金市況・ニュース
- 29日のNY金は反発、中東情勢緊張の高まりを受けて1月30日 07:4329日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月4月限は前営業日比8.5ドル高の2044.6ドル。
この日は主要な米経済指標がない中、シリアと国境を接するヨルダン北東部の米軍基地でドローンによる攻撃が行われ、3名の米兵が死亡したほか多くの負傷者が出た。これを受けて、中東情勢の緊迫感が高まり、安全資産として金が買われる展開となった。 - 26日の金ETFは減少、現物保有量は856.05トン1月29日 08:35ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、26日時点で前日比2.88トン減の856.05トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は26日現在、2022年12月末と比べ61.59トン減少している。 - 26日のNY金は小反落、米経済統計で買われるも戻り局面では売られ上げ幅を削る動き1月29日 07:4626日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月4月限は前日比0.7ドル安の2036.1ドル。
米商務省が26日発表した2023年12月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比2.6%上昇し、伸びは横ばいで、3か月連続で3%下回った。また、エネルギー・食品を除くコア指数は同2.9%上昇と伸びは11月の3.2%から鈍化した。これを受けて、インフレ減速基調が続き、米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げに向けた動きは軌道から外れない公算が大きく、金の買いが先行した。しかし、買い一巡後はドル指数が上昇し、ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、上げ幅を縮小し、マイナスサイドに入る展開となった。 - 25日のNY金は小反発、強弱まちまちで方向感のない値動き1月26日 07:4825日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月4月限は前日比1.6ドル高の2036.8ドル。
この日発表された2023年第4四半期の米実質国内総生産(GDP)速報値は3.3%増と前期の4.9%増から伸びが鈍化した。これを受けて、米長期金利が低下し、金利を生まない資産である金の魅力が高まり、金が買われる場面があった。しかし、ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁が、利下げ開始時期について「夏の可能性が高い」と発言したことを受けて早期利下げ観測が後退しユーロがドルに対して下落。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、上げ幅を削る展開となった。 - 24日のNY金は反落、米経済統計の良好な結果を受け早期利下げ観測が後退1月25日 07:4324日のNY金(COMEX金)は反落。NY金先物中心限月2月限は前日比9.8ドル安の2016.0ドル。この日発表された1月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.3と前月の47.9を上回り、好不況の分岐点である50を超えた。これを受けて、堅調な米景気を背景に早期利下げ観測が後退したことから、低下していた米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金の魅力が弱まり、売られる展開となった。
- 23日のNY金は小反発、堅調推移も米長期金利の上昇が圧迫要因で戻り局面は売られる1月24日 07:4823日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月2月限は前日比3.6ドル高の2025.8ドル。
時間外取引ではドル指数が下落。ドル建てで取引される商品の割安感が強まり買いが先行し、一時2039.3ドルまで上昇した。日中取引に入り米長期金利が上昇したことからドル指数が反転し、戻り局面は売られ上げ幅を縮小する展開となった。 - 22日の金ETFは減少、現物保有量は858.93トン1月23日 08:43ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、22日時点で前日比2.02トン減の858.93トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は22日現在、2022年12月末と比べ58.71トン減少している。 - 22日のNY金は反落、ドル指数上昇を受けて1月23日 07:3822日のNY金(COMEX金)は反落。 NY金先物中心限月2月限は前営業日比7.1ドル安の2022.2ドル。 取引序盤は米長期金利の低下を受けて金利を生まない資産である金の魅力が高まり買い優勢となったが、その後外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり戻り局面は売られマイナスサイドに転じる展開となった。
- 19日の金ETFは減少、現物保有量は860.95トン1月22日 08:33ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、19日時点で前日比1.15トン減の860.95トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は19日現在、2022年12月末と比べ56.69トン減少している。 - 19日のNY金は小幅続伸、ドル指数の低下を受けて1月22日 07:4319日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月2月限は前日比7.7ドル高の2029.3ドル。
