金市況・ニュース
- 5日のNY金は軟調、調整の売りが入り4月6日 09:185日のNY金は軟調。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比2.6ドル安の2035.6ドル。
低調な米労働関連指標や7日に3月の米雇用統計の発表を控え、市場の様子見姿勢が強まる中、NY金は調整の売りが入り、下落した。
米民間雇用サービス会社ADPが5日に発表した3月の全米雇用報告によると、非農業部門の民間就業者数は前月比14万5000人増と、市場予想20万人増を下回った。前日発表の2月の雇用動態調査(JOLTS)に続き労働市場の冷え込みを示唆する内容となり、7日に発表を控えた3月の米雇用統計へ市場の注目が集まった。米雇用の伸びの鈍化は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げサイクルの一時停止を後押しすると考えられている。 - 5日の金ETFは減少、現物保有量は930.04トン4月6日 08:44ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、5日時点で前日比0.87トン増の930.91トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は5日現在、2022年12月末と比べ13.27トン増加している。 - 4日のNY金は上伸、低調な米経済指標を受け4月5日 09:274日のNY金は上伸。中心限月6月物の清算値(終値に相当)は前日比37.8ドル高の2038.2ドル。
米労働関連指標が労働市場が冷え込みつつある可能性を示唆する内容だったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げサイクルが終了に向かうとの思惑が強まると共に、米債券市場では短期債を中心に利回りが低下。対主要国通貨でのドル安が進行する一方、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。また、石油輸出国機構(OPEC)と非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の予想外の減産決定で、原油相場が急伸したこともインフレのヘッジとみなされる金を支援したとの指摘も聞かれた。
米労働省は3日に発表した2月の米雇用動態調査(JOLTS)によると、非農業部門の求人数は前月比63万2000件減の993万1000件と、2カ月連続減少。市場予想の1040万件を下回り、2021年5月以来、約2年ぶりの低水準となった。 - 3日のNY金は上伸、低調な米経済指標などを手掛かりに4月4日 09:373日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比14.2ドル高の2000.4ドル。
石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は2日、日量約116万バレルの追加減産を行うと発表。OPECプラスによる予想外の追加減産発表を受け、油価上昇に伴うインフレ圧力を軽減するため、各国の中央銀行が政策金利の引き上げに動くとの観測からNY金は一時下落したが、売り一巡後は米経済の鈍化継続を示す経済指標を受けて上昇した。
米サプライ管理協会(ISM)が3日発表した3月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)は46.3(前月47.7)に低下し、市場予想の47.5を下回った。また、OPECプラスの追加減産がサプライズとなり市場が不安定になっていることも、安全資産としての金需要を高めたとの指摘も聞かれた。 - 3日の金ETFは減少、現物保有量は930.04トン4月4日 09:24ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3日時点で前日比2.02トン増の930.04トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は3日現在、2022年12月末と比べ12.40トン増加している。 - 31日のNY金は軟調、調整の売りなど入り4月3日 08:5831日のNY金は軟調。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比11.5ドル安の1986.2ドル。
米商務省が31日発表した2月の米個人消費支出(PCE)価格指数が前年比5.0%上昇と、1月の同5.3%上昇から上げ幅を縮小。米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げサイクルが終了に近いとの見方からドル建てNY金は一時上伸したが、買い一巡後は月末要因からの整理売りなどに下押されて反落した。 - 31日の金ETFは減少、現物保有量は928.02トン4月3日 08:30ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、31日時点で前日比1.45トン減の928.02トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は31日現在、2022年12月末と比べ10.38トン増加している。 - 29日のNY金は下落、米金融システム不安の後退を受け3月30日 08:5729日のNY金は下落。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比6.6ドル安の1966.9ドル。
米金融システム不安の後退を受け、安全資産としての金需要が後退したことで、これまで安全資産として買われてきた金は売りが優勢となった。また、米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇し、外国為替市場で対主要国通貨でのドル高が進行したことも、ドル建てNY金の上値を押さえている。 - 29日の金ETFは増加、現物保有量は929.47トン3月30日 08:39ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、29日時点で前日比1.74トン増の929.47トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は29日現在、2022年12月末と比べ11.83トン増加している。 - 28日のNY金は堅調、対ユーロでのドル安を受け3月29日 09:2628日のNY金は堅調。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比19.7ドル高の1973.5ドル。
