNY金は上伸。指標限月6月物の清算値(終値)は前日比4.9ドル高の1818.9ドルとなった。
欧州中央銀行(ECB)による年内利上げ観測を背景に対ユーロでのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は17日、インフレが明らかに減速するまで金融引き締めを続けると表明。米FRBが今後も利上げを実施するとの見通しが金利を生まない資産である金の上値を押さえ、NY金の上げ幅は限られた。
ECB理事会メンバーのオランダ中銀総裁は17日、インフレ率が過度に高いため、第4四半期の利上げが現実的との考えを示すと共に、インフレ次第で利上げ幅を拡大する可能性も排除しない考えを示した。これに先立ち、欧州連合(EU)欧州委員会は16日に発表した経済予測で、2022年が6.1%と2月時点の予想(3.5%)から大幅に引き上げ、ロシアが天然ガス供給を突然停止すれば、更に3%押し上げられるとの試算を示している。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6300円〜6350円6月29日 09:15金標準は下落。28日のNY金は小幅続伸となったものの、今朝の取引では売りがやや優勢となり下落していることが弱材料。デルタ株による新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感があるものの、最近の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言による早期の量的緩和の縮小と利上げ観測が圧迫材料となっている。
金標準 6月限 6322円 -25円 ドル円 110.60円 (09:10) - * 来週の主な予定6月25日 15:15・ 6月28日(月)
* ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁がイベントに参加
* ハーカー米フィラデルフィア地区連銀総裁が講演
・ 6月29日(火)
* 6月のユーロ圏景況感指数
* 6月のユーロ圏消費者信頼感指数・確定値
* 4月のS&P/ケース・シラー米住宅価格指数
* 6月の米消費者景気信頼感指数
・ 6月30日(水)
* 6月の中国PMI(製造業購買担当者景況指数、国家統計局発表)
* 6月のユーロ圏消費者物価指数・速報値(前年比)
* 6月のADP全米雇用報告・民間就業者数
* 6月のシカゴ購買部協会景況指数
* 2021年度米農務省・穀物作付け面積予想
* 米農務省・四半期穀物在庫報告
* 東京原油6月限納会
* 大阪ゴムTSR20・7月限納会
・ 7月 1日(木)
* 6月の中国PMI(製造業購買担当者景況指数、財新・マークイット)
* 6月のユーロ圏製造業PMI(購買担当者景況指数)・確定値
* 5月のユーロ圏失業率
* 米週間新規失業保険申請件数
* 6月の米製造業PMI(購買担当者景況指数)・確定値
* 6月の米ISM(供給管理協会)製造業景況指数
* 5月の米建設支出
* 石油輸出国機構(OPEC)総会
* OPECプラス閣僚級会合
* 中国共産党創設100周年
・ 7月 2日(金)
* 5月のユーロ圏卸売物価指数
* 6月の米非農業部門就業者数
* 6月の米失業率
* 6月の米平均時給
* 5月の米貿易収支
(注)上記の予定は予告なく変更される事があります。日付はすべて現地時間。 - * 来週の主な予定6月18日 17:41・ 6月21日(月)
* ブラード・米セントルイス地区連銀総裁が講演
* カプラン・米ダラス地区連銀総裁がバーチャル会合に出席
・ 6月22日(火)
* 6月のユーロ圏消費者信頼感指数・速報値
* 5月の米中古住宅販売件数
* メスター・米クリーブランド地区連銀総裁が講演
* デイリー・米サンフランシスコ地区連銀総裁が講演
* パウエル米FRB議長、新型コロナウイルス危機に関する米下院特別小委員会で証言
・ 6月23日(水)
* 6月のユーロ圏製造業PMI(購買担当者景況指数)・速報値
* 6月のユーロ圏総合PMI(購買担当者景況指数)・速報値
* 今年第1四半期の米経常収支
* ボウマン・米FRB理事が講演
* 6月の米製造業PMI(購買担当者景況指数)・速報値
* 5月の米新築住宅販売件数
* ボスティック・米アトランタ地区連銀総裁がウェビナーで講演
・ 6月24日(木)
* 6月のドイツIFO景況感指数
* 今年第1四半期の米国内総生産(GDP)・確定値
* 5月の米耐久財受注
* 米週間新規失業保険申請件数
* ハーカー・米フィラデルフィア地区連銀総裁がバーチャル会合で講演
* ボスティック・米アトランタ地区連銀総裁がバーチャル会合で講演
* ウィリアムズ・米ニューヨーク連銀総裁がバーチャル形式の討論会に参加
* 欧州連合(EU)首脳会議(25日まで)
* 大阪ゴムRSS3号6月限納会
・ 6月25日(金)
* 5月の米個人消費支出
* 5月の米個人所得
* 5月の米個人消費支出(PCE)物価指数(前年同月比)
* 5月の米個人消費支出(PCE)コア物価指数(前年同月比)
