金市況・ニュース
- 貴金属市況=金と白金は共に上伸5月6日 15:366日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は上伸。米長期金利の下落を眺め、時間外の電子取引でドル建てニューヨーク金相場が上伸した流れを映した買いや、外国為替市場での円安をみた買いが入り、国内市場は上伸して取引を終えた。週末に4月の米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢も強く、目先は現在の値位置でのもち合いが見込まれる。
白金標準は堅調。金相場の上伸になびいた買いや円安をみた買いが入り、上伸して取引を終えた。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6240円〜6270円5月6日 09:34金標準は堅調。国内連休中の海外相場は、イエレン米財務長官の利上げに関する発言や米経済活動再開への期待を背景とした期待インフレ率の上昇などを材料に上下動したものの、週末の米雇用統計発表を控えた調整の動きの中、海外高と円安をみた買いが入り、堅調に推移している。
金標準 4月限 6263円 +78 ドル円 109.26円 (09:32) - 5日のNY金は反発5月6日 08:13今朝のNY金は1780ドル台後半での取引。
5日のNY金は反発。朝方に米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.62%台に上昇したことが、金利を生まない資産である金の弱材料となり下落。中心限月の期近6月限は一時、前日比15ドル安の1769.30ドルの安値を付けた。しかし、その後は5日発表された米経済指標の堅調な内容を受けて債券が買われ、10年物米国債利回りが1.50%台後半に低下したことが強材料となり、上昇に転じた。 - 金ETFが増加5月6日 07:57ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、5月5日現在で前日比1.13トン増加の1019.33トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は5月5日現在、昨年12月末と比べ151.41トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に下落4月30日 15:1830日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)では金融緩和の縮小(テーパリング)開始時期の議論が改めて時期尚早とされ、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和姿勢の継続が確認された。ただ、バイデン大統領は演説で経済成長ペースを速めるため、4兆ドル規模の巨額投資を提案。国債増発に対する懸念も広がり、米長期金利の指標とされる10年債利回りが上昇したことが、金利を生まない金にとっては弱材料となった。
白金標準は下落。米長期金利の下落を背景とした対ユーロでのドル高を受け、ドル建てニューヨーク白金が下落した流れを映し、国内市場も下落して取引を終えた。 - 2021年の中国金需要、パンデミック前の水準に戻る見通し4月30日 13:30有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)の中国担当であるロナルド・ワン氏は4月29日、世界の経済や地政学の状況に劇的な変化がなければ、2021年の中国の金需要は、新型コロナウイルスのパンデミック前の水準に戻るとの見通しを示した。
ワン氏は「2021年第1四半期の需要の伸びは2019年実績をも上回った。状況が安定していれば、中国の需要の伸びは維持できると確信している」と述べた。宝飾品と投資分野が中国の金需要を牽引するとの考えを示した。
WGCによると、世界最大の金消費国である中国では、2021年第1四半期の金需要は前年同期比182%増の277.5トンに増加しており、13年ぶりの低水準に落ち込んだ世界の金需要の傾向とはまったく対照的。
また、中国の2021年第1四半期の宝飾品需要は191.1トンとなり、2015年以来第1四半期以来の最高水準を記録。これは経済状況の改善、金価格の低下、祝日に関連した販売拡大の主な3つの要因に支えられたとしている。 - 今年第1四半期の世界金需要は減少、2008年以来の低水準=WGC4月30日 13:27有力産金業界団体のワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)が4月29日に発表した『世界金需要報告』によると、2021年第1四半期の金需要は前年同期比23%減の815.7トンとなり、第1四半期としては2008年以来の低水準に留まった。
北米と欧州の機関投資家による売却が、アジア地域での消費需要の回復を相殺。新型コロナウイルスの世界的な流行(パンデミック)が世界経済にダメージを与えたため、伝統的に金を安全資産とみなすアジア地域では2020年度は前例の無い量の金が購入された。
パンデミックを封じ込めるために行われた都市封鎖(ロックダウン)は、世界最大の金消費国となる中国やインドでの金宝飾品や投資用の金地金、金貨などの販売ルートを崩壊させた。しかし、世界経済が回復するにつれ、この動きは逆転し、投資家はポジションの一部を解消し、アジア圏の消費者は市場での購入を回復させた。
