金市況・ニュース
- 金標準は堅調、日中予想価格帯は6110円〜6140円4月6日 09:22金標準は堅調。良好な米経済統計を背景とした米株高を眺め、投資家のリスク選好姿勢が強まる一方、安全資産とされる金への売り圧力が強まった。ただ、米長期金利の上昇傾向が一服したことで、金利を生まない資産である金は安値では買い拾われ、前日と同値水準で推移している。
金標準 2月限 6127円 +3 ドル円 110.19円 (09:21) - 5日のNY金は1日終値水準4月6日 08:16今朝のNY金は1720ドル台後半での取引。
5日のNY金は1日終値水準。朝方は2日に発表された3月の米雇用統計が予想以上に堅調な結果となったことを受け、投資家のリスク選好姿勢が強まり、安全資産とされる金は売られ下落。その後、外国為替市場でのドル安・ユーロ高に伴う割安感からの買いに上昇に転じた。ただ、3月の米雇用統計に続き、5日発表された3月の米ISM非製造業景況指数が過去最高水準となり、主要な米株価指数が史上最高値を更新したことが圧迫材料となり、1日終値(1728.40ドル)水準での取引となった。 - CFTC建玉報告:NY金(3月30日時点)4月5日 17:14米商品先物取引委員会(CFTC)が4月2日に発表した建玉報告によると、3月30日時点のニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物市場の大口投機筋(非商業部門)の買越幅は16万7528枚となり、前週比6539枚縮小。期間中に、投機筋は売り買い共にポジションを増やし、売りポジションをより多く増やしていた。 期間中のNY金は下落。米国の新型コロナウイルスワクチン接種をめぐり楽観的な見方が広がったほか、バイデン大統領による大型インフラ投資計画が成長を支援し、国債増発につながる可能性があるとの見方から、米長期金利の指標となる10年債利回りが一時1.76%台まで上昇し、金利の付かない資産である金を売る動きが強まったことで、NY金は1トロイオンス=1700ドルを割り込み、4週間ぶりの安値付近まで水準を切り下げた。米国と欧州諸国の金利差を意識した、ドル買いユーロ売りの流れが強まったことも、ドル建てNY金に割高感からの売りが入り下落した要因となった。 なお、バイデン大統領は31日、ピッツバーグでインフラ計画の資金調達について発表。8年間に2兆ドル超をインフラ整備や環境対策などに投じる計画を打ち出した。議会与野党はインフラ重視の姿勢で一致するが、財政支出の規模や増税案を巡り衝突するのは確実視されており、実現は難航すると考えられている。
- 貴金属市況=金は軟調、白金はカワラズ4月5日 15:295日の大阪取引所の貴金属市場は、金は軟調、白金はカワラズ。
金標準は軟調。朝方は海外市場が「グッドフライデー(聖金曜日)」の休場前に買い戻された流れを映してプラス圏で推移したが、3月の米雇用統計は強い内容だったことで米経済の回復への期待感が強まる中、安全資産とされる金には売りが入り、引けにかけて下落した。
白金標準はカワラズ。好調な米雇用統計や米株高が工業用需要の割合の高い白金にとって支援材料となり、概ね堅調に推移。ただ、先限は引け際に値を緩め、前営業日と同値で取引を終えた。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6120円〜6150円4月5日 09:12金標準は堅調。円安をみた買いに支えられ、堅調に推移。3月の米雇用統計は強い内容だったが、5日は中国と欧州の大半が休場となるため全般的に動意に乏しく、現在の値位置でのもち合いが見込まれる。
金標準 2月限 6139円 +5 ドル円 110.70円 (09:11) - 今朝のNY金、1日の終値水準4月5日 08:16連休明け5日のNY金は連休前1日終値水準での取引。
2日に発表された3月の米雇用統計は、非農業部門就業者数が前月比91万6000人増加と、市場予想の64万7000人増加を大幅に上回り、2020年8月以来の大幅増加。失業率は6.0%と前月から0.2ポイント改善した。ただ、雇用統計は堅調な内容となったが、2日は欧米市場が「グッドフライデー(聖金曜日)」の祝日で一部を除き休場、5日も中国と欧州の大半が休場となるため、連休明けのNY市場は積極的な取引がみられず、1日終値(1728.40ドル)水準での動きとなっている。 - 貴金属市況=金と白金は共に上伸4月2日 15:282日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に上伸。
金標準は上伸。海外高をみた買いが入り、堅調に推移。米週間新規失業保険申請件数が市場予想を上回る増加となり、景気の先行き不透明感が強まる中、対主要国通貨でのドル安や米国債利回りが低下したことが値を支えた。ただ、4月2日は「グットフライデー」により欧米の金市場が休場となるため全般的に様子見姿勢も強く、上伸後は小幅な値動きに留まった。
