金市況・ニュース
- 金ETF、1週間ぶりの減少5月27日 07:54ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、5月26日現在で前日比2.04トン減少の1044.08トンと、5月19日以来1週間ぶりの減少。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は5月26日現在、昨年12月末と比べ126.66トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に急伸5月26日 15:2926日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に急伸。
金標準は上伸。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者らが現行の金融緩和策に対し支持を表明したことから、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが1.55%付近に低下したことや、対主要国通貨でのドル安を受けてドル建てNY金が急伸した流れを映し、国内市場も上伸した。
白金標準は上伸。ドル建てNY白金が上昇したことや、金の上伸になびいた買いが入り、堅調に取引を終えた。 - NY金、1900ドルの節目を突破5月26日 13:445月26日ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金相場は、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者のハト派的な発言を背景にした米長期金利の低下や為替のドル安で買われ続伸。中心限月の期近6月限はアジア時間帯での取引で一時1908.40ドル(日本時間26日13時30分現在)と、中心限月の継続足で1月8日(1915.20ドル)以来4カ月半ぶりの高値を付け、1900ドルの節目を突破した。
米FRBのクラリダ副議長やブレイナード理事、シカゴ地区連銀のエバンズ総裁、セントルイス地区連銀のブラード総裁などがインフレ率の上昇について、「一過性の影響」「一時的な見方を維持している」などと発言し、現行の量的緩和策は維持されるとの考えを表明。また、25日発表された5月の米消費者景気信頼感指数と4月の米新築住宅販売件数が市場予想を下回った。
25日のニューヨーク金融・債券市場では、米FRB当局者のハト派的発言や弱い米経済指標を受けて、早期の金融緩和縮小懸念が後退。米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが一時1.5540%と、5月7日以来約3週間ぶりの低水準に下落。金利を生まない資産である金には強材料となった。
また、25日の外国為替市場では米長期金利の低下がドル売り材料。一方、欧州では新型コロナウイルスの感染による都市封鎖の緩和で景気回復への期待が強まっていることや、ドイツの景況指数の上昇がユーロ買い材料となり、ドルは対ユーロで一時1ユーロ=1.2266ドルと、1月8日(1.2283ドル)以来4カ月半ぶりのドル安・ユーロ高水準に下落。
NY金は1900ドルの節目を突破したことで、次の上値目標は中心限月の継続足で1月6日に付けた年初来高値1962.50ドルになることが予想される。今後発表される米経済指標が米FRBの当局者のハト派姿勢を強める結果となれば、早期に同高値を試しに行く相場展開になるだろう。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6630円〜6660円5月26日 09:02金標準は上伸。米長期金利の下落や対主要国通貨でのドル安を背景とした海外高を受け、堅調に推移。米シカゴ連邦準備銀行のエバンズ総裁は25日、米国の巨額財政支出がインフレ高進を招くと警鐘を鳴らすサマーズ元財務長官の主張に反論。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが繰り返してきたインフレ率上昇は一時的との見方が市場に浸透してきたことを背景に、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが下落。また、対主要国通貨でのドル安が進行し、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。
金標準 4月限 6639円 +77 ドル円 108.81円 (09:02) - 25日のNY金は続伸、1900ドルの節目を突破5月26日 08:27今朝のNY金は1900ドルを挟んでの取引。
25日のNY金は続伸。朝方発表された米経済指標が市場予想を下回ったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が現行の金融緩和策に対し支持を表明したことを受け、米金融緩和が長期化するとの見方が広がり、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが1.55%付近に低下。また、外国為替市場では米長期金利の低下を背景にドルが対ユーロで1月初旬以来の安値に下落した。
中心限月の期近6月限は米長期金利の低下と為替のドル安で買い進まれ、一時は前日比16.70ドル高の1901.20ドルと、中心限月の継続足としては1月8日(1915.20ドル)以来4カ月半ぶりの高値を付け、1900ドルの節目を突破した。 - 貴金属市況=金は下落、白金は上伸5月25日 15:1625日の大阪取引所の貴金属市場は、金は下落、白金は上伸。
