金市況・ニュース
- 金標準は下落、日中予想価格帯は6590円〜6620円6月14日 09:14金標準は下落。海外安を映した売りが先行し、軟調に推移している。好調な米経済指標を眺め、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金が割高感からの売りに押されて下落したことや、米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え量的緩和縮小への懸念から調整の売りなどに下押された。
金標準 4月限 6603円 -87 ドル円 109.73円 (09:12) - 11日のNY金は反落6月14日 08:2611日のNY金は3営業日ぶりに反落。同日発表された6月の米ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値が86.4と、市場予想の84.0を上回ったことを受けて、ドルが対ユーロで上昇し、ドル建てで取引される金は割高感からの売りに押された。
また、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが一時1.428%と3月上旬以来の低水準に低下した後、1.47%付近に上昇したことも、金利を生まない資産である金には弱材料となった。 - 貴金属市況=金と白金が共に上伸6月11日 16:1311日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は堅調。5月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回る伸びを示したことで、インフレ加速への市場の警戒感が強まり、インフレヘッジとしての買われた他、米長期金利の下落を受け、対主要国通貨でのドル安が進行し、ドル建てNY金に割安感からの買いが入った。来週は15、16日両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えるため全般的に様子見姿勢も強く、目先はもち合いの動きが見込まれる。
白金標準は上伸。海外高を映した買いが入り、堅調に取引を終えた。 - * 来週の主な予定6月11日 13:02・ 6月14日(月)
* 4月のユーロ圏鉱工業生産
* 中国市場休場(端午節)
・ 6月15日(火)
* 4月のユーロ圏貿易収支
* 5月の米小売売上高
* 5月の米卸売物価指数
* 5月の米卸売物価指数・コア指数
* 6月のニューヨーク連銀・製造業景況指数
* 5月の米鉱工業生産指数
* 5月の米設備稼働率
* 6月の全米住宅建設業協会(NAHB)住宅建設業者信頼感指数
* 米連邦公開市場委員会(FOMC、16日まで)
* 大阪一般大豆6月限納会
* 大阪とうもろこし7月限納会
・ 6月16日(水)
* 5月の日本貿易統計
* 5月の中国小売売上高(前年比)
* 5月の中国鉱工業生産(前年比)
* 5月の米住宅着工件数
* 米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表
* 米連邦公開市場委員会(FOMC)政策金利・経済見通し発表
* パウエル米FRB議長・定例会見
* 南アフリカ市場休場(青年の日)
・ 6月17日(木)
* 5月のユーロ圏消費者物価指数・確定値(前年比)
* 6月のフィラデルフィア連銀・製造業景況指数
* 米週間新規失業保険申請件数
* 5月の米景気先行指数
* 日銀政策委員会・金融政策決定会合(27日まで)
* ユーロ圏財務相会合
・ 6月18日(金)
* 5月の全国消費者物価指数(前年比、生鮮食品除く)
* 日銀政策委員会・金融政策決定会合
* 黒田日銀総裁・記者会見
* 4月のユーロ圏経常収支
* 欧州連合(EU)財務相理事会
* イラン大統領選
* 大阪堂島東京コメ、新潟コシヒカリ各6月限納会
(注)上記の予定は予告なく変更される事があります。日付はすべて現地時間。 - 金ETF、引き続き一進一退の動き6月11日 10:50ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年6月10日現在で前週比2.86トン増加の1044.61トン。
6月4日に前日比1.41トン増加した後、7日に同5.83トン減少。しかし、9日に同5.83トン増加、10日に同1.45トン増加しており、前週に引き続き、一進一退の動きとなっている。
今週は10日発表の5月の米消費者物価指数に注目が集まっていた。結果は前年同月比5.0%上昇と、市場予想の4.7%上昇を上回り、2008年8月以来約13年ぶりの大幅な伸びを記録。ただ、米金融市場では昨年春に見られた軟調な物価が影響しており、こうしたいわゆるベース効果は6月以降薄れるとみられている。同日の米長期金利の指標である10年物米国債利回りの終値は1.459%に低下し、終値ベースで3月2日(1.415%)以来3カ月ぶりの低水準となり、金利を生まない資産である金には支援材料となった。
来週は米連邦準備制度理事会(FRB)が15〜16日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する予定。量的緩和の縮小に向けた討議が始まるのかどうかに加え、FOMC後に公表される参加者の政策金利見通しが注目されている。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6660円〜6690円6月11日 09:10金標準は上伸。海外高を映した買いが入り、堅調に推移。5月の米消費者物価指数(CPI)の上昇を受け、インフレヘッジとしての買いが入ったことや、米長期金利の指標となる10年債国債利回りの下落が支援材料視された。なお、欧州中央銀行(ECB)定例理事会は、市場の予想通り政策据え置きが決定されたため影響は限られた。
金標準 4月限 6678円 +39 ドル円 109.38円 (09:08) - 10日のNY金は小幅続伸6月11日 08:20今朝のNY金は1900ドル台前半での取引。
10日のNY金は小幅続伸。朝方発表された5月の米消費者物価指数は前年同月比5.0%上昇と、12年9カ月ぶりの大幅な伸びとなった。しかし、米債券市場では昨年春に見られた軟調な物価が影響しており、「インフレ高進は一過性のもの」との見方から、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.43%に低下したことから、金利を生まない資産である金の支援材料となり、中心限月の期近8月限は1903ドルまで上昇した。 - 金ETF、2営業日連続の増加6月11日 07:53ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月10日現在で前日比1.45トン増加の1044.61トンと、2営業日連続の増加。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月10日現在、昨年12月末と比べ126.13トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に下落6月10日 15:4810日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は軟調。海外安をみた売りが入り、下落して取引を終えた。市場が米連邦準備理事会(FRB)が資産購入縮小(テーパリング)の議論の開始時期を巡る思惑を強める中、欧州中央銀行(ECB)理事会や5月米消費者物価指数(CPI)などの発表を控えることで、手じまい売りが先行した。
