金市況・ニュース
- CFTC建玉明細3月24日 18:48※CFTCデータ更新の遅延について
米商品先物取引委員会(CFTC)によりますと、IONでのサイバー関連のインシデントにより、先月のCFTCへのタイムリーで正確なデータの提出が妨げられました。その結果、週次の米CFTCの報告が遅延しています。
3月21日現在、2023年3月14日の建玉報告が最新のデータとなります。
次回24日の更新から、通常のスケジュールに戻る見込みです。
- 17日のNY金は上伸、欧米の金融システム不安を背景に3月20日 11:1817日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比50.5ドル高の1973.5ドル。
ドル建てNY金は、欧米の金融システム不安を背景とした安全資産としての買いや、対主要国通貨でのドル安をみた割安感からの買いなどが入り急伸。指標4月物は一時高値1トロイオンス=1993.7ドルをつけ、2022年4月18日(高値2003ドル)以来の高値を付けた。経営破綻した米中堅銀行シリコンバレー銀行の親会社に当たる金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループが17日、米連邦破産法11条(民事再生法に相当)の適用を申請したと発表し、市場のリスク回避姿勢が再燃したことや、スイス金融大手クレディ・スイスを巡る先行き不透明感が投資家のリスク回避姿勢を強めた。 - 17日の金ETFは増加、現物保有量は921.08トン3月20日 09:09ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、17日時点で前日比6.36トン増の921.08トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は15日現在、2022年12月末と比べ3.44トン増加している。 - 16日のNY金は軟調、金融市場を巡る懸念が後退3月17日 09:2416日のNY金は軟調。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比8.3ドル安の1923.0ドル。
スイス金融大手クレディ・スイスの経営不振を巡る市場の懸念が高まる中、欧州中央銀行(ECB)が16日の定例理事会で0.5%の大幅利上げを決定。ECBが世界的な銀行危機への懸念が高まる中でもインフレ対応を優先させる姿勢を示したことで、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも米連邦準備制度理事会(FRB)が0.25%の利上げを実施するとの観測が高まると共に、市場の懸念がやや後退。安全資産としての需要が後退した金は下落した。ただ、対ユーロでのドル安も進行したため、ドル建てNY金は割安感からの買いに支えられ、下げ幅は限られた。 - 15日の金ETFは増加、現物保有量は914.72トン3月16日 09:07ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、15日時点で前日比1.45トン増の914.72トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は15日現在、2022年12月末と比べ2.92トン減少している。 - 14日のNY金は軟調、調整主導の動き3月15日 09:0014日のNY金は軟調。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比5.6ドル安の1910.9ドル。
米労働省が14日に発表した2月の米消費者物価指数(CPI)は前年比伸び率が6.0%と市場予想と一致。前月の6.4%から減速し、インフレ圧力の後退を示す内容となった。しかし、依然として米CPIの水準は高く、米連邦準備制度理事会(FRB)が来週の米連邦公開市場委員会(CFTC)で小幅な利上げを実施するとの見方が強まると共に、米債券市場では米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇。金利を生まない資産である金は、調整の売りなども入り下落したが、1トロイオンス=1900ドル台を維持する底固い値動きとなった。 - 13日のNY金は上伸、安全資産として買われる3月14日 09:1913日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比49.3ドル高の1916.5ドル。
米国のシリコンバレー銀行(SVB)とシグネチャー銀行の経営破綻を受け、13日の市場では信用リスクに関する指標が軒並み悪化。投資家のリスク回避姿勢が強まると共に、安全資産として金は買われ、上伸した。また、一連の商業銀行の経営破綻を受け、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見送られるとの観測が高まったことも、金利を生まない資産である金の支援材料。ドル建てNY金は2月2日以来、約1か月半ぶりに1トロイオンス=1900ドル台を回復している。 - 13日の金ETFは増加、現物保有量は913.27トン3月14日 09:08ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、13日時点で前日比11.85トン増の913.27トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は13日現在、2022年12月末と比べ4.37トン減少している。 - 10日のNY金は上伸、シリコンバレー銀行破綻の報等を受け3月13日 09:2410日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比32.6ドル高の1867.2ドル。
米労働省が10日発表した2月の米雇用統計は、非農業部門雇用者数が31万1000人増加と市場予想20万5000人増を上回り、雇用の堅調さを示す内容となったが、失業率の上昇や、賃金の前月比伸び率が鈍化するなど、労働市場が軟化しつつある兆候も示唆し、米連邦準備制度理事会(FRB)が月内の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を0.5%以上に拡大するとの観測が後退。また、米カリフォルニア州の銀行規制当局が10日、米金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下のシリコンバレーバンク(SVB)を閉鎖したとの報を受け、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いや、安全資産としての買いが入り上伸した。
なお、米財務省と米FRB、米連邦預金保険公社(FDIC)は12日、SVBの破綻について共同声明を公表し、預金者を完全に保護する方法で破綻処理を完了する措置を示している。しかし、直近の8日に、暗号資産(仮想通貨)を扱うシルバーゲート銀行の親会社である米シルバーゲート・キャピタルが銀行事業を自主的に清算し、事業を縮小する方針を発表していたことが市場の警戒感を強めている。 - 10日の金ETFは減少、現物保有量は901.42トン3月13日 08:56ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、10日時点で前日比1.73トン減の901.42トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は1日現在、2022年12月末と比べ16.22トン減少している。 - 9日のNY金は上伸、米雇用関連指標の悪化を受け3月10日 10:059日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比16.0ドル高の1834.6ドル。
