金市況・ニュース
- ニューヨーク貴金属市況=金は米雇用統計で売買交錯する中、小反発3月10日 06:00週末9日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
NY金は小反発。トランプ米大統領が8日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と会談する用意があると表明したことから、朝鮮半島情勢の緊迫化に対する警戒感が後退し、安全資産として買われていた金を売る動きが強まり、時間外取引では続落となっていた。その後の本取引でも、本日発表された2月の米雇用統計で、非農業部門就業者数が市場予想を大幅に上回る良好な内容となったことから、ドルが対ユーロで堅調となり、ドル建てで取引される金の割高感が広がったため、一時は1日以来の安値を付ける場面も見られたが、同時に発表された平均時給が前月比、前年同月比がともに市場予想を下回ったことから、一転してドルが売り戻されたことを背景に、小幅ながら反発となった。 - 東京貴金属見通し=金、買い方有利か3月9日 17:25<金>
今週の東京金先限は、力強さはなかったものの、概ね戻り歩調で推移した。
トランプ米大統領が署名した鉄鋼とアルミの輸入制限に適用除外が設けられ、金融市場の過度なリスク警戒感は一時的に後退したが、欧州連合(EU)と中国との溝が拡大する可能性は残っていることで、来週もこの問題が取引材料になりそう。貿易戦争への警戒感が再燃すれば、安全資産として金の魅力は高まるが、株が急落するようだと円は買われ、国内金の頭は重くなる。いずれにせよ日足チャート上では目先の下値を確認した形であり、今週4500円割れ水準では確り買い拾われていたため買い方に分がありそう。戻り歩調の市場ムードは継続すると読む。
来週の先限予想レンジは4480円〜4580円。
<白金>
今週の東京白金は軟調。7日に一時高値3329円を付ける場面もあったが、値位置を維持できず、週末にかけて下落した。
欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が域内の低インフレや米国の保護主義的な政策に懸念を示したこと、トランプ米大統領が日本時間9日に鉄鋼とアルミニウムの輸入関税を正式決定したがカナダとメキシコを除外対象とするなど当初の計画より緩和措置が取られ市場の過度な警戒感が後退したことなどにより、対ユーロでのドル高が進行。ドル建てのNY白金が下落し、200日移動平均(8日時点951.2ドル)を一時割り込んだ。
同水準が下値支持線として作用し、その後は買い戻されたが、21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが確実視されていることで下押し圧力が継続しており、同水準を割り込むと一段安になる可能性もある。また、国内市場では昨年12月15日安値3182円を視野に下値を試す展開が見込まれる。
来週の予想レンジは先限ベースで3150円〜3350円。 - 東京貴金属市況=金が前日水準、白金は反発3月9日 15:41週末9日の東京貴金属市場は、金が前日水準、白金は反発。
前場の東京金は、8日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を背景に下落したことを受けて売り先行で始まった。その後は円相場の軟化を受け、小幅プラスサイドに浮上した後、後場は売り買いが交錯し前日水準で大引けた。市場筋は「トランプ米大統領が正式決定した鉄鋼・アルミニウムの輸入制限措置に適用除外が設けられたことで貿易戦争への警戒感が和らぎ、安全資産とされるゴールドの地合いはやや弱含んだ。ただ欧州連合(EU)と中国との溝が拡大する可能性は残っており、売りが膨らむことはなかった。今晩は米雇用統計が発表される。強い内容となれば、米利上げペースが加速するとの見方が強まることから、売り優勢の流れを警戒する声があった」と指摘した。
白金は反発。円安を支援に買い戻されプラスサイドで推移した。 - 東京貴金属市況(午前)=金は小幅高3月9日 11:17金は小幅高。日中立ち会いは、8日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を背景に下落したことを受けて、売り先行で始まった。その後は円相場の軟化を受け、プラスサイドに浮上している。
白金は反発。円安を支援にプラスサイドでの取引。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4490円〜4530円3月9日 09:20東京金は軟調。海外安を映した売りと円安をみた買いが交錯する中、小幅安で推移。米国の鉄鋼とアルミニウムの輸入制限に適用除外国が設けられたことで「貿易戦争」への懸念が後退しましたが、市場の警戒感も根強く影響は限られました。
東商取金 02月限 4507円 -5 ドル円 106.42円 (09:16) - NY金は軟調、ドル高を受け3月9日 08:44今朝のNY金は1320ドル台で推移。ECB定例理事会後の会見でドラギECB総裁が量的緩和は少なくとも9月末まで継続し、終了後も政策金利は一定期間据え置くとの見解を示し、市場の予想よりタカ派的ではなかったことでユーロ売りドル買いが進行。ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落しました。
- ニューヨーク貴金属市況=金はECB総裁発言を背景に続落3月9日 06:008日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
NY金は続落。欧州中央銀行(ECB)理事会後の会見で、ドラギ総裁が物価に関して当面は低調な水準が続くとの見通しを明らかにし、政策の正常化を進めることに慎重な姿勢を示すなど、総裁の発言がさほどタカ派的ではなかったことから、ドルが対ユーロで堅調となり、ドル建てで取引される金の割高感が広がり続落。ただ、トランプ米大統領が同日にも鉄鋼・アルミニウム輸入制限措置の発動を命じる文書に署名する見通しとなっていることを受け、引けにかけて下げ渋る展開となった。 - 東京白金は夜間立会で下落。昨年12月以来の安値3月8日 18:08東京白金は夜間立会で一時3242円(8日終値比11円安)まで下落。
昨年12月18日(3184円)以来の安値
(日本時間8日18時07分現在) - 東京貴金属市況=金、白金ともに軟調3月8日 15:318日の東京貴金属市場は、金、白金ともに軟調。
