金市況・ニュース
- CFTC建玉報告:円/ドル、ユーロ/ドル(6月1日時点)6月7日 13:19期間中の円(対ドル)は堅調。5月31日は、米国が「戦没者追悼日(メモリアルデー)」、英国が「スプリング・バンクホリデー」のため、米英市場が休場で取引が薄くなる中、ドイツの物価指標が強めの内容となったことからユーロ買いドル売りが進行したことが響き、円も買われた。また、米FRB高官らが、今の「インフレ上昇は一時的」との見方を示し、米金融緩和の維持を示唆したことで米長期金利が下落したこともドル安要因となった。
- CFTC建玉報告:NY金(6月1日時点)6月7日 13:18期間中のNY金は上伸。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らの発言を受け、米金融緩和の早期縮小観測が後退したことや、米長期金利の指標である10年債利回りが低下したことなどが支援材料となり、1トロイオンス=1900ドル台を回復した。暗号資産(仮想通貨)ビットコインの下落も、安全資産とされる金へ資金が流入した要因。また、28日にバイデン米大統領が議会に提出した22会計年度の予算教書は、歳出額が6兆110億ドルと戦後最大規模となり、米財政の悪化懸念も金の押し上げ材料となった。
米商務省が28日発表した4月の米個人消費支出(PCE)物価指数は、コア指数が前年同月比3.1%上昇と、約29年ぶりの高い伸びを示した。ミシガン大の1年先の期待インフレ率も4.6%上昇と、約10年ぶりの高水準となり、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んでいた米経済活動の正常化を改めて裏付けた。
これに対し、米連邦準備制度理事会(FRB)は「物価上昇は一時的」との見方を維持しているため、金利上昇を警戒した金への売り圧力はさほど感じられない。連休明け1日の金現物相場は反落した。一時5カ月ぶりの高値を付けたが、5月の米製造業購買担当者景況指数(PMI)が改善したことに加え、米国債利回りも上昇したことから、金の投資妙味が後退した。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6640円〜6670円6月7日 09:07金標準は上伸。海外高を映した買いが入り堅調に推移。5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を下回ったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の早期縮小懸念が後退。また、米長期金利の下落も金利を生まない資産である金の支援材料となった。
金標準 4月限 6657円 +25 ドル円 109.52円 (09:08) #金相場 #gold - 4日のNY金は反発6月7日 08:27今朝のNY金は1890ドル台での取引。
4日のNY金は反発。朝方発表された5月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比55万9000人増と、市場予想の65万人増加を下回った。これを受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に量的緩和の縮小に踏み切るとの観測が後退したことから、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.56%に低下し、金利を生まない資産である金には支援材料となった。また、外国為替市場では米長期金利の低下を背景にドルが対ユーロで下落し、ドル建てで取引される金は割安感から買われた。
中心限月の期近8月限は一時、前日比25.70ドル高の1899ドルの高値を付けたが、買い一巡後は利益確定の売りに押され、1900ドルの節目を前にもみ合う動きとなった。 - 金ETFが増加6月7日 07:53ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月4日現在で前日比1.41トン増加の1043.16トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月4日現在、昨年12月末と比べ127.58トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に下落6月4日 15:354日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。海外安を映した売りが入り、軒並み下落して取引を終えた。4日に発表される5月の米雇用統計を控える中、最新週の米新規失業保険申請件数が好調な内容となり、米金融緩和策の早期縮小懸念が強まった。また、米長期金利の指標である10年物米国債利回りの上昇も、金利を生まない資産である金の弱材料となった。
白金標準は下落。調整主導の動きの中、金の下落になびいた売りが入り、軒並み下落して取引を終えた。 - 金ETF、1040トン台での一進一退6月4日 11:02ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年6月3日現在で前週比2.33トン減少の1041.75トン。
5月28日は前日比0.87トン減少、6月1日は同2.62トン増加、2日は同4.08トン減少となり、1040トン台での一進一退となった。
今週発表された米経済指標の強い内容を受けて、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.630%台に上昇したことは、金利を生まない資産である金には圧迫材料。ただ、米金融緩和の長期化観測を改めて裏付けた米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言や根強いインフレ懸念が支援材料となった。
4日発表予定の5月の米雇用統計が雇用情勢の改善を示したとしても、米FRB当局者のハト派姿勢に変化がなければ、金市場からの投資資金流出は抑えられるだろう。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6620円〜6660円6月4日 09:07金標準は下落。海外安を映した売りに圧迫され、軟調に推移。米国の労働関連指標が好調な内容になったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の早期縮小(テーパリング)懸念が再燃。また、米長期金利の市場となる10年物米国債利回りが上昇したことも圧迫材料となった。
金標準 4月限 6634円 -72 ドル円 110.31円 (09:05) - 3日のNY金は急反落6月4日 08:26今朝のNY金は1870ドル台での取引。
3日のNY金は急反落。朝方発表された5月のADP全米雇用報告で非農業部門の民間就業者数が前月比97万8000人増と約1年ぶりの高水準となったうえ、最新週の米新規失業保険申請件数が新型コロナウイルス感染拡大以降初めて40万件を下回った。さらに5月の米ISM非製造業景況指数が64.0と過去最高を記録したことを受けて、米金融緩和策の早期縮小懸念が強まり、長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.63%に上昇。外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドルが対ユーロで上昇した。
