金市況・ニュース
- 東京貴金属見通し=買い拾う局面の金11月24日 16:52<金>
今週の東京金先限は買い材料難の中、テクニカル売りに下押し水準を切り下げた。
来週は28日に開かれる米上院のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)次期議長に対する承認公聴会が注目材料。今週公表された11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的であったことでドルが急落しNY金は動意付く気配を窺わせており、次期議長の金利政策における発言は相場を大きく動かす要因となるであろう。タカ派的発言はないと読む。水準を切り下げた国内金は下値を買い拾う姿勢が得策か。
来週の先限予想レンジは4580円〜4700円。
<白金>
今週の東京白金は上下動。世界第3位の白金生産国ジンバブエで15日未明に発生した軍部による実質的なクーデターを受け国単位の供給障害への懸念が強まったことや、金の上伸になびいた買いが入り、NY白金は17日高値957.5ドル、東京白金は20日に高値3434円をつけ、共に200日移動平均線の水準を上回ったが、その後は値位置を維持できずに急反落。23日の感謝祭を前に11月が決算月となるファンドの利益確定の売りが入ったと見られる。
ただ、白金生産団体ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル(WPIC)が21日公表した四半期リポートでは、2018年は供給不足が大幅に拡大すると予想されるなど、需給ひっ迫見通しの強まりを背景に安値からは買い戻されており、来週は底堅い値動きが見込まれる。
来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3450円。 - 東京貴金属市況=金が小反発、白金は前日水準11月24日 15:40週末24日の東京貴金属市場は、金が小反発、白金は前日水準。
前場の東京金は、ニューヨーク金先物相場がドル安・ユーロ高に伴う割安感から国内休場前に比べて水準を切り上げたものの、為替の円高を受けて売り優勢で始まった。その後はニューヨーク時間外の強含みを眺めて、前日水準近辺で推移。後場はやや買い戻し優勢で取引され、小幅高で大引けた。市場筋は「注目された11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的であったことでドルが急落し、NY金は上に向けて動意付いた形。国内金も堅調推移が期待できる地合いと判断すべきだろう」と指摘した。
白金は方向性乏しく前日水準で推移した。 - 東京貴金属市況(午前)=金は前日水準11月24日 11:17金は前日水準。日中立ち会いは、ニューヨーク金先物相場がドル安・ユーロ高に伴う割安感から国内休場前に比べて水準を切り上げたが、為替の円高を受けて、売り優勢で始まった。その後はニューヨーク時間外の強含みを眺めて、前日水準近辺に値を戻している。
白金は小反落。為替の円高を受けて安寄り後、下げ幅を縮小。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4600円〜4620円11月24日 09:03東京金は軟調。海外高を映した買いと円高をみた売りが交錯する中、小幅安で推移しています。外国為替市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨がハト派的と解釈されたことで円高ドル安が進行。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースは引き続き緩やかなペースに留まるとの観測が広がる中、長期金利の低下傾向が続いていることも、金利を生まない資産である金にとっては支援材料となりました。また、史上最高値を更新し続けている世界の株価が下落に転じる可能性などのリスクに対して、投資家が金塊にヘッジ買いを入れたがっていることも相場を支えているとの指摘も聞かれました。
東商取金 10月限 4608円 -3 ドル円 111.27円 (09:01) - NY金は堅調、米利上げペースを巡る思惑を背景に11月24日 08:35今朝のNY金は1290ドル付近で推移。22日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて米利上げペースが緩やかになるとの見方が広がったことが金利を産まない資産である金の支援材料となり上伸。また、対ユーロでのドル安が進行し、ドル建てNY金に割安感が出たことも買われた要因。ただ、23日は日米が休日だった影響で積極的な商いは見送られ、今朝の時点では調整主導の売りに上げ幅を削られたものの、小幅な値動きに留まっています。
