金市況・ニュース
- 29日のNY金は反落3月30日 08:14今朝のNY金は1710ドル台前半での取引。
29日のNY金は反落。欧州各国で新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念され、域内の景気回復が遅れるとの懸念が広がる中、為替のドル高・ユーロ安が進行し、ドル建てで取引される金は割高感から売られた。また、米長期金利の上昇も金利を生まない資産である金の弱材料となり、中心限月の期近4月限は一時、前週末比29ドル安の1703.30ドルと、3月12日(1696.60ドル)以来2週間ぶりの安値を付けた。 - 金ETF、1週間ぶりの増加3月30日 07:58ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月29日現在で前日比0.88トン増加の1037.50トンと、3月19日以来1週間ぶりの増加。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3月29日現在、昨年12月末と比べ133.24トン減少。 - CFTC建玉報告:NY金(3月23日時点)3月29日 17:12米商品先物取引委員会(CFTC)が26日に発表した建玉報告によると、23日時点のニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物市場の大口投機筋(非商業部門)の買越幅は17万4067枚となり、前週比6129枚縮小。投機筋は売り買い共にポジションを増やし、売りポジションをより多く増やしていた。 期間中のNY金は軟調。米国の中央銀行に当たる連邦準備制度理事会(FRB)は17日、事実上のゼロ金利政策が少なくとも2023年末まで続くとの見通しを維持。量的緩和策も現状のまま継続し、景気回復を支える方針を示したことで、NY金は一時1750ドルを上回った。しかし、米長期金利の指標である10年物国債利回りが1.75%近辺に再び上昇したことで、上げ幅は限られ、買い一巡後は下落する展開となった。 米長期金利は、バイデン政権による1兆9000億ドルの大型経済対策や、新型コロナウイルスワクチン接種による経済活動の正常化観測を背景に上昇している。また、22日には、トルコで中央銀行総裁が急遽更迭されて高金利反対派が後任となり、金融市場の不確実性が高まったことで、安全資産としてのドルや債券などを買う動きが広がった。23日には、ドイツが変異ウイルスの拡大を背景に、現行のロックダウン(都市封鎖)の期限を延長。イースター休暇中は規制を一段と厳格化すると発表。フランスやイタリアも一部地域で規制強化に動いたことや、欧米の金利差を意識したユーロ売りドル買いが進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。
- 貴金属市況=金と白金は共に堅調3月29日 15:1929日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に堅調。
金標準は堅調。海外高と円安をみた買いに支えられ、プラス圏で取引を終えた。10年物米国債利回りの低下と新型コロナウイルスの欧州での感染拡大を受けた世界的な経済回復への懸念が下支え材料となった。ただ、週末(4月2日)に3月の米雇用統計の発表を控えて様子見姿勢も強く、目先は現在の値位置でのもち合いが見込まれている。
白金標準は上伸。ニューヨーク白金相場の堅調をみた買いが入り、上伸して取引を終えた。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6090円〜6120円3月29日 09:18金標準は上伸。海外高や円安をみた買いに支えられ、堅調に推移。欧州での新型コロナウイルスの感染拡大による景気後退懸念や米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和策の継続が支援材料視された。ただ、先行き不透明感も強く、現在の値位置でもち合いながら方向感を探る動きが見込まれる。
金標準 2月限 6105円 +34 ドル円 109.68円 (09:17) - 26日のNY金は反発3月29日 08:15今朝のNY金は1730ドルを挟んでのもみ合い。
26日のNY金は反発。朝方は米長期金利やドル相場の上昇に押され、前日の終値水準で推移した。しかし、その後は米長期金利の上昇一服や為替のドル安・ユーロ高に支援され上昇した。 - 金ETFが減少3月29日 08:00ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月26日現在で前日比6.41トン減少の1036.62トンと、2020年4月21日(1033.39トン)以来11カ月ぶりの低水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3月26日現在、昨年12月末と比べ134.12トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に下落3月26日 15:2025日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は軟調。良好な米経済指標を背景とした対主要国通貨でのドル高を受け、ドル建てニューヨーク金相場が下落した流れから、国内市場もマイナス圏に値を沈めて取引を終えた。欧州の新型コロナウイルス感染再拡大でユーロ売りが進むとドル高が意識され、金は上値の重い展開になると考えられる。
白金標準は下落。ドル建てニューヨーク白金相場の下落をみた売りに圧迫され、軟調に取引を終えた。 - 米長期金利は低下したが、為替のドル高進行が弱材料に3月26日 10:43ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年3月25日現在で前週比5.25トン減少の1043.03トン。 3月19日に前日比3.50トン増加と、3月2日以来約2週間半ぶりの増加。しかし、その後は23日と24日に減少し、2020年4月23日(1042.46トン)以来11カ月ぶりの低水準を記録。また、3月は前月末比で50トン減少しており、月間ベースでは2020年10月以来6カ月連続の減少となる見込みで、これは2013年1月から2014年1月の13カ月連続減少以来の長さ。 米長期金利の指標である10年物米国債利回りは3月18日に2020年1月末以来となる1.75%台に上昇した後、今週の2年債と5年債の入札で一定の需要が示されたことから、1.58%台まで低下。しかし外国為替市場でのドル高が弱材料となっている。欧州での新型コロナウイルス感染第3波をめぐる懸念、新型コロナワクチン接種の遅れ、各国での行動規制の強化などを背景にドル高・ユーロ安が進行。主要6通貨で構成されるドル指数は25日に一時92.917と、2020年11月13日(93.005)以来4カ月半ぶりの高値を付けた。