白金標準は堅調。バイデン米大統領が発表したインフラや気候変動対策を軸とした2兆ドル規模の成長戦略により、自動車触媒に用いられる白金やパラジウムの需要が増加するとの思惑が支援材料となった。特に、供給不足が懸念されるパラジウムは高騰しており、先限22年2月限は2日高値9494円をつけ、2月28日の上場来高値(9660円)を覗う展開となった。 - SPDRゴールド・シェア現物保有量、約1年ぶりの低水準4月2日 10:09ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年4月1日現在で前週比10.20トン減少の1032.83トン。 3月26日に前日比6.41トン減少した後、29日に同0.88トン増加と3月19日以来1週間ぶりに増加。その後は横ばい状況が続いたが、4月1日に同4.67トン減少し、2020年4月20日(1029.59トン)以来約1年ぶりの低水準となった。 金市場は引き続き、米長期金利の上昇と為替のドル高が重しとなり、投資資金の流出が続いている。米長期金利の指標である10年物国債利回りは3月30日に1.776%と2020年1月以来の水準に上昇。外国為替市場ではドルが対ユーロ、対円で上昇。主要6通貨で構成されるドル指数は3月31日に93.437と、2020年11月5日(93.545)以来約5カ月ぶりの高値を付けた。
- 金標準は上伸、日中予想価格帯は6110円〜6140円4月2日 09:25金標準は上伸。バイデン米大統領が発表したインフラや気候変動対策を軸とした2兆ドル規模の成長戦略を巡る思惑や、米週間新規失業保険申請件数の増加などを受けた米長期金利の下落が、金利を生まない資産である金の支援材料。また、米国の成長戦略にともなう投資がインフレ懸念を高めたことも金相場を支えた。
金標準 2月限 6127円 +30 ドル円 110.54円 (09:25) - 1日のNY金は続伸4月2日 08:182日のNY金は「グットフライデー」により休場。
1日のNY金は続伸。朝方発表された米週間新規失業保険申請件数の市場予想を上回る増加で、景気回復の先行きが不透明になったことを背景に米長期金利が低下し、金利を生まない資産である金には支援材料となった。また、外国為替市場では米長期金利の低下や持ち高調整でドル安・ユーロ高が進行、ドル建てで取引される金は割安感から買われたことで、中心限月の期近6月限は前日比16.40ドル高の1732ドルまで上昇。
4月2日の欧米市場は「グッドフライデー」により、米国の為替・債券を除き休場です。 - 金ETFが減少、約1年ぶりの低水準4月2日 07:57ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、4月1日現在で前日比4.67トン減少の1032.83トンと、2020年4月20日(1029.59トン)以来約1年ぶりの低水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は4月1日現在、昨年12月末と比べ137.91トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に上伸4月1日 15:251日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に上伸。
金標準は上伸。海外高を映した買いが入り堅調に推移。月末と四半期末によるポジション調整の取引で、米長期金利やドル相場の上昇が一服したことを受け、売り方の買い戻しが入った。また、バイデン米大統領が発表したインフラや気候変動対策を中心に8年間で2兆ドル超を投資する新たな成長戦略を受け、市場のインフレ懸念が高まったことなども支援材料視された。
白金標準は堅調。週末発表予定の3月の米雇用統計が堅調な内容になると予想されていることや、バイデン米政権による経済対策への期待感などを受け、景気回復とそれに伴う需要回復への期待感が高まっているため買いが入り、上伸して取引を終えた。 - 21年第1四半期のNY金の下落率、16年第4四半期以来の大きさを記録4月1日 14:122021年1月〜3月期のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金相場は、3月31日の終値が前期比9.5%(179.50ドル)安の1715.60ドルと、四半期ベースでの下落率としては2016年10月〜12月期の12.6%(165.40ドル)安以来の大きさを記録。
米長期金利の上昇と為替のドル高進行が下落要因。米長期金利の指標である10年物国債利回りは3月30日に1.776%と、2020年1月22日の1.793%以来の水準に上昇。外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行、3月31日には1ユーロ=1.1702ドルと、2020年11月4日(1.1602ドル)以来4カ月半ぶりのドル高・ユーロ安水準を付けた。