- 東京貴金属市況=金は続落、白金は小反発11月22日 15:3222日の東京貴金属市場は、金は続落、白金は小反発。
前場の東京金は、21日のニューヨーク金先物相場が安値拾いなどの買いに反発したものの、為替の円高との綱引きとなり方向感を欠いて始まった。その後は円相場の引き締まりを眺めた売りなどに押され、マイナスサイドで推移。後場は模様眺めの中、概ね軟調に推移した。市場筋は「米国の感謝祭を控え取引参加者が少なく、買い気は乏しかった。株価の上昇を背景とした投資家のリスクオン姿勢が金相場を圧迫したようだ」と指摘した。
白金は小反発。ニューヨーク相場の上昇を受けて高寄り後、上げ幅を縮小させた。 - 東京貴金属市況(午前)=金は続落11月22日 11:16金は続落。日中立ち会いは、21日のニューヨーク金先物相場が安値拾いなどの買いに反発したが、為替の円高との綱引きとなり、方向感を欠いて始まった。その後は円相場の引き締まりを眺めた売りなどに押され、マイナスサイドでの推移となっている。
白金は小反発。ニューヨーク相場の上昇を受けて高寄り後、上げ幅を縮小する展開。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4600円〜4630円11月22日 09:12東京金は軟調。海外高を映した買いと為替の円高をみた売りが交錯する中、概ね軟調に推移。23日は国内が勤労感謝の日、米国が感謝祭の祝日であることも様子見姿勢を強める要因となり、小幅な値動きに留まっています。
東商取金 10月限 4617円 -1 ドル円 112.33円 (09:08) - NY金は上伸、調整主導の動きに11月22日 08:39今朝のNY金は1280ドル付近で推移。22日(日本時間23日午前4時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(10月31日〜11月1日開催分)の公表を控えて調整主導の動きの中、トランプ米大統領が北朝鮮をテロ支援国家に再指定したことを受けて朝鮮半島情勢が再び緊張するとの見方や、ドイツのメルケル首相が模索してきた連立交渉の決裂により同国の政局不透明感が広がっていることなどを手掛かりとした安全資産としての買いが入り上伸しました。
- 東京貴金属市況=金、白金ともに反落11月21日 15:4221日の東京貴金属市場は、金、白金ともに反落。
前場の東京金は、20日のニューヨーク金先物相場がドル高や米利上げ観測を背景に下落したことを受け、売り先行で始まった。後場はニューヨーク時間外高を眺めて下げ渋ったものの、概ね軟調に推移した。市場筋は「今週公表の11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が12月の米利上げに向けただめ押しとなるようだと、地合いはより軟化しそうだ」と指摘した。
白金もニューヨーク相場の下落を受け反落した。 - 東京貴金属市況(午前)=金は反落11月21日 11:15金は反落。日中立ち会いは、20日のニューヨーク金先物相場がドル高や米利上げ観測を背景に下落したことを受け、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外高を眺めて下げ渋っている。
白金も反落。ニューヨーク相場の下落を受けて安寄り後、下げ幅を縮小する展開。 - 東京金は下落、日中予想価格帯は4600円〜4630円11月21日 09:10東京金は下落。海外安を映した売りが先行し、軟調に推移。為替が昨日の大引け時点よりも円安に振れているため安値からは買い戻されましたが基調が弱く、上値の重い展開が見込まれています。
東商取金 10月限 4618円 -21 ドル円 112.58円 (09:07) - NY金は下落、ドル高や米株高を受け11月21日 08:37今朝のNY金は1270ドル台後半で推移。3党連立協議が決裂したドイツの政局不安などを背景に対ユーロでドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落。また、世界的な株高を受け投資家のリスク回避姿勢が後退したことも安全資産とされる金が売られる要因となりました。