白金標準は下落。調整主導の売りに圧迫され、下落して取引を終えた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6650円〜6670円6月10日 09:06金標準は軟調。清算値確定後の電子取引でドル建てNY金が下落した流れを映し、軟調に推移している。ただ、米長期金利が下落したことや、5月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて積極的な売りは控えられ、目先は現在の値位置でのもち合いが見込まれる。
金標準 4月限 6658円 -3 ドル円 109.64円 (09:05) - 9日のNY金は小反発6月10日 08:29今朝のNY金は1890ドル台前半での取引。
9日のNY金は小反発。朝方は米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.47%台まで低下したことや為替のドル安を背景に買われ、中心限月の期近8月限は1901.70ドルまで上昇。しかし、その後はドルが持ち高調整なとの買いに対ユーロで上昇したことを受け、利益確定の売りなどが先行し上げ幅を縮小した。
また、市場ではインフレ動向や米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の縮小議論開始時期を見極めようと、日本時間10日午後9時30分発表の5月の米消費者物価指数(CPI)を待つムードが広がっている。CPIの市場予想は前月比0.4%上昇、コアCPIは同0.4%上昇。 - 金ETFが増加6月10日 07:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月9日現在で前日比5.83トン増加の1043.16ン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月9日現在、昨年12月末と比べ127.58トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に軟調6月9日 15:239日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に軟調。
金標準は軟調。海外安をみた売りに圧迫され、下落して取引を終えた。市場ではインフレ警戒感から10日に発表される5月の米消費者物価指数(CPI)への注目度が高いことや、10日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて全般的に様子見姿勢が強く、下げ幅は限られた。
白金標準は軟調。調整主導の売りに圧迫され、下落して取引を終えた。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6650円〜6680円6月9日 09:09金標準は下落。10日の欧州中央銀行(ECB)理事会がハト派的な内容になるとの見方を背景にユーロ安ドル高が進行。ドル建てNY金が割高感からの売りが入り下落した流れを映し、国内市場も軟調に推移している。ただ、10日に5月の米消費者物価指数(CPI)、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて全般的に様子見姿勢も強く、小幅な値動きに留まった。
金標準 4月限 6666円 -10 ドル円 109.44円 (09:09) - 8日のNY金は反落6月9日 08:26今朝のNY金は1890ドル台での取引。
8日のNY金は3営業日ぶりに反落。朝方は米長期金利の指標である10年物米国債利回りが約1カ月ぶりの低水準となる1.51%まで低下したことを受け、金利を生まない資産である金は買われ、中心限月の期近8月限は1900ドル台前半に上昇。その後は為替のドル高や利益確定の売りに、中心限月の期近8月限は1880ドル台後半まで下落したが、売りが一巡した後は押し目買いが入り1890ドル台でのもみ合いとなった。 - 貴金属市況=金と白金が共に上伸6月8日 16:128日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は上伸。海外高をみた買いが入り、堅調に大引けた。先週末に発表された5月の米雇用統計の非農業部門雇用者数が市場予想を下回り、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の早期縮小観測が後退したことや、米長期金利の指標となる米10年債利回りが低下したことなどが支援材料視された。
白金標準は堅調。金の上伸になびいた買いが入り、プラス圏で取引を終えた。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6650円〜6680円6月8日 09:10金標準は上伸。米FOMCを来週に控え、インフレ見通しを巡る思惑主導の値動きとなる中、米雇用統計後の米長期金利の急低下などを受けて、対主要国通貨でのドル安傾向が継続していることで、ドル建てNY金には割安感からの買いが入り上伸。国内市場は、円高をみた売りに上値を押さえられたが、海外高を映した買いが入り、堅調に推移している。
金標準 4月限 6669円 +40 ドル円 109.22円 (09:10) - 7日のNY金は続伸6月8日 08:31今朝のNY金は1900ドル台前半での取引。
7日のNY金は続伸。外国為替市場でのドル安・ユーロ高による割安感からの買いが入った。ただ、10日に5月の米消費者物価指数の発表を控え、様子見ムードが強まっていることで、上値は抑えられた。
米国では経済活動の正常化進展による需要拡大や労働力不足などを背景にインフレ率が上昇している。市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の金融緩和縮小に動く」との懸念が根強く、金融政策の先行きを見極めようと、米消費者物価指数の発表を控え、様子見ムードが強まっている。 - 金ETFが減少6月8日 07:58ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月7日現在で前日比5.83トン減少の1037.33ン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月7日現在、昨年12月末と比べ133.41トン減少。 - 貴金属市況=金は軟調、白金は上伸6月7日 15:297日の大阪取引所の貴金属市場は、金は軟調、白金は上伸。
金標準は軟調。5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比55万9000人増と、市場予想の65万人増加を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に量的緩和観測が後退したため一時上伸したが、円高をみた売りに圧迫され、引けに掛けて下落して取引を終えた。
白金標準は堅調。海外高を映した買いに支えられ、プラス圏で取引を終えた。
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