金利を生まない資産である金にとって金利上昇は弱材料。為替のドル高もドル建てで取引される金に割高感を生じさせることで弱材料。また、手掛かりとなる新規の強材料にも欠けていたことから、金市場からの投資資金流出傾向は継続。
市場の人気や規模を表す指標として注目される取組高は3月30日現在で46万7321枚と、20年12月31日に比べ9万4302枚(16.7%)減少。ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、3月31日現在で前月末比56.04トン減少の1037.50トンと、月間ベースでは2020年10月以来6カ月連続の減少。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6050円〜6100円4月1日 09:24金標準は上伸。海外高を映した買いが入り、堅調に推移。バイデン米大統領が発表したインフラや気候変動対策を中心に8年間で2兆ドル超を投資する新たな成長戦略を受け、市場のインフレ懸念が高まったことが支援材料視された。
金標準 2月限 6077円 +67 ドル円 110.71円 (09:21) - 31日のNY金は急反発4月1日 08:02今朝のNY金は1700ドル台での取引。
31日のNY金は急反発。月末と四半期末によるポジション調整の取引で、米長期金利やドル相場の上昇が一服したことを受け、売り方の買い戻しが入った。また、中心限月の期近6月限が1700ドルの節目を回復したことを好感した買いもみられた。 - 貴金属市況=金と白金は共に下落3月31日 15:1931日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金は共に下落。
金標準は下落。円安をみた買いが入り安値から値を戻したものの、バイデン米大統領のインフラ投資計画や新型コロナウイルスのワクチン接種などによる米国の景気回復への期待感やインフレ見通しの強まりを背景とした米長期金利の上昇が嫌気され、軟調に推移した。
白金標準は軟調。時間外の電子取引でニューヨーク白金が買い戻された流れを映し、安値から買い戻されたものの値を戻すには至らず、軒並み小幅安で取引を終えた。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は5970円〜6000円3月31日 09:12金標準は下落。海外安をみた売りに圧迫されて、軟調に推移。31日にバイデン米大統領がインフラ投資計画を発表する予定の中、米経済回復と将来的なインフレ率の加速予想を背景に米長期金利が上昇したことで、金利を生まない資産である金は売られた。
金標準 2月限 5985円 -55 ドル円 110.34円 (09:08) - 30日のNY金は大幅安3月31日 08:15今朝のNY金は1680ドル台での取引。
30日のNY金は米長期金利の上昇と為替のドル高で大幅安。バイデン米政権による新型コロナウイルスワクチンの配布加速やインフラ投資計画への期待から米景気回復ペースが速まるとの楽観的な見方が広がる中、米債券が売られ長期金利の指標である10年物国債利回りが2020年1月以来約1年2カ月ぶりに1.76%を超える水準に上昇し、金利を生まない資産である金には弱材料となった。また、外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドル高・ユーロ安が進行、ドル建てで取引される金は割高感から売られた。
中心限月の期近6月限は一時、前日比36.30ドル安の1678.30ドルと、中心限月の継続足で3月9日(1676.70ドル)以来3週間ぶりの安値を付けた。 - 貴金属市況=金は下落、白金は堅調3月30日 15:2530日の大阪取引所の貴金属市場は、金は下落、白金は堅調。
金標準は下落。米長期金利の上昇や対主要国通貨でのドル高を受け、時間外の電子取引でドル建てニューヨーク金相場が下落した流れを映し、軒並み下落して取引を終えた。米国内での新型コロナウイルスのワクチン普及に加え、バイデン大統領が31日に打ち出す巨額のインフラ投資計画で米経済回復が一段と加速するとの期待が強まり、安全資産とされる金を売る動きが強まった。
白金標準は小幅高。金相場の下落になびいた売りと、景気回復に伴う需要回復への期待感からの買いが交錯する中、方向感の定まらない動きとなったが、引け際に値を引き締め小幅高で取引を終えた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6030円〜6060円3月30日 09:24金標準は軟調。バイデン米大統領によるインフラ投資計画の発表が31日に行われると米大統領報道官が明らかにしたことや、欧州での新型コロナ再拡大への懸念や欧米の金利差を意識したユーロ売りドル買いが進行。ドル建てNY金が割高感からの売りが入り下落した流れを映し、国内市場は下落した。
金標準 2月限 6051円 -25 ドル円 109.80円 (09:23)
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