金市況・ニュース
- 東京貴金属見通し=金、方向性を探る動きか3月30日 17:10<金>
今週の東京金先限は目先の上値を試した後、対ユーロでのドル高を背景に戻り売りが膨らみ地合いを軟化させて越週した。
来週は方向性を探る動きか。国内金の日足チャート上では、4600円が上値の壁で4500円を下回ると逆張りの買いが膨らむことを示しており、ボックス圏で積極的に仕掛け難くなっている。今週後半北朝鮮をめぐる地政学リスクの後退や強気の米経済指標を受け、安全資産とされる金は売られた。しかし、米中貿易摩擦の先行き懸念や元ロシア情報員暗殺未遂事件での米欧とロシアの対立などリスク要因の火種は残っており、大きく下振れることはないだろう。方向性を探りながら、現水準付近でもみ合う1週間になると読む。
来週の先限予想レンジは4480円〜4590円。
<白金>
今週の東京白金は軟調。米中間の貿易摩擦が表面化したことから、中国産のタイヤについても高関税がかけられるとの懸念が生じゴム相場が下落し、自動車関連として排ガス除去装置の触媒に用いられる白金やパラジウムへの売り圧力も強まり、週末にかけて下落。先限は3月30日安値3194円をつけ、年初来安値を更新した。
その後は買い戻されたが、イースター連休前の調整として下げ過ぎた反動の修正との見方が根強いことや、各国で電気自動車(EV)シフトの動きが予想される中、将来のディーゼル車向け需要の減少懸念が引き続き弱材料視されており、目先は上値の重い展開が見込まれる。また、短期的には17年12月15日安値3182円が下値を支えるとみられるが、米欧とロシアの対立や北朝鮮を巡る懸念が再燃すれば、安全資産としての円買いが進行し、16年1月21日安値3045円を窺う可能性が強まると考えられる。
来週の予想レンジは先限ベースで3050円〜3300円。 - 東京貴金属市況=金、白金ともに軟調3月30日 15:42週末30日の東京貴金属市場は、金、白金ともに軟調。
前場の東京金は、29日のニューヨーク金先物相場がドル高・ユーロ安を背景に下落したことを受けて売り先行で始まった。その後も円相場の引き締まりを眺めて水準を切り下げる展開に。後場は引けにかけてやや買い戻され、本日の安値圏から外れる形で大引けた。市場筋は「イースター(復活祭)に伴う今晩のニューヨーク市場の休場を前に、手じまい売り一巡後は様子見となった。ユーロが下げ止まれば現水準で落ち着き、次の手掛かり材料待つことになりそう」と指摘した。
白金もニューヨーク安を受けて、マイナスサイドで取引された。 - 東京貴金属市況(午前)=金は続落3月30日 11:14金は続落。日中立ち会いは、29日のニューヨーク金先物相場がドル高・ユーロ安を背景に下落したことを受けて、売り先行で始まった。その後も円相場の引き締まりを眺めて水準を切り下げている。
白金は反落。ニューヨーク安を受けてマイナスサイドでの取引。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4520円〜4550円3月30日 09:03東京金は軟調。海外安を映した売りに圧迫され、小幅安で推移。また、欧米市場はイースターの連休を控えることで積極的な商いが見送られ、調整主導の小幅な値動きに留まると見られています。
東商取金 02月限 4535円 -1 ドル円 106.47円 (09:01) - NY金は軟調、調整主導の動き3月30日 08:54今朝のNY金は1320ドル台で推移。特段の手掛かり材料に欠ける中、月末要因から対ユーロでのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落しましたが、元ロシア情報員殺人未遂事件を巡る米欧諸国とロシアの対立や米中間の貿易摩擦問題など、世界的な不確定要素が引き続き相場を下支えしたことや、30日はグッドフライデーの祝日のため休場のため調整主導の動きとなり、安値からは買い戻されました。
- ニューヨーク貴金属市況=金は小幅ながらも3営業日続落3月30日 06:0029日のニューヨーク貴金属市場は、銀を除いて続落。
NY金は3営業日続落。フェイスブック利用者の個人情報流出や自動運転車の公道走行試験の当面休止といった報道を受けてハイテク株を中心に下落基調にあった米株価が大幅反発となり、こうした背景から投資家がリスク回避姿勢を弱めたため、安全資産とされる金は売られる格好。ただ、明日の米国市場が「グッドフライデー」により休場となることに伴い休暇を取る市場参加者も多く、積極的な商いは控えられて全般的に小幅な値動きに留まった。また、市場からは「元ロシア情報員暗殺未遂事件をめぐる米欧諸国とロシアの対立や米中間の貿易摩擦問題など、世界的な不確定要素が引き続き安全資産とされる金を支えているようだ」との声も聞かれた。 - 東京貴金属市況=金が続落、白金は小反発3月29日 15:4329日の東京貴金属市場は、金が続落、白金は小反発。
前場の東京金は、28日のニューヨーク金先物相場がドル高・ユーロ安の進行に伴う割高感から下落したことを受けて、売り先行で始まった。後場も地政学リスクの後退を背景に概ね軟調に推移し、続落して大引けた。市場筋は「ユーロ安と北朝鮮をめぐる地政学リスクの後退が圧迫要因となり、終始マイナスサイドで取引された。週前半の上昇ムードはなくなり、売り方有利の様相だった」と指摘した。
白金は小反発。為替の円安を眺めた買いがみられ、プラスサイドで推移した。 - 東京貴金属市況(午前)=金は続落3月29日 11:14金は続落。日中立ち会いは、28日のニューヨーク金先物相場がドル高・ユーロ安の進行に伴う割高感から下落したことを受けて、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外高と円相場の引き締まりの強弱材料の綱引きとなり、狭いレンジで推移している。
白金は反発。為替の円安を眺めた買いが優勢。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4520円〜4560円3月29日 09:09東京金は軟調。米韓自由貿易協定(FTA)の再交渉が大筋合意したことで貿易摩擦問題に対する警戒感が後退したことや、月末や四半期末、年度末要因による円売りドル買いが進行。海外安を映した売りが先行し下落したものの、円安をみた買いに支えられ下げ幅は限られました。