* 6月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・確定値
* メスター・米クリーブランド地区連銀総裁が討論会に参加
* 大阪貴金属各6月限納会
* 東京石油製品各7月限納会
(注)上記の予定は予告なく変更される事があります。日付はすべて現地時間。 - * 来週の主な予定6月11日 13:02・ 6月14日(月)
* 4月のユーロ圏鉱工業生産
* 中国市場休場(端午節)
・ 6月15日(火)
* 4月のユーロ圏貿易収支
* 5月の米小売売上高
* 5月の米卸売物価指数
* 5月の米卸売物価指数・コア指数
* 6月のニューヨーク連銀・製造業景況指数
* 5月の米鉱工業生産指数
* 5月の米設備稼働率
* 6月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅建設業者信頼感指数
* 米連邦公開市場委員会(FOMC、16日まで)
* 大阪一般大豆6月限納会
* 大阪とうもろこし7月限納会
・ 6月16日(水)
* 5月の日本貿易統計
* 5月の中国小売売上高(前年比)
* 5月の中国鉱工業生産(前年比)
* 5月の米住宅着工件数
* 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表
* 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利・経済見通し発表
* パウエル米FRB議長・定例会見
* 南アフリカ市場休場(青年の日)
・ 6月17日(木)
* 5月のユーロ圏消費者物価指数・確定値(前年比)
* 6月のフィラデルフィア連銀・製造業景況指数
* 米週間新規失業保険申請件数
* 5月の米景気先行指数
* 日銀政策委員会・金融政策決定会合(27日まで)
* ユーロ圏財務相会合
・ 6月18日(金)
* 5月の全国消費者物価指数(前年比、生鮮食品除く)
* 日銀政策委員会・金融政策決定会合
* 黒田日銀総裁・記者会見
* 4月のユーロ圏経常収支
* 欧州連合(EU)財務相理事会
* イラン大統領選
* 大阪堂島東京コメ、新潟コシヒカリ各6月限納会
(注)上記の予定は予告なく変更される事があります。日付はすべて現地時間。 - 来週の商品市場・主要経済発表予定11月1日 16:48
・11月 4日(月) * ローゼングレン・米ボストン地区連銀総裁が講演 * 米国市場が冬時間に移行(取引時間が夏時間より1時間繰り下げ) * 日本市場休場(文化の日) ・11月 5日(火) * オーストラリア中央銀行が政策金利について発表 * 9月のユーロ圏卸売物価指数(0.2%の上昇予想、前月は横ばい) * 10月の米ISM非製造業景況指数(54.0の予想、前月は54.4) * ラッカー・米リッチモンド地区連銀総裁が講演 ・11月 6日(水) * 10月のユーロ圏総合PMI・確定値(51.5の予想、速報値は51.5) * 9月のユーロ圏小売売上高(0.1%の下落予想、前月は0.7%増加) * 9月の米景気先行指数(0.6%の上昇予想、前月は0.7%上昇) * ピアナルト・米クリーブランド地区連銀総裁が講演 ・11月 7日(木) * 英国中央銀行が政策金利について発表 * 欧州中央銀行(ECB)定例理事会 * 欧州中央銀行(ECB)定例記者会見 * 今年第3四半期の米GDP速報値(2.1%の上昇予想、前期は2.5%上昇) * 米週間新規失業保険申請件数(前週は34万件) * 9月の米消費者信用残高(115億jの増加予想、前月は136.25億j増加) * バーナンキ米FRB議長がIMF主催の経済フォーラムに参加 ・11月 8日(金) * 10月の中国貿易収支(221億jの黒字予想、前月は152億jの黒字) * 10月の米非農業部門就業者数(13万人の増加予想、前月は14.8万人増加) * 10月の米失業率(7.3%の予想、前月は7.2%) * 9月の米個人所得(0.3%の増加予想、前月は0.4%増加) * 9月の米個人消費支出(0.2%の増加予想、前月は0.3%増加) * 11月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(前月確定値は73.2) * 11月1日現在の米農務省・穀物需給報告 * ロックハート・米アトランタ地区連銀総裁が講演 * ウィリアムズ・米サンフランシスコ地区連銀総裁が講演 (注)上記の予定は予告なく変更される事があります。
- 関連ニュース4月7日 14:49日本銀行は7日の金融政策決定会合で、東日本大震災で打撃を受けた被災地の金融機関を対象に、復興支援のための総額1兆円の低利融資制度を創設することを決めた。次の決定会合までに詳細を詰める。
また、震災とその後の原発事故に伴う停電で、生産活動が当面、停滞する可能性が大きいことなどから、景気判断を昨年11月以来、5カ月ぶりに引き下げた。金融政策は、事実上のゼロ金利政策を柱とする現行政策の維持を全員一致で決定。
※ 当社提供のs情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。