金は米長期金利の上昇と為替のドル高で売られ、中心限月の期近8月限は一時、前日比43.20ドル安の1866.70ドルと、5月20日(1864.20ドル)以来2週間ぶりの安値を付けた。 - 貴金属市況=金と白金が共に上伸6月3日 15:313日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は堅調。4日に発表される5月の米雇用統計を控え、全般的に調整主導の動きの中、米長期金利の指標となる10年物米国債利回りが低下したことが、金利を生まない資産である金の支援材料となり、上伸して取引を終えた。
白金標準は上伸。金の上伸になびいた買いが入り上伸した後は、円高をみた売りに上げ幅を削られたものの、軒並み上伸して取引を終えた。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6710円〜6740円6月3日 09:17金標準は上伸。海外高を映した買いが入り堅調に推移している。市場が米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和の縮小開始時期を探る動きとなる中、4日に米雇用統計の発表を控えて全般的に様子見姿勢が強く、調整主導にもち合う動きとなった。
金標準 4月限 6728円 +29 ドル円 109.64円 (09:16) - 2日のNY金は反発6月3日 08:22今朝のNY金は1910ドル台での取引。
2日のNY金は反発。4日に発表される5月の米雇用統計を前にして様子見ムードが広がる中、長期金利の指標となる10年物米国債利回りが低下し1.60%を割り込んだことが、金利を生まない資産である金の支援材料となり買われた。ただ、買い一巡は利益確定の売りが出たことで伸び悩んだ。 - 金ETFが減少6月3日 07:52ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月2日現在で前日比4.08トン減少の1041.75トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月2日現在、昨年12月末と比べ128.99トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に下落6月2日 15:202日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は軟調。海外安と為替の円高をみた売りに圧迫され、軒並み下落して取引を終えた。5月の米ISM製造業景況指数が61.2と、前月の60.7から上昇し市場予想を上回る結果となったことを受け、米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金は売られた。
白金標準は下落。景気回復への期待感が強まり、一時上伸する場面もあったが、金の下落や円高をみた売りに下押され、軟調に取引を終えた。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6680円〜6700円6月2日 09:25金標準は下落。海外安をみた売りに圧迫され、軟調に推移。米長期金利の上昇が金利を生まない資産である金の価格を圧迫した。また、5月の米雇用統計の発表を週末に控える中、非農業部門の就業者数の改善が予想されていることも弱材料視された。
金標準 4月限 6690円 -19 ドル円 109.49円 (09:24) - 1日のNY金は小反落6月2日 08:24今朝のNY金は1900ドル台前半での取引。
1日のNY金は小反落。朝方発表された5月の米ISM製造業景況指数が前月から上昇し市場予想を上回る結果となったことを受け、米長期金利が上昇し金利を生まない資産である金は売られ下落。中心限月の期近8月限は一時1900ドルを割り込んだ。
しかし、その後は米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事が1日の講演で、物価と雇用に関する目標には「程遠い」と強調し、金融緩和の維持を示唆したことが支援材料となり、下げ幅を縮小した。 - 金ETFが増加6月2日 07:53ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月1日現在で前日比2.62トン増加の1045.83トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月1日現在、昨年12月末と比べ124.91トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に上伸6月1日 15:291日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は堅調。米英市場が祝日で休場となる中、ドイツ連邦統計庁が31日に発表した5月のドイツ消費者物価指数(CPI)が上昇し、欧州中央銀行(ECB)の物価目標を一段と上回ったことで外国為替市場でのユーロ高ドル安が進行。時間外の電子取引でドル建てNY金に割安感からの買いが入り上伸した流れを映し、国内市場も上伸して取引を終えた。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が低金利政策を長期間維持し、完全雇用に近づくまで量的緩和も継続するとの見方も引き続き下支え材料となった。
白金標準は上伸。調整主導の動きの中、金の上伸になびいた買いが入り、プラス圏で大引けた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6700円〜6730円6月1日 09:16金標準は軟調。米英市場が祝日で休場となり、全般的に動意に乏しい中、円高をみた売りが入り軟調に推移。ドイツ連邦統計庁が31日に発表した5月のドイツ消費者物価指数(CPI)が上昇し、欧州中央銀行(ECB)の物価目標を一段と上回ったものの、6月10日開催のECB理事会では金融緩和の継続が示されるとの見方から影響は限られた。
金標準 4月限 6714円 -19 ドル円 109.49円 (09:15) - 今朝のNY金は上昇6月1日 08:17今朝のNY金は為替のドル安とインフレ圧力の強まりから買われ上昇。1900ドル台後半から1910ドル台前半での取引。5月31日の海外市場は米国が「メモリアル・デー」、英国が「スプリング・バンクホリデー」の祝日で休場。
5月のNY金は中心限月で前月末比7.8%(137.60ドル)上昇と、月間ベースの上昇率としては2020年7月の10.3%(185.40ドル)上昇以来、10カ月ぶりの大きさを記録。米長期金利の低下や為替のドル安に加え、インフレ圧力の強まりが強材料となった。
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