金市況・ニュース
- 金標準は堅調、日中予想価格帯は6070円〜6100円3月23日 09:22金標準は堅調。清算値確定後の電子取引でNY金が上伸したことや、円安をみた買いに支えられ概ね堅調に推移。米長期金利の落ち着きを眺め、金利を生まない資産である金は買い戻された。欧州で新型コロナウイルス関連の新たなロックダウン(都市封鎖)が導入され、世界的な景気回復への期待感が後退したことも、安全資産とされる金にとっては支援材料となった。
金標準 2月限 6095円 +21 ドル円 108.80円 (09:22) - 22日のNY金は反落3月23日 08:22今朝のNY金は1730ドル台後半での取引。
22日のNY金は3営業日ぶりに反落。米株式市場がハイテク株の買いに上昇したことを受けた利益確定の売りに、中心限月の期近4月限は一時、前週末比15.30ドル安の1726.40ドルの安値を付けた。また、トルコの中央銀行総裁が金融政策をめぐり突如解任されたことで、安全な投資先としてドルや米国債が選好された。一方、金はトルコからの需要が鈍化するとの思惑に圧迫された。 - CFTC建玉報告:NY金(3月16日時点)3月22日 17:11米商品先物取引委員会(CFTC)が19日に発表した建玉報告によると、16日時点のニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物市場の大口投機筋(非商業部門)の買越幅は18万0196枚となり、前週比5033枚拡大。期間中に、投機筋は買いポジションを増やし、売りポジションを減らした。 期間中のNY金は上伸。米議会上院が6日、新型コロナウイルス危機を受けた1兆9000億ドル規模の追加経済対策法案を可決し、同法案が11日にも可決するとの観測が強まった。また、米労働省が発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前月比0.4%上昇し、市場予想と一致したが、変動の大きいエネルギーと食料品を除いたコア指数は0.2%上昇の予想に対し、0.1%の上昇に留まったことをきっかけに、米長期金利の上昇が一服したことから、金利を生まない資産である金は上伸。対主要国通貨でのドル安を受けた割安感からの買いにも支えられた。 ただ、16、17日に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、様子見ムードも強く、1730ドル付近では上値は抑えられた。新型コロナウイルス危機に対するパウエルFRB議長のハト派姿勢に変化はないとみられるが、一部に浮上するテーパリング(資産購入規模の縮小)や、利上げ観測に対するけん制姿勢の強弱によっては、金相場が大きく振れる可能性が高いとの見方から相場の上値は押さえられた。
- 貴金属市況=金と白金は共に下落3月22日 15:3122日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は軟調。日経平均株価の下落や米長期金利の低下を眺めて上伸する場面もあったが、時間外の電子取引でドル建てニューヨーク金相場が下落した流れから、調整主導の動きの中、先限が下落して取引を終えた。
白金標準は下落。ニューヨーク白金相場の下落を映した売りや株価下落をみた売りに圧迫され、軒並み下落して取引を終えた。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6080円〜6100円3月22日 09:16金標準は堅調。海外高をみた買いに支えられ、概ね小幅高で推移。米連邦準備制度理事会(FRB)がコロナ対策で導入した金融資本規制の一部緩和を3月末で終了すると発表したことで、米株安が進行。安全資産として金は買われて上伸した。また、投資需要を示すとされる金上場投資信託(ETF)「SPDRゴールド・シェア」現物保有量が2週間半ぶりに増加したことも、心理的な支援材料となった。
金標準 2月限 6091円 +3 ドル円 108.85円 (09:15) - 19日のNY金は続伸3月22日 08:1619日のNY金は続伸。米長期金利の指標である10年物国債利回りの落ち着きや、ドルが終盤にかけて対ユーロで軟化したことを受け、売り方の買い戻しなどが入った。また、17日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)参加者の政策金利見通しで、2023年末まで金融緩和政策を維持することを改めて示され、早期利上げ観測が後退したことも引き続き、支援材料となった。
- 金ETF、約2週間半ぶりの増加3月22日 07:54ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月19日現在で前日比3.50トン増加の1051.78トンと、3月2日以来約2週間半ぶりの増加。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3月19日現在、昨年12月末と比べ118.96トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に下落3月19日 15:2519日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は軟調。昨日の上伸に対する手じまい売りや円高をみた売りが入り、下落して取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)後では2023年末まで事実上のゼロ金利が維持されるとの想定が改めて示されたことで一時上伸したが、米長期金利の上昇をみた売りに圧迫されて反落しており、当面は弱含みの展開が見込まれる。