WGCによると、世界最大の金消費国である中国での需要は2017年の第1四半期以来最も多い277.5トンまで回復。しかし、主に欧米の大規模投資家向けに金を保管している上場投資信託(ETF)の現物保有量は、2013年第4四半期以来最大の投資削減である177.9トンの流出となった。
WGCによると、第1四半期の中央銀行の金購入は95.5トンと、2020年第2四半期以来最も多いものだが、2018年と2019年に比べると大幅に少なくなっている。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6190円〜6220円4月30日 09:04金標準は堅調。良好な米経済統計を受けて米国債利回りが上昇したことが金利を生まない資産である金にとっては弱材料となり、一時下落したが、円安をみた買いに値を戻し、プラス圏で推移している。また、現地時間28日(日本時間29日)に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明とその後の米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見では、近い将来の金融緩和政策の変更や量的緩和の縮小を示唆する内容は含まれなかったことも、金価格を支えた。
金標準 4月限 6205円 +11 ドル円 108.91円 (09:05) - 29日のNY金は3営業日続落4月30日 08:30今朝のNY金は1770ドル台前半での取引。
29日のNY金は3営業日続落。バイデン米大統領が28日表明した新たな大型経済対策や、29日朝方に発表された今年第1四半期の米国内総生産(GDP)速報値が市場予想を上回ったことを受け、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが一時、2週間ぶりの高水準となる1.690%に上昇したことが、金利を生まない資産である金の弱材料となった。
中心限月の期近6月限は一時、前日比19.30ドル安の1754.60ドルと、中心限月の継続足で4月15日(1734.40ドル)以来2週間ぶりの安値まで下落。ただ、外国為替市場ではドル安・ユーロ高基調が継続したことで、ドル建てで取引される金は割安感から買われ、下げ幅を縮小した。 - 金ETFが減少、1年ぶりの低水準4月30日 08:01ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、4月29日現在で前日比4.66トン減少の1017.04トンと、2020年4月13日(1009.70トン)以来1年ぶりの低水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は4月29日現在、昨年12月末と比べ153.70トン減少。 - 貴金属市況=金はカワラズ、白金は下落4月28日 15:2628日の大阪取引所の貴金属市場は、金はカワラズ、白金は下落。
金標準はカワラズ。28日(日本時間29日午前3時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控えることで全般的に様子見姿勢が強く、海外安を映した売りと円安をみた買いが交錯する中、前日と同値で取引を終えた。米FOMCでは金融緩和姿勢の継続が見込まれるが、最近の好調な米経済指標を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)が緩和縮小を示唆する可能性があるとの思惑も台頭している。
白金標準は下落。米FOMCを控え、先日の上伸に対する調整の売りが入り下落した。 - 2021年3月の香港経由の中国金純輸入量が急増、15カ月ぶりの高水準4月28日 13:15香港政府統計局が4月27日発表した統計によると、中国人民銀行(中央銀行)が需要の改善に伴い新たな輸入割当を発表したことで、2021年3月に香港経由で中国が輸入した金の純輸入量は16.545トンと前月の4.192トンを12.363トン上回る大幅増加。月間ベースとしては2019年12月(41.361トン)以来の大きさを記録。
ストーンXのアナリスト、ローナ・オコンネル氏は「中国人民銀行が銀行に輸入割当を発行しているので、3月の数字はそれほど驚くべきことではない」と述べた。また、「中国の金需要は新年の祝祭の間に順調に回復し、それ以来堅調に推移している」とも述べた。
複数の関係筋によると、中国が国内と国際銀行に対して大規模な金輸入を許可したことが16日、分かった。同筋は「中国当局の輸入許可を受け、約150トンが4〜5月に国内に到着する見通しだ」と述べた。
世界最大の金消費国である中国は毎年、数100トン単位の金を輸入している。ただ、2020年は新型コロナウイルス感染拡大と国内需要の低迷で輸入量は急減していた。
コメルツ銀行のアナリスト、カルステン・フリッチ氏は「国内の在庫は1年以上の非常に抑制された輸入活動の後、非常に低い水準にまで減少していた。したがって、今より多くの金を輸入する必要性が高まっていることは驚くべきことではない」と述べた。
中国は世界最大の金消費国だが、金貿易にかかわる公式なデータを発表していない。そのため、香港政府統計局の数字が、中国本土への金の流れを把握するための代替指標となる。ただ、中国は上海や北京を通しても金を輸入しているため、中国の金輸入の全体像は捉えていない可能性もある。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6190円〜6210円4月28日 09:04金標準は堅調。円安をみた買いに支えられ、プラス圏で推移。28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控える中、米連邦準備制度理事会(FRB)がワクチン普及を背景に景気判断を引き上げることへの警戒感が台頭したことで、米金利が上昇。外国為替市場では円安ドル高が進行した。