米労働省が9日に発表した最新週の週間新規失業保険申請件数は、前週比2万1000件増の21万1000件と市場予想(19万5000件)を上回り、3週ぶりの悪化を示したことで、米労働市場の需給ひっ迫懸念が後退すると共に、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げ長期化への過度の警戒感が緩和。対主要国通貨でのドル安が進行し、ドル建てNY金は割高感からの買いが入り、上伸した。 - 9日の金ETFは減少、現物保有量は903.15トン3月10日 09:31ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9日時点で前日比3.47トン減の903.15トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は1日現在、2022年12月末と比べ14.49トン減少している。 - 8日のNY金は軟調、米政策金利を巡る思惑主導の動き3月9日 09:098日のNY金は軟調。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比1.4ドル安の1818.6ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は8日、前日の上院銀行委員会に引き続き、下院金融サービス委員会で証言。この中で、政策金利の最終到達点(ターミナルレート)が想定以上に上昇する可能性を再確認しつつも、次回米連邦公開市場委員会(FOMC)で決定される政策金利は今後の指標次第と強調した。この発言を受け、10日に発表される2月の米雇用統計への市場の注目が高まると共に、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りに押されて下落した。 - 7日のNY金は下落、パウエル米FRB議長のタカ派発言を受け3月8日 08:577日のNY金は下落。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比34.6ドル安の1820.0ドル。
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は7日、上院銀行委員会の議会証言で、堅調な労働市場や根強いインフレに懸念を示した上で、政策金利の到達点(ターミナルレート)が「従来の想定よりも高くなる」と明言。これを受け、米FRBによる利上げの長期化懸念が再燃すると共に、外国為替市場ではドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りに押されて下落した。 - 7日の金ETFは減少、現物保有量は906.62トン3月8日 08:34ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、7日時点で前日比5.50トン減の906.62トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は1日現在、2022年12月末と比べ11.02トン減少している。 - 6日のNY金はカワラズ、パウエル米FRB議長の議会証言など控え3月7日 09:036日のNY金はカワラズ。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日と同値のの1854.6ドル。
7日に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の金融政策を巡る上下両議会での証言や、週末10日に米雇用統計の発表を控えて全般的に様子見姿勢が強く、調整主導の動きとなった。 - 3日の金ETFは減少、現物保有量は912.12トン3月7日 08:36ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3日時点で前日比0.57トン減の912.12トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は1日現在、2022年12月末と比べ5.52トン減少している。 - 2日のNY金は軟調、調整主導の動きに3月3日 09:182日のNY金は軟調。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比4.9ドル安の1840.5ドル。
米労働省が2日発表した最新週の米新規失業保険申請件数が週間新規失業保険申請件数は19万件と市場予想(19万5000件)を上回ると共に7週連続で20万人を割り込み、労働市場の需給ひっ迫とそれによるインフレ圧力の継続を示す内容となった。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが長期化するとの見方が強まり、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りに押されて下落した。
来週10日に2月の米雇用統計の発表を控えることや、3月21、22日の日程で米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるため、全般的には様子見姿勢も強い。当面はインフレ関連指数の動向を眺めながら値位置を探る動きが見込まれている。 - 1日のNY金は上伸、対主要国通貨でのドル安を受け3月2日 09:261日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比8.7ドル高の1845.4ドル。
1日に。中国メディアの財新と米S&Pグローバルが発表した2月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.6と前月の49.2から上昇し、7カ月ぶりに好不況の分かれ目である50を上回った。 中国の経済回復への期待感が高まる一方、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は上伸。ただ、依然として米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続懸念を背景とした売りに上値を押さえら、買い一巡後は伸び悩む展開となった。 - 1日の金ETFは減少、現物保有量は912.69トン3月2日 09:14ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、1日時点で前日比2.31トン減の912.69トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は1日現在、2022年12月末と比べ2.61トン減少している。
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