米地銀ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズが27日、経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)を買収すると発表したことで、金融システム不安が後退。欧州銀が保有する債券の含み損に対しても市場の懸念が後退し、外国為替市場ではユーロ買いドル売りの流れが強まったため、ドル建てNY金はドル安をみた割安感からの買いが入り上伸した。一連の銀行破綻による景気後退(リセッション)への懸念や、米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースの鈍化や年内の利下げ観測が台頭したことなども金の支援材料になった。 - 28日の金ETFは増加、現物保有量は927.73トン3月29日 08:57ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、28日時点で前日比3.76トン増の927.73トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は28日現在、2022年12月末と比べ10.09トン増加している。 - 27日のNY金は下落、金融システム不安の後退を受け3月28日 09:2627日のNY金は下落。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比30.0ドル安の1953.8ドル。
米連邦預金保険公社(FDIC)は26日、米地銀ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズが経営破綻したシリコンバレー銀行(SVB)の預金、融資債権、一部資産を所得すると発表。投資家の金融システムへの過度の懸念が後退し、安全資産とされる金は売りが入り下落した。ただ、売り一巡後は、銀行セクターへの懸念が後退したことで、欧州中央銀行(ECB)による追加利上げへの期待が高まり、ユーロが買い戻された流れから、ドル建てNY金は割安感からの買いに下値を支えられた。 - 24日のNY金は軟調、対ユーロでのドル高などを受け3月27日 09:0524日のNY金は軟調。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比12.1ドル安の1983.8ドル。
米欧の金融システムを巡る懸念から安全資産としての買われたことや、米連邦準備制度理事会(FRB)が近く利上げを停止する可能性があるとの観測を背景とした買いに値を伸ばし、指標4月物は一時1トロイオンス=2006.5ドルをつけて直近の高値を更新。しかし、買い一巡後は、利益確定の売りや欧州の金融システム不安の再燃を受けた対ユーロでのドル高をみた売りに押され、反落した。 - 24日の金ETFは減少、現物保有量は923.97トン3月27日 08:51ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、24日時点で前日比1.45トン減の921.08トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は24日現在、2022年12月末と比べ6.33トン増加している。 - 23日の金ETFは増加、現物保有量は925.42トン3月27日 08:51ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、23日時点で前日比2.31トン増の925.42トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は23日現在、2022年12月末と比べ7.78トン増加している。 - CFTC建玉明細3月24日 18:48※CFTCデータ更新の遅延について
米商品先物取引委員会(CFTC)によりますと、IONでのサイバー関連のインシデントにより、先月のCFTCへのタイムリーで正確なデータの提出が妨げられました。その結果、週次の米CFTCの報告が遅延しています。
3月21日現在、2023年3月14日の建玉報告が最新のデータとなります。
次回24日の更新から、通常のスケジュールに戻る見込みです。
- 22日のNY金は上伸、米FOMC声明後に一段高3月23日 09:2322日のNY金は上伸。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比8.5ドル高の1949.6ドル。
欧州中央銀行(ECB)高官らからのインフレ高止まり懸念する発言を受け、ECBの利上げ見通しが強まったことで、ユーロ高ドル安が進行。ドル建てNY金は割高感からの買いが入り上伸した。
また、清算値確定後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、0.25%の小幅利上げが決定され、米FOMC参加者による経済・政策金利予想では年内後1回の利上げ見通しが示された。市場では利上げの最初の停止点を示したと受け止められた他、最近の金融システム不安の台頭を踏まえ年内利下げの可能性を巡る観測も再燃。金利を生まない資産である金は時間外取引で値を伸ばしている。 - 21日のNY金は下落、金融システム不安の後退や米FOMC声明発表を控えた売りに押され3月22日 09:2321日のNY金は下落。中心限月4月物の清算値(終値に相当)は前日比41.7ドル安の1941.1ドル。
20日に高値1トロイオンス=2014.9ドル台をつけ、2022年3月10日(高値2015.10ドル)以来、約1年ぶりの高値圏に浮上したが、一連の欧米中銀による金融システム不安の鎮静化に向けた施策を受け、市場の過度な警戒感が後退し、安全資産としての金需要が後退。また、22日に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明の公表を控えて調整の売りや手じまい売りなどが入り下落した。
米連邦準備制度理事会(FRB)と欧州中央銀行(ECB)、日本銀行、イングランド銀行(BOE、英中銀)、カナダ銀行(中銀)、スイス国立銀行(中銀)は19日、金融システム不安の沈静化に向けて米ドル資金供給の拡充で協調することを決定。更に、イエレン米財務長官は21日、全米銀行協会向けの講演原稿で、米国の銀行システムは規制当局の強力な措置により安定しつつあるものの、中小金融機関に預金の取り付け騒ぎが発生すれば、預金者保護に向けた一段の措置が正当化されるとの認識を示した。 - 21日の金ETFは減少、現物保有量は923.11トン3月22日 08:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、21日時点で前日比1.44トン減の921.08トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は21日現在、2022年12月末と比べ5.47トン増加している。 - 20日の金ETFは増加、現物保有量は924.55トン3月22日 08:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、20日時点で前日比3.47トン増の921.08トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は20日現在、2022年12月末と比べ6.91トン増加している。
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