取引序盤は引き続き地政学リスクで堅調に推移していたが、1月の米ミシガン大学消費者信頼感指数が78.8と2023年12月の69.7から上昇し、2021年7月以来の高水準となった。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり売られる場面もあったが、その後ドル指数が売りに転じたことから押し目では買いが入る展開となった。 - 18日のNY金は反発、中東情勢の緊迫化を受けて1月19日 07:4918日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月2月限は前日比15.1ドル高の2021.6ドル。
時間外取引では米長期金利の上昇が一服し、金利を生まない資産である金の魅力が高まり、堅調に推移した。その後、日中取引では、米労働省が18日に発表した最新週の米新規失業保険申請件数が前週比1万6000件減の18万7000件と、2022年9月以来の低水準となった。これを受けて、米長期金利が上昇し、戻り局面で売られる場面があったが、パキスタン外務省は同国軍がイラン領を攻撃したと発表。中東情勢の緊迫化が高まったことが金の支援要因となり、押し目買いが入る展開となった。 - 17日の金ETFは減少、現物保有量は862.1トン1月18日 08:37ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、17日時点で前日比2.3トン減の862.1トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は17日現在、2022年12月末と比べ55.54トン減少している。 - 17日のNY金は大幅続落、米小売売上高の結果を受けて米長期金利が上昇1月18日 07:4017日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月2月限は前日比23.7ドル安の2006.5ドル。
この日発表された12月の米小売売上高は前月比0.6%増と、前回発表の0.3%増や事前予想の0.4%を上回った。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の魅力が低下し売り優勢の展開となった。 - 16日の金ETFは増加、現物保有量は864.4トン1月17日 09:21ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、16日時点で前日比0.56トン増の864.4トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は16日現在、2022年12月末と比べ53.24トン減少している。 - 16日のNY金は大幅下落、米長期金利の上昇を背景に1月17日 07:4416日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月2月限は前営業日比21.4ドル安の2030.2ドル。
米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事は16日の講演で、2024年に見込む利下げについて「政策の軌道修正は急がず、慎重に調整する必要がある」と話した。ウォラー理事はこれまで早期利下げの可能性を示唆していたが、判断には時間をかける姿勢を示した。これを受けて、米長期金利が大幅に上昇。金利を生まない資産である金の魅力が低下し売りが先行した。また、外国為替市場では主要通貨に対してドルが上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、下げ幅を拡大する展開となった。 - 15日のNY金は休場、キング牧師の日の祝日のため1月16日 07:3915日のNY金(COMEX金)はキング牧師の日で祝日のため休場となります。
- 12日のNY金は6営業ぶりに反発、有事の金買いを背景に1月15日 07:4412日のNY金(COMEX金)は反発。NY金先物中心限月2月限は前日比32.4ドル高の2051.6ドル。米英軍がイエメンの親イラン武装組織フーシ派の軍事拠点に対して空爆を実施したことを受けて有事の金買いが入った。また、この日発表された昨年12月の米生産者物価指数(PPI)は前月比0.1%下落と、市場予想の0.1%上昇に反し、前月比で3カ月連続の低下となった。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が高まり、金利を生まない資産である金の魅力が高まったことも金買いの後押しとなり、6営業ぶりに反発する展開となった。
- 11日の金ETFは減少、現物保有量は863.84トン1月12日 08:36ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、11日時点で前日比1.15トン減の863.84トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は11日現在、2022年12月末と比べ53.8トン減少している。 - 11日のNY金は続落、米消費者物価指数の発表を受けて早期米利下げ観測が後退1月12日 07:4211日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月2月限は前日比8.6ドル安の2019.2ドル。
この日発表された2023年12月の米消費者物価指数(CPI)は前年比3.4%上昇と前月の3.1%から加速し、市場予想の3.2%上昇を上回った。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退し、金利を生まない資産である金の魅力が低下され売り優勢の展開となった。 - 10日のNY金は続落、米長期金利の上昇を受けて1月11日 07:4610日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月2月限は前日比5.2ドル安の2027.8ドル。
11日に2023年12月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて積極的な売買が手控えられる中、取引序盤は米長期金利が低下。金利を生まない資産である金の魅力が高まり買いが先行した。しかし、その後低下していた米長期金利の上昇を受けて売りが優勢となり、上げ幅を縮小しマイナスサイドに転じた。
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