金標準は下落。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者らの発言を受け、米国のインフレ懸念が後退。インフレヘッジとして買われていた金は下落した。米FRBが慎重な金融政策を維持するかどうかが市場では注目されており、目先は要人発言や米経済指標を眺めながらの上下動が見込まれる。
白金は上伸。昨日の下落に対する調整の買い戻しや、好調な米経済指標を眺めた買いに支えられ、上伸して取引を終えた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6560円〜6590円5月25日 09:02金標準は軟調。NY金が清算値確定後の電子取引で下落した流れを映し、下落した。米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事がインフレ高進に否定的な見解を示したことで、インフレヘッジとしての金需要が後退。また、米金融当局が政策を引き締めるとの観測が後退したことも弱材料となった。
金標準 4月限 6572円 -13 ドル円 108.81円 (09:02) - 24日のNY金、反発5月25日 08:24今朝のNY金は1870ドル台後半から1880ドル台前半での取引。
24日のNY金は反発。複数の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者が緩和的な金融政策を当面は維持する姿勢を示したことを受け、市場予想より早い時期に量的緩和の縮小、もしくは利上げが示唆されるとの観測が後退。米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが1.60%台に低下し、金利を生まない資産である金の強材料となった。
また、米長期金利の低下を背景にドルが対ユーロで下落し、ドル建てで取引される金は割安感から買われた。 - 金ETF、3営業日連続の増加5月25日 07:54ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、5月24日現在で前日比3.20トン増加の1046.12トンと3営業日連続で増加し、3月22日(1051.78トン)以来2カ月ぶりの高水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は5月24日現在、昨年12月末と比べ124.62トン減少。 - 貴金属市況=金は上伸、白金は下落5月24日 15:22週明け24日の大阪取引所の貴金属市場は、金は上伸、白金は下落。
金標準は上伸。米長期金利の下落を受け、時間外の電子取引でドル建てNY金が上昇した流れを映し、国内金も上昇した。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの下落も安全資産として金が買われた要因。しかし、市場では、最近の好調な米経済指標を眺め、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和策の早期縮小への懸念が台頭しており、買い一巡後は伸び悩む動きとなった。
白金は下落。海外安をみた売りに圧迫され、軒並み下落して取引を終えた。 - CFTC建玉報告:NY金(5月18日時点)5月24日 12:37期間中のNY金は上伸。12日発表の4月の米消費者物価指数(CPI)や、13日発表の4月の米卸売物価指数(PPI)が高い伸びとなり、インフレ加速懸念を改めて意識させる内容となる中、米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派的な姿勢を維持するとの見方から、インフレヘッジとして金は買われ上昇した。
また、暗号資産(仮想通貨)ビットコインは、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が12日、ビットコイン決済によるテスラ車の購入を一時停止すると表明したことや、中国の金融業界団体が18日、金融機関による暗号資産関連サービスの提供を禁止する規制策を発表したことなどを受けて急落。ビットコインは「デジタルゴールド」と呼ばれ、金に代わる新たな資産保全資産として期待されていることから、ビットコインの下落に対し金を見直す動きが強まり、安全資産として金が買われた。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6580円〜6600円5月24日 09:03金標準は堅調。5月の米購買担当者景況指数(PMI)が同統計が製造業全体をカバーするために改定された2009年10月以降で最高となったことで、市場のリスク回避姿勢が後退し、安全資産とされる金の需要減少や海外安をみた売りが入り一時下落。しかし、その後は、米長期金利や暗号資産(仮想通貨)ビットコインの下落を受け、時間外の電子取引でNY金が上昇したことや、円安をみた買いに値を切り返し、プラス圏で推移している。
金標準 4月限 6594円 +39 ドル円 108.95円 (09:02) - 21日のNY金、反落5月24日 08:21今朝のNY金は1880ドル台前半での取引。