白金標準は下落。清算値確定後の電子取引でニューヨーク白金相場が下落した流れから、軒並みマイナス圏に値を沈めて大引けた。 - SPDRゴールド・シェア現物保有量、11カ月ぶりの低水準3月19日 11:15ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年3月18日現在で前週比6.99トン減少の1048.28トン。 3月3日から15日まで9営業日連続で減少した後、17日も減少し、2020年4月23日(1042.46トン)以来11カ月ぶりの低水準となった。 ニューヨーク金融市場では、米バイデン政権の追加経済対策や新型コロナウイルスワクチンの接種拡大を受けて景気回復期待が根強い中、米長期金利の上昇基調が継続。指標となる10年物米国債利回りは3月18日に一時、2020年1月24日(1.762%)以来1年2カ月ぶりとなる1.754%に上昇。金利を生まない資産である金にとって、金利上昇は金の魅力を低下させる要因。また、米長期金利上昇はドル高要因でもあり、ドル建てで取引される金にとっては割高感が生じることで弱材料。 今週は米連邦準備制度理事会(FRB)が3月16〜17日に開催した連邦公開市場委員会(FOMC)が注目され、市場ではFOMC後に公表される政策金利見通しで利上げ時期が前倒しされるとの見方が広がっていた。結果は参加者18人の政策金利見通しでは、ゼロ金利が少なくとも2023年末まで続くとの中心シナリオが、前回2020年12月時点から維持されたことから、早期の利上げ観測は後退している。 米FOMC結果は金相場を支える材料となっている。ただ、米長期金利の上昇基調が続くようだと、金市場からの投資資金流出も続くことが予想される。
- 金標準は下落、日中予想価格帯は6060円〜6090円3月19日 09:14金標準は下落。円高をみた売りに圧迫され、軟調に推移している。昨日の上伸に対する利益確定の売りや、米長期金利の上昇を眺めた売りなどにも下押された。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派的な姿勢を示していることや、急ピッチな金利上昇への警戒感も台頭しているため、売り一巡後は買い戻され、下げ渋る展開となった。
金標準 2月限 6076円 -46 ドル円 108.97円 (09:14) - 18日のNY金は反発3月19日 08:10今朝のNY金は1730ドル台での取引。
18日のNY金は反発。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後に発表された経済見通しで、少なくとも2023年末まで事実上のゼロ金利が維持されるとの想定が改めて示されたことを受けて、一部で高まっていた早期の利上げ観測が後退し、金利を生まない資産である金が買われた。ただ、米国の景気回復期待が高まる中、長期金利の指標である10年物米国債利回りが一時、2020年1月以来約1年2カ月ぶりに1.75%近辺まで上昇したことが圧迫材料となり、上値を抑えられた。 - 貴金属市況=金と白金は共に上伸3月18日 15:3118日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は上伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)では、事実上のゼロ金利政策が少なくとも2023年末まで続くとの見通しが据え置かれ、米連邦準備制度理事会(FRB)がハト派的な姿勢を示したことから、ニューヨーク金相場が清算値確定後の電子取引で上伸し、国内市場も堅調に推移した。パウエル議長は、今後予想されるインフレ率の上昇は「一時的」と主張。景気過熱と金利上昇を防ぐため早期引き締めに踏み切るとの観測を否定している。
白金標準は堅調。ニューヨーク白金相場の上伸をみた買いが入り、上伸して取引を終えた。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6110円〜6150円3月18日 09:19金標準は上伸。海外高を映した買いが入り、堅調に推移。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に公表された参加者の政策金利見通しが量的緩和策を維持するハト派的な内容となったことが支援材料視された。
金標準 2月限 6133円 +44 ドル円 108.92円 (09:19) - 17日のNY金、米FOMC結果公表後に上昇3月18日 08:27今朝のNY金は1740ドル台での取引。