金標準 4月限 6200円 +6 ドル円 108.78円 (09:05) - 27日のNY金はほぼ横ばい4月28日 08:21今朝のNY金は1770ドル台半ばから後半での取引。
27日のNY金はほぼ横ばい。28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策発表や、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の記者会見を前に様子見ムードが広がる中、ポジション調整中心の取引となった。
市場は米FRBが金融緩和策を継続し景気判断を引き上げると見込む一方、資産購入の段階的な縮小のタイミングについて言及があるかどうか注目している。米FOMC声明発表は日本時間29日午前3時、パウエル議長の記者会見は同午前3時30分の予定。 - 貴金属市況=金と白金は共に堅調4月27日 15:2227日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に堅調。
金標準は堅調。海外高と円安をみた買いに支えられ、堅調に大引けた。27、28両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では金融緩和姿勢の継続が見込まれるが、最近の米経済指標が労働市場の回復を示しているため、米連邦準備制度理事会(FRB)が緩和縮小を示唆するかが注目されている。
白金標準は上伸。世界的な環境規制の強化に伴うパラジウム需要の増加見通しを背景にパラジウム相場が上昇していることになびいた買いが入った。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6180円〜6200円4月27日 09:01金標準は堅調。海外高と円安をみた買いに支えられ、堅調に推移。本日は日銀金融政策決定会合の結果公表やその後の黒田東彦総裁の会見を控えることや、28日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表を控えて市場の様子見姿勢も強く、調整主導にもち合う動きが見込まれる。
金標準 4月限 6190円 新甫 ドル円 108.17円 (09:00) - 26日のNY金は小反発4月27日 08:20今朝のNY金は1780ドル台前半での取引。
26日のNY金は小反発。為替のドル安基調を受けた買いが入ったが、27−28日開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちの姿勢が強く、上値は抑えられた。
米FOMCでは現在の金融緩和姿勢を維持する見通し。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が米FOMC終了後の会見で、物価や景気認識に関してどのように言及するか注目されている。 - 貴金属市況=金は下落、白金は堅調4月26日 15:1826日の大阪取引所の貴金属市場は、金は下落、白金は堅調。
金標準は軟調。好調な米経済指標を眺めた売りに圧迫され、軟調に推移。27、28両日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、28日のバイデン大統領による上下両院合同会議での施政方針演説を控える他、国内はGWの連休を控えて、目先はもち合いの動きが見込まれる。ただ、国内市場は商いも薄く、イベント通過後に相場が大きく動く可能性がある点には注意したい。
白金標準は上伸。ガソリン自動車の排ガス浄化触媒に多く用いられるパラジウムが、供給懸念と需要改善予想を背景に3000ドルに迫る史上最高値を記録した流れを映し、白金相場も上昇した。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6150円〜6180円4月26日 09:14金標準は軟調。好調な米経済指標を眺め、投資家のリスク選好姿勢が強まる一方、安全資産とされる金は下落。海外安をみた売りに圧迫された。27、28両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見姿勢も強く、調整主導にもち合う動きが見込まれる。
金標準 2月限 6161円 -37 ドル円 107.88円 (09:12) - 23日のNY金は続落4月26日 08:17今朝のNY金は1770ドル台での取引。
23日のNY金は続落。朝方発表された4月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値と3月の米新築住宅販売件数が市場予想を上回る堅調な内容となったことを受けて、米株価が急反発したことから、安全資産とされる金は売られた。
中心限月の期近6月限は一時、前日比12.50ドル安の1769.50ドルまで下落。ただ、4月のユーロ圏全体のPMIが総じて堅調だったことを受けて、ドルが対ユーロで下落したことによる割安感が支援材料となり、下げ幅を縮小した。
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