- 東京貴金属市況=金、白金ともに上昇11月20日 15:36週明け20日の東京貴金属市場は、金、白金ともに上昇。
前場の東京金は、先週末のニューヨーク金先物相場が米税制改革の進展をめぐる不透明感やドル安を背景に上昇したことを受け、買い先行で始まった。その後はニューヨーク時間外、円相場ともに動きが乏しく狭いレンジで推移。後場は、小口の売りがみられたことで、やや上げ幅を縮小させて大引けた。市場筋は「今週も米税制改革の行方が注目材料。先週末のニューヨーク金の上昇は下値が堅いことを証明した。買い方有利の状況にみえるのだが。」と指摘した。
白金もニューヨーク高を映しプラスサイドで取引された。 - NY白金が下落、前日比10ドル超安11月20日 12:29NY白金が下落、前週末比10.10ドル安の944.50ドル
(日本時間20日12時29分現在) - 東京貴金属市況(午前)=金は上昇11月20日 11:14金は上昇。日中立ち会いは、先週末のニューヨーク金先物相場が米税制改革の進展をめぐる不透明感やドル安を背景に上昇したことを受け、買い先行で始まった。その後はニューヨーク時間外、円相場ともに動きが乏しく、狭いレンジで推移している。
白金は続伸。ニューヨーク高を映し、プラスサイドでの取引。 - 東京金は堅調、日中予想価格帯は4630円〜4660円11月20日 09:02東京金は堅調。海外高を映した買いが先行し、堅調に推移。ただ、為替の円高を嫌気した売りに頭を押えられて伸び悩み、高値からは上げ幅を削られる動きとなっています。
東商取金 10月限 4644円 +15 ドル円 112.02円 (09:00) - NY金は急伸、一時1300ドルの節目を試す展開に11月20日 08:31今朝のNY金は1290ドル台で推移。ロシアによる米大統領選介入疑惑の再燃や米税制改革を巡る先行き不透明感を背景に、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いや安全資産としての買いが入り急伸。一時は1297.50ドルまで急伸し、10月16日以来の高値圏となる1300ドルの節目を試しました。
- 東京貴金属見通し=切っ掛け待ちの金11月17日 16:55<金>
今週の東京金先限は、為替の円高を嫌気した売りなどにより、やや水準を切り下げて越週した。
来週は米税制改革をめぐる不透明感を背景に下値は堅いものの、12月の米連邦準備制度理事会(FRB)の政策金利引き上げを意識し頭も重く、ボックス内での取引を強いられそう。ただ、税制と金利政策の材料は既に手垢の付いた材料であるため、新鮮な刺激材料が出現した場合は方向性を明確に示すことに。切っ掛けを見逃さない姿勢が得策だろう。
来週の先限予想レンジは4580円〜4700円。
<白金>
今週の東京白金は週末にかけて弱含み、100日移動平均線(17日時点3389円)を挟んだ値位置で推移した。
環境規制の強化により各国でガソリン車やディーゼル車の使用を規制する方針が示され、自動車の排ガス除去装置の触媒用需要の後退見通しが強まっていることから上値は重い。ただ、世界第3位の白金生産国のジンバブエで15日、軍部が国営放送局を占拠すると共にムガベ大統領を拘束する事実上のクーデターが発生し、経済への影響は不透明だが、同国からの供給減少懸念が強まれば相場にとっては支援材料。来週23日の日本は祝日、米国が感謝祭の祝日であることが市場の様子見姿勢を強めているが、目先は需給環境を睨みながら底堅く推移すると考えられる。
来週の予想レンジは先限ベースで3300円〜3500円。 - 東京貴金属市況=金が前日水準、白金は概ね小幅高11月17日 15:32週末17日の東京貴金属市場は、金が前日水準、白金は概ね小幅高。
前場の東京金は、本日のニューヨーク金先物時間外相場がドル安を背景に上昇したためやや買い優勢となり、小幅プラスサイドで推移した。後場は、為替の円高を嫌気した売りに圧迫され、結局前日水準で大引けた。市場筋は「米税制改革をめぐる不透明感によりドル建て金は下支えられているが、上に向けて動き出す相場ではないようだ。来週もボックス内での取引を強いられそう」と指摘した。
白金はニューヨーク高を受け確りで推移した後、円高を背景に伸び悩んだ。
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