17日のNY金は米連邦公開市場委員会(FOMC)結果公表後に上昇。米FOMC結果に注目が集まる中、米長期金利の指標である10年物国債利回りが午前に一時1.68%台に大幅上昇したことが弱材料となり、1720ドル台前半に下落。しかし、清算値(終値)確定後に米FOMC結果が公表され、早期利上げ観測が後退したことから、売り方の買い戻しなどが活発化。中心限月の期近4月限は一時、前日比19.70ドル高の1750.60ドルと、3月1日(1757.40ドル)以来約2週間半ぶりの高値を付けた。
米FOMC後に公表された参加者の政策金利見通しで、事実上のゼロ金利が少なくとも2023年末まで続くとの見通しが維持された。市場では利上げ時期が前倒しされるとの見方が広がっていたため、「政策金利見通しはかなりハト派的」と受け止められ、金利を生まない資産である金には強材料となった。また、パウエル米FRB議長が会合後の記者会見で、テーパリング(資産購入の段階的縮小)の検討開始について「まだその時期ではない」と発言したことも、支援材料となった。 - 金ETFが減少、11カ月ぶりの低水準3月18日 07:52ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月17日現在で前日比2.04トン減少の1048.28トンと、2020年4月23日(1042.46トン)以来11カ月ぶりの低水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3月17日現在、昨年12月末と比べ122.46トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に軟調3月17日 15:2617日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に軟調。
金標準は下落。米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や参加者による金利・経済見通しの発表を控えることで様子見姿勢が強く、調整主導の動きの中、小幅安で取引を終えた。最近の米長期金利の上昇に対し、米連邦準備制度理事会(FRB)がどのようなスタンスを示すかが注目されている。
白金標準は軟調。ニューヨーク白金相場の下落を映した売りに圧迫され、下落して取引を終えた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6050円〜6090円3月17日 09:14金標準は軟調。17日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明(日本時間18日午前3時)やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の記者会見(同日午前3時30分)を控えて様子見姿勢が強まる中、外国為替市場での円高をみた調整主導の売りが入り下落した。
金標準 2月限 6066円 -27 ドル円 109.02円 (09:06) - 16日のNY金は前日の終値水準3月17日 08:30今朝のNY金は1730ドル付近でのもみ合い。
16日のNY金は前日の終値水準。明日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて様子見ムードが広がる中、ポジション調整主体の取引となった。米FOMCでは現行の金融緩和政策が継続される見通し。市場では米FRBの現在の米長期金利上昇に対する見方が注目されているほか、参加者の政策金利見通しにも関心が高まっている。 - 貴金属市況=金と白金は共に上伸3月16日 15:3116日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は上伸。米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて市場の様子見姿勢が強まる中、米長期金利の上昇が一服したことで買い戻され、底固い値動きとなった。ただ、新規の買い材料に乏しいため上値も限られ、目先は、17日(日本時間18日午前3時)発表予定の米FOMC参加者による金利・経済見通しが注目される中、現在の値位置でのもち合いが見込まれる。
白金標準は上伸。ニューヨーク白金相場の上昇をみた買いが入り、堅調に取引を終えた。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6050円〜6080円3月16日 09:14金標準は堅調。海外高を映した買いが入り堅調に推移。米長期金利の指標である10年物国債利回りが低下したことやインフレヘッジとしての需要が値を支えている。16日から2日間の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため様子見姿勢も強く、買い一巡後は伸び悩む展開となった。
金標準 2月限 6073円 +23 ドル円 109.16円 (09:11)
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