21日のNY金は7営業日ぶりに反落。IHSマークイットが発表した5月の米購買担当者景況指数(PMI)速報値が製造業、サービス業ともに市場予想を上回った。外国為替市場ではPMIの結果を受けて、米国経済が着実に回復に向かっているとの見方が広がり、ドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される金は割高感から売られた。 - 金ETF、2営業日連続の増加5月24日 07:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、5月21日現在で前日比5.83トン増加の1042.92トンと2営業日連続で増加し、3月25日(1043.03トン)以来2カ月ぶりの高水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は5月21日現在、昨年12月末と比べ127.82トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に下落5月21日 15:3021日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に下落。
金標準は下落。米労働省が20日に発表した5月15日までの1週間の新規失業保険申請件数は44万4000件と、前週の47万8000件から減少。市場予想の45万件を下回り、労働市場の改善が示されたことで投資家のリスク回避姿勢が後退する一方、安全資産とされる金は下落した。また、米長期金利の指標である10年物米国債利回りの下落を受け、円高ドル安が進行したことも、国内市場が売られる要因となった。
白金標準は軟調。外国為替市場での円高をみた売りに押され、下落して取引を終えた。 - SPDRゴールド・シェアの現物保有量、1カ月半ぶりの高水準5月21日 11:20ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年5月20日現在で前週比12.81トン増加の1037.09トン。
5月14日に前日比4.08トン増加、17日に同7.57トン増加した後、19日に同4.66トン減少したが、20日に同5.82トン増加し、3月31日(1037.50トン)以来1カ月半ぶりの高水準となった。
今週は暗号資産(仮想通貨)の価格が急落。今年3月中旬に6万ドルを突破していた代表的なビットコイン(BTC)価格が5月19日に4万ドルの大台を割り込み、下落率が一時20%を超えた。
米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が5月12日、ビットコイン決済によるテスラ車の購入を一時停止すると表明。さらに、中国の金融業界団体が18日、金融機関による暗号資産関連サービスの提供を禁止する規制策を発表したことが下押し圧力となった。インフレヘッジとしての金の地位を脅かすとされているビットコインの急落は、金の見直し買いにつながり、金ETFにも投資資金が流入したことが予想される。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6550円〜6580円5月21日 09:09金標準は軟調。最新週の新規失業保険申請件数が市場予想を下回り、労働市場の改善を示す内容となったことが、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融緩和策の早期縮小観測を強めた。また、米長期金利の低下を背景に対主要国通貨でのドル安ドル高が進行、外国為替市場での円高をみた売りに圧迫されて、マイナス圏で推移している。
金標準 4月限 6564円 -11 ドル円 108.85円 (09:12) - 20日のNY金、小幅続伸5月21日 08:23今朝のNY金は1870ドル台での取引。
20日のNY金は小幅ながら6営業日続伸。朝方発表された5月の米フィラデルフィア連銀・製造業景況指数が31.5と市場予想の43.0を下回ったことを受け、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.63%に低下。また、外国為替市場では米長期金利の低下を背景にドル安・ユーロ高が進行したことが支援材料となった。 - 金ETFが増加5月21日 07:53ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、5月20日現在で前日比5.82トン増加の1037.09トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は5月20日現在、昨年12月末と比べ133.65トン減少。 - 貴金属市況=金は上伸、白金は下落5月20日 15:1920日の大阪取引所の貴金属市場は、金が上伸、白金は下落。
金標準は堅調。19日に公表された4月の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、量的緩和縮小(テーパリング)に向けた議論を進める可能性が示唆されたことに上値を押さえられたものの、海外高と円安をみた買いに支えられ、プラス圏で取引を終えた。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの急落を受け、流出した資金が安全資産とされる金へと流入した。
白金標準は下落。米株価下落を受け、ドル建てニューヨーク白金相場が下落した流れを映し、国内市場も下落して取引を終えた。
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