金市況・ニュース
- 25日のNY金は堅調、調整主導の動き1月26日 09:1925日のNY金は堅調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比7.2ドル高の1942.6ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)などの政策決定会合を来週に控え、全般的に様子見姿勢が強まる中、対ユーロでのドル安が進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。アジアの大半の地域が春節(旧正月)で休場であることも、様子見姿勢を強めた要因。目先は、来週1月31日〜2月1日の日程で開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)に影響を与える可能性がある経済指標を眺めながらの調整の動きが見込まれている。 - 25日の金ETFは増加、現物保有量は919.37トン1月26日 09:11ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、25日時点で前日比2.03トン増の919.37トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は20日現在、2021年12月末と比べ56.29トン減少している。 - 24日のNY金は上伸、対ユーロでのドル安を受け1月25日 09:1624日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比6.8ドル高の1935.4ドル。
S&Pグローバルが24日に発表したユーロ圏の1月の総合総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は50.2と前月の49.3から上昇。好不況の分かれ目となる50を昨年6月以来初めて上回ったことで、ユーロ買いドル売りが進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。
ただ、市場関係者からは、ユーロ圏が景気後退を回避できる可能性が示される一方、インフレ抑制のための欧州中央銀行(ECB)の利上げが加速しかねないとの懸念も聞かれ、2月2日に開催されるECB定例理事会が注目される。市場では、2月の理事会以降で見込まれている0.50%の利上げが見込まれている。 - 24日の金ETFは増加、現物保有量は917.34トン1月25日 09:15ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、24日時点で前日比0.28トン増の917.34トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は20日現在、2021年12月末と比べ58.32トン減少している。 - 23日のNY金は小幅高、米FRBの利上げペース減速見通しが支援材料1月24日 09:0823日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比0.4ドル高の1928.6ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締め姿勢を緩和し、1月31日、2月1日の日程で開催される次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ幅を縮小し、0.25%の利上げを実施するとの見方が、金利を生まない資産である金を下支えた。また、欧州中央銀行(ECB)当局者が追加的な大幅利上げ実施を示唆する発言を行い、対ユーロでのドル安が進行したことも、ドル建てNY金が買われる要因となった。 - 20日の金ETFは増加、現物保有量は917.06トン1月23日 08:43ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、20日時点で前日比4.63トン増の917.06トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は20日現在、2021年12月末と比べ58.60トン減少している。 - 19日の金ETFは増加、現物保有量は912.43トン1月23日 08:42ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、19日時点で前日比1.45トン増の912.43トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は19日現在、2021年12月末と比べ63.23トン減少している。 - 20日のNY金は堅調、米FRBの利上げペース減速見通しが支援材料1月23日 08:3920日のNY金は堅調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比4.3ドル高の1928.2ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げペースを減速するとの思惑を背景に、金利を生まない資産である金は買われて上伸した。ただ、対主要国通貨でのドル高を受けた売りに上値を抑えられ、上げ幅は限られた。1月31日から2月1日の日程で開催される次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅が注目され、市場では0.25%の利上げが予想されている。 - 18日の金ETFは増加、現物保有量は910.98トン1月19日 11:50ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、18日時点で前日比1.74トン増の910.98トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は18日現在、2021年12月末と比べ64.68トン減少している。 - 17日のNY金は軟調、日銀の金融政策決定会合を控えた調整の動き1月18日 10:2717日のNY金は軟調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比11.8ドル安の1909.9ドル。
調整主導の売りに上値を抑えられ、高値からは下落したが、清算値は1900ドル台を維持。米連邦準備制度理事会(FRB)が金融引き締め姿勢を緩和するとの見方が支援材料。また、18日までの日程で開催される金融政策決定会合で、日銀がイールドカーブ・コントロールを政策を変更または撤廃する可能性があるとの観測が市場の様子見姿勢を強めている。 - 17日の金ETFは減少、現物保有量は909.24トン1月18日 10:14ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、17日時点で前日比2.90トン減の909.24トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は17日現在、2021年12月末と比べ66.42トン減少している。 - 16日のNY金は休場、キング牧師生誕記念日1月17日 08:3416日のNY金は米国が牧師生誕記念日のため休場。
- 13日のNY金は上伸、米FRBの利上げ減速観測を受け1月16日 09:1413日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比22.9ドル高の1921.7ドル。
米ミシガン大学が13日発表した1月の1年先の期待インフレ率(速報値)が4.0%と昨年12月の4.4%から低下し、2021年4月以来の低水準となったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が現行の金利引き上げペースを減速させるとの観測が強まり、金利を生まない資産である金には見直しの買いが入り上伸。また、世界最大の金消費国である中国では21日から春節(旧正月)を控え、同国で実需筋の買いが入っているとの声も聞かれた。 - 12日のNY金は上伸、一時1900ドル台を回復1月13日 09:1612日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比19.9ドル高の1898.8ドル。
12日に米労働省が発表した12月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比6.5%上昇と、伸び率は市場予想と一致。上昇率が6カ月連続で鈍化し、インフレ圧力の緩和を示す内容となったため、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに対する積極姿勢を緩めるとの見方が広がると共に、金利を生まない資産である金へは買いが入り上伸した。
また、日銀が17、18日の金融政策決定会合で、昨年12月の会合で大規模金融緩和策を一部修正した効果を点検するとの報道を受け、外国為替市場では円高ドル安が進行。対ユーロでもドル安が進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いも入り、一時1900ドル台を回復した。 - 12日の金ETFは減少、現物保有量は912.14トン1月13日 08:59ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、12日時点で前日比0.29トン減の912.43トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は12日現在、2021年12月末と比べ63.52トン減少している。 - 11日のNY金は上伸、中国の景気回復期待が支援材料に1月12日 10:0711日のNY金は上伸。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比2.4ドル高の1878.9ドル。
中国の新型コロナウイルス感染対策の緩和に伴う景気回復が進み、世界最大の金消費国である同国の需要が増加するとの期待感から買いが進み、一時1890.90ドルと、昨年5月上旬以来約8カ月ぶりの高値を更新したが、買い一巡後は利益確定の売りに上げ幅を削られる展開となった。12日に発表される12月の米消費者物価指数(CPI)に注目が集まることも、市場の様子見姿勢を強めた。 - 11日の金ETFは減少、現物保有量は912.43トン1月12日 10:00ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、11日時点で前日比1.74トン減の912.43トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は11日現在、2021年12月末と比べ63.23トン減少している。 - 10日の金ETFは減少、現物保有量は914.17トン1月12日 09:59ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、10日時点で前日比1.15トン減の914.17トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は10日現在、2021年12月末と比べ61.49トン減少している。 - 9日の金ETFは減少、現物保有量は916.77トン1月12日 09:59ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9日時点で前日比1.45トン減の915.32トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9日現在、2021年12月末と比べ60.34トン減少している。 - 9日のNY金は堅調、米FRBの利上げ終了時期を睨んだ値動き1月10日 09:289日のNY金は堅調。中心限月2月物の清算値(終値に相当)は前日比8.1ドル高の1877.8ドル。
先週6日に米労働省が発表した2022年12月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数は22万3000人増と市場予想(20万人増)を上回り、失業率は3.5%と11月の3.6%から改善した。しかし、賃金の伸びが鈍化したほか、同日に米供給管理協会(ISM)が発表した2022年12月の非製造業総合指数(NMI)は20年5月以来2年7カ月ぶりに50を割り込むなど、全体的には米経済が景気後退に傾いていることを示す内容だったと市場で受け止められると共に、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げの終了が近づいているとの見方から、金利を生まない資産である金は買われて上伸した。
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