- 金標準は軟調、日中予想価格帯は6050円〜6080円3月26日 09:24金標準は軟調。海外安を映した売りと円安をみた買いが交錯する中、小幅安で推移。対主要国通貨でのドル高を受けてドル建てNY金に割高感からの売りが入り下落したことが相場の上値を押さえている。欧州での新型コロナウイルス感染再拡大により、世界経済の先行き不透明感が強まる中、安全資産とされる金は安値では買い戻される動きとなっており、目先は底固い値動きが見込まれている。
金標準 2月限 6066円 -10 ドル円 109.21円 (09:21) - 25日のNY金は反落3月26日 08:17今朝のNY金は1720ドル台半ばから後半での取引。
25日のNY金は反落。朝方は米長期金利の落ち着きを眺めてプラス圏となる場面があった。しかし、その後は欧州での新型コロナウイルス感染第3波をめぐる懸念を背景にドル買い・ユーロ売りの動きが進行し、昨年11月上旬以来4カ月半ぶりのドル高・ユーロ安水準を付けたことによる割高感から売られた。
また、25日発表された2020年10〜12月期の米GDP(国内総生産)確定値や米週間新規失業保険申請件数が、市場予想よりも良好な内容となったことが安全資産とされる金には弱材料となった。 - 貴金属市況=金と白金は共に上伸3月25日 15:2425日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は堅調。海外高や円安をみた買いに支えられ、軒並み上伸して取引を終えた。米長期金利の指標となる10年債利回りが約1.6%に低下したことが金利を生まない資産である金の支援材料。また、欧州での新型コロナウイルス感染再拡大を背景に欧州経済の先行き不透明感が意識されることも、安全資産とされる金を下支えた。
白金標準は上伸。円安をみた買いや株高を眺めた買いが入り、プラス圏で取引を終えた。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6050円〜6080円3月25日 09:09金標準は上伸。海外高や円安をみた買いが入り堅調に推移している。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)や米ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁などが、市場の一部にあるインフレ懸念を否定。米FRBの金融緩和策の継続見通しが強まったことが支援材料視された。
金標準 2月限 6068円 +28 ドル円 108.81円 (09:09) - 24日のNY金は反発3月25日 08:15今朝のNY金は1730ドル台前半での取引。
24日のNY金は3営業日ぶりに反発。米長期金利が米国債入札で一定の需要が示されたことにより低下。さらにパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が23日の議会証言で、インフレ加速リスクを否定し、改めて事実上のゼロ金利政策を維持する方針を示したことが、金利を生まない資産である金の支援材料となった。
ただ、外国為替市場では欧州での新型コロナウイルスの感染第3波懸念を背景としたドル高・ユーロ安が進行し、ドル建てで取引される金の割高感につながったことから、上げ幅は抑えられた。 - 金ETF、2営業日連続の減少3月25日 07:54ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月24日現在で前日比2.33トン減少の1043.03トンと、2020年4月23日(1042.46トン)以来11カ月ぶりの低水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3月24日現在、昨年12月末と比べ127.71トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に下落3月24日 15:2324日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。海外安をみた売りに押されて下落した後は、欧米での新型コロナウイルス感染再拡大懸念を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まったことや、米長期金利が下落を眺め安値拾いの買いが入り下げ幅を縮小したが、値を戻すには至らず、マイナス圏に値を沈めて取引を終えた。
白金標準は下落。ドイツのロックダウン(都市封鎖)延長などを受けて欧州経済への懸念が台頭する中、自動車触媒に用いられる白金はパラジウムは下落した。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6010円〜6050円3月24日 09:23金標準は下落。米国債利回りの低下をみた買いに支えられる一方で、欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大への懸念から、対主要国通貨でのドル高が進行し、NY金が下落。海外安をみた売りに圧迫され、軟調に推移。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の継続や米国の追加経済対策を背景としたインフレ懸念などをみた買いが値を支え、安値では買い拾われている。
金標準 2月限 6033円 -44 ドル円 108.59円 (09:23) - 23日のNY金は続落3月24日 08:19今朝のNY金は1720ドル台半ばから後半での取引。
23日のNY金は続落。欧州での新型コロナウイルスの感染拡大懸念でドル高・ユーロ安が進行し、ドル建てで取引される金の割高感につながり売られた。ただ、米株価の下落を背景に安全資産として金が買われ、下値は限定的だった。 - 金ETFが減少、11カ月ぶりの低水準3月24日 07:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月23日現在で前日比6.42トン減少の1045.36トンと、2020年4月23日(1042.46トン)以来11カ月ぶりの低水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3月23日現在、昨年12月末と比べ125.38トン減少。 - 貴金属市況=金はまちまち、白金は下落3月23日 15:2523日の大阪取引所の貴金属市場は、金はまちまち、白金は下落。
金標準はまちまち。米長期金利の上昇が一服したことで売りが入る一方、米追加経済対策や米FRBの金融緩和策の継続による将来的なインフレ懸念を背景としたインフレヘッジとしての買いが入り、売り買いが交錯。方向感の定まらない動きとなり、期近安・期先高のまちまちで取引を終えた。
白金標準は下落。対主要国通貨でのドル高を背景とした、ニューヨーク白金相場の下落を映した売りに圧迫され、軟調に推移している。
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