東商取金 02月限 4547円 -5 ドル円 106.78円 (09:05) - NY金は下落、ドル高などを受け3月29日 08:58今朝のNY金は1320ドル台で推移。米中「貿易戦争」に対する懸念が和らぐ中、投資家のリスク回避姿勢が後退したことで安全資産として金に売りが入ったことや、昨年第4四半期の米実質GDP(国内総生産)が上方修正されたことで対ユーロでのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りも入り下落しました。
- ニューヨーク貴金属市況=金は大幅続落、米GDPをきっかけに売り優勢3月29日 06:0028日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
NY金は大幅続落。本日発表された昨年第4四半期の米国内総生産(GDP)確定値が速報値から上方修正された上に、市場予想も上回る良好な内容となったことをきっかけに、ドルがユーロなどの主要通貨に対して上昇。これによりドル建てで取引される金の割高感が生じたことから売り優勢の流れとなった。また、今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持つアトランタ地区連銀のボスティック総裁が中立金利に向けて利上げ継続が必要との見解を示したことも、金利の付かない金の下げ足を強める要因となった模様。市場関係者は「週末のグッドフライデーによる休暇を前にポジションを調整しようとする向きからの売りも入ったようだ」と指摘した。 - 東京貴金属市況==金、白金ともに反落3月28日 15:3828日の東京貴金属市場は、金、白金ともに反落。
前場の東京金は、27日のニューヨーク金先物相場が米中の貿易摩擦激化への警戒感が和らぐなか、対ユーロでのドル高を受け下落したため、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外高と円相場の弱含みを眺めて下げ幅を縮小。後場に入ると再び売り優勢となり、本日の安値圏で大引けた。市場筋は「短期筋の利食い売りがみられ、軟調推移を強いられた。ユーロ高の一服感が、さらに強まるようだと頭は重くなるだろう」と指摘した。
白金も反落。ニューヨーク安を受けてマイナスサイドで取引された。 - 東京貴金属市況(午前)=金は反落3月28日 11:17金は反落。日中立ち会いは、27日のニューヨーク金先物相場が米中の貿易摩擦激化への警戒感が和らぐなか、ドルが対ユーロで強含んだのを受け下落したことから、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外高と円相場の弱含みを眺めて下げ幅を縮小している。
白金も反落。ニューヨーク安を受けてマイナスサイドでの取引。 - 東京金は下落、日中予想価格帯は4540円〜4580円3月28日 09:16東京金は下落。海外安を映した売りが入り、軟調に推移。米中の貿易戦争や米欧とロシアの対立などに伴う投資家のリスク回避姿勢が和らいだことや月末やイースターの休日を控えた調整の売りが入りました。
東商取金 02月限 4559円 -28 ドル円 105.60円 (09:15) - NY金は下落、調整の売りが入り3月28日 08:40今朝のNY金は1340ドル台で推移。米国と中国が貿易戦争を回避するため交渉を行っているとの報道を受け、市場の過度のリスク回避姿勢が後退したことから、安全資産として買われていた金は反落。また、イースターの連休が控えていることも調整の売りを誘う要因となりました。
- 金ETF現物保有量、2営業日連続で減少3月28日 07:54ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月27日現在で前日比1.18トン減少の846.12トンと、2営業日連続の減少。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3月27日現在、昨年12月末に比べ8.62トン増加。 - ニューヨーク貴金属市況=金は反落、高値警戒感から売り優勢3月28日 06:0027日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて反落。
NY金は反落。リスク回避的な金買いが先行していた最近の流れに対して高値警戒感が強まり、こうした背景からいったん利益を確定させようとする向きの売りが優勢の展開。米中が貿易摩擦激化を回避するために水面下で交渉を開始したとの報も引き続き相場を圧迫し、一時は1340ドルの節目を割り込んだ。ただ、市場からは「英国での元ロシア情報機関員襲撃事件をめぐり欧米とロシアの間で対立が激化しているほか、米中間の貿易をめぐる交渉も先行き不透明な面があり、こうした背景から投資家はリスク回避姿勢を弱めづらく、安全資産とされる金の先高感は依然強いのではないか」との声も聞かれた。 - NY金夜間相場が10ドル超安3月27日 20:16NY金夜間相場が10ドル超安
(日本時間27日20時15分現在) - NY白金夜間相場が10ドル超高3月27日 15:37NY白金夜間相場が10ドル超高
(日本時間27日15時37分現在) - 東京貴金属市況=金が続伸、白金は反発3月27日 15:3427日の東京貴金属市場は、金が続伸、白金は反発。
前場の東京金は、26日のニューヨーク金先物相場が米欧とロシアの対立に対する警戒感から、安全資産として買われたことを受け買い先行で始まった。その後も円相場の弱含みを眺めて上げ幅を拡大。後場も概ね堅調に推移し、本日の高値圏で大引けた。市場筋は「米国や欧州連合(EU)各国がロシア外交官を追放する方針を決めたため地政学リスクが高まり、安全資産とされるゴールドに買いが集まった。上昇に勢いが付いていることで人気化し、もう一段高しそうな市場ムードだった」と語った。
白金は反発。ニューヨーク高と円安を支援に買い優勢で取引された。
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