前場の東京金は、7日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を背景に下落したことを受けて売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外の底堅さを映し、水準を切り上げ、後場は小幅安の水準でもみ合った。市場筋は「戻り一服で商いは低調、静かな一日だった。米国のコーン国家経済会議(NEC)委員長辞任報道後、懸念されていた米株価が下げ渋り為替は円安に振れたため、市場は落ち着きを取り戻した形。今後は9日発表の2月の米雇用統計が注目。」と語った。
白金はニューヨーク安を受けて、終始マイナスサイドでの取引を強いられた。 - 東京貴金属市況(午前)=金は前日水準3月8日 11:17金は前日水準。日中立ち会いは、7日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高を背景に下落したことを受けて、売り先行で始まった。その後はニューヨーク時間外の底堅さを映し、水準を切り上げている。
白金は続落。ニューヨーク安を受けて、マイナスサイドでの取引。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4490円〜4520円3月8日 09:08東京金は軟調。週末に米雇用統計発表を控えて市場の様子見姿勢も強く、海外安を映した売りと為替の円安をみた買いが交錯する中、売りが優勢となり、軟調に推移しています。
東商取金 02月限 4511円 -7 ドル円 106.17円 (09:05) - NY金は軟調、調整の売りなどが入り3月8日 08:36今朝のNY金は1320ドル台で推移。米国の保護貿易主義が一段と強まるとの懸念から上伸していましたが、良好な米雇用指標などを受けてドルが買い戻されたことから、ドル建てNY金は割高感からの売りや前日の上伸に対する調整の売りなどが入り下落しました。
米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した2月の全米雇用報告は、非農業部門の民間就業者数(季節調整済み)が前月比23万5000人増と、市場予想(19万5000人増)を上回りました。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が発表した12地区連銀景況報告(ベージュブック)によると、1〜2月の米景気は「控え目から緩やかな拡大」が続き、全国的に景気の足取りがしっかりしている状況が改めてうかがえる内容だったことも、ドル高が進行する要因となりました。 - 金ETF現物保有量が減少3月8日 07:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月7日現在で前日比0.25トン減少の833.73トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3月7日現在、昨年12月末に比べ3.77トン減少。 - ニューヨーク貴金属市況=金はテクニカル売りやドル高を受け反落3月8日 06:007日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み反落。
NY金は反落。トランプ米政権の経済政策を指揮してきたコーン国家経済会議(NEC)委員長が6日に辞任を表明したことで、トランプ大統領が鉄鋼・アルミニウム輸入制限措置を実施に移しやすくなったとの見方が台頭。米国が保護貿易主義に傾斜し、世界的な「貿易戦争」を招くとの懸念から、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全資産とされる金を買う動きが強まり、時間外取引では続伸となっていた。ただ、その後の本取引では前日の買われ過ぎ感に対するテクニカル売りに加え、本日発表された2月のADP全米雇用報告・民間就業者数が予想を上回ったことから、ドルが対ユーロで堅調となり、ドル建てで取引される金の割高感が強まり反落となった。 - NY金が10ドル超の下落3月8日 01:24NY金が10ドル超の下落、一時1324.8ドル(前日比10.40ドル安)
NY原油が1ドル超の下落、一時61.54ドル(前日比1.06ドル安)
(日本時間8日01時51分現在) - 東京白金が年初来安値を更新する下落3月8日 00:35東京白金が夜間立会で、年初来安値を更新する下落
(日本時間8日00時35分現在) - 東京貴金属市況=金が続伸、白金は反落3月7日 15:297日の東京貴金属市場は、金が続伸、白金は反落。
前場の東京金は、6日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安を背景に上昇したことを受け買い優勢の取引。後場は戻り売りがみられ上げ幅を縮小させ、本日の高値圏から外れる形で大引けた。市場筋は「コーン米国家経済会議(NEC)委員長の辞任報道などを背景に不透明感が高まる中、円高が国内金の上昇幅を削った。コーン氏辞任報道後の今晩の米国株の下落を警戒し、一段の円高進行を心配する声があった」と指摘した。
白金は円高を要因に軟調となり反落。 - 東京貴金属市況(午前)=金は続伸3月7日 11:13金は続伸。日中立ち会いは、6日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安を背景に上昇したことを受け、買い先行で始まった。その後は始値近辺でもみ合う展開となっている。
白金は小動き。ニューヨーク高と円高の強弱材料の綱引きとなっている。 - 東京金は上伸、日中予想価格帯は4530円〜4550円3月7日 09:08東京金は上伸。海外高を映した買いが入り、堅調に推移。円高をみた売りに頭を押えられましたが、米国の強硬的な貿易政策への懸念を背景とした安全資産としての買いに支えられ、強含みの展開が見込まれています。
東商取金 02月限 4541円 +32 ドル円 105.57円 (09:06) - NY金は上伸、ドル安を受け3月7日 08:40今朝のNY金は1330ドル台後半で推移。朝鮮半島情勢の緊張緩和への期待感とトランプ米大統領による鉄鋼・アルミニウム輸入制限への懸念が広がる中、売り買いが交錯しましたが、米国の強硬的な貿易政策への懸念から対ユーロでのドル安が進行したことで、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸しました。
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