金市況・ニュース
- 東京貴金属見通し=金は買い戻し先行か6月29日 17:05<金>
今週の東京金先限は、前週同様ドルの堅調推移を要因にNY金が下落したため続落歩調で推移した後、下げ渋る形で越週した。
来週は買い戻し先行で取引されそう。相対力指数が下値警戒を示すレベルまで下落し、今年3月の安値水準を下回った後、下げ渋った今週後半の動きは目先の底は打ったと判断できる。ドルが依然強基調を維持している点は気になるが、新規で売りが膨らむような環境ではない。下値で買い拾うべき局面と読む。
来週の先限予想レンジは4410円〜4510円。
<白金>
今週の東京白金は軟調。週末にかけて一段安となり、先限は29日安値2997円をつけ年初来安値を更新すると共に、2009年2月10日(安値2887円)以来、9年4カ月半ぶりに3000円の大台を割り込んだ。またNY白金も6月28日安値844.30ドルをつけ、16年1月25日(833ドル)以来の安値圏に値を沈めた。
米国発の世界的な貿易摩擦の激化懸念が中国や欧州連合(EU)の自動車産業を直撃していることが、自動車の排ガス除去装置の触媒用需要の割合が高い白金やパラジウムの需要減少見通しを強め、価格を押し下げている。また、主要国通貨に対するドル高が進行し、主要生産国の南アフリカ共和国通貨ランドを押し下げていることも圧迫要因。
来週は月を跨ぐため若干の買い戻しなどが入ると見られるが、貿易摩擦などの周囲を取り巻く環境が大きく変わらない限り上値は重く、目先の戻り高値は売られる展開が見込まれる。
来週の予想レンジは先限ベースで2900円〜3200円。 - 東京外為市況=110円台半ばでもみ合い6月29日 16:40週末29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
欧州連合(EU)のトゥスク大統領が難民問題に関して欧州首脳らが合意したとツイッターに投稿したことを受け、ユーロが円などに対し上昇して円安・ユーロ高が進行。これがドル・円相場にも波及して1ドル=110円台後半まで円安・ドル高に振れる場面もあったが、それ以外には特に目立った手掛かり材料もなかったためか、全般的に積極的な商いは控えられやすくなる格好。概ね同110円台半ばでもみ合う値動きとなった。 - 東京貴金属市況=金が続伸、白金は概ね続落6月29日 15:38週末29日の東京貴金属市場は、金が続伸、白金は概ね続落。
前場の東京金は、28日のニューヨーク金先物相場がドル高・ユーロ安に伴う割高感を背景に下落したことを受け、売り先行で始まった。その後もニューヨーク時間外安を眺めて水準を切り下げた。後場は為替の円安歩調を切っ掛けに買い戻しがみられ反転し、プラスサイドで大引けた。市場筋は「前日は下げ渋り、今日は買い戻しが膨らんだ。今週の下落後の週末の動きは、目先の底は打ったと判断できる。来週は買い戻し先行で推移するだろう」と指摘した。
白金は概ね続落。ニューヨーク安を受けて軟調推移を強いられた。 - 東京白金が下落、3000円の大台を割り込む6月29日 11:18東京白金が下落、3000円の大台を割り込む
(日本時間29日11時18現在) - 東京貴金属市況(午前)=金は反落6月29日 11:16金は反落。日中立ち会いは、28日のニューヨーク金先物相場がドル高・ユーロ安に伴う割高感を背景に下落したことを受け、売り先行で始まった。その後もニューヨーク時間外安を眺めて水準を切り下げている。
白金は続落。ニューヨーク安を受けて軟調推移。 - 東京外為市況=110円台半ばでの取引6月29日 10:5829日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ばでの取引。
前日の海外市場では、米株価の上昇を受けて投資家の取引姿勢が積極的になり、比較的安全な資産とされる円が売られてドルを買う動きが優勢となった。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、もみ合う展開となっている。市場では「米国の通商政策への懸念が拭い切れておらず、一方的に円安が進むムードでもない」としている。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4410円〜4440円6月29日 09:18東京金は軟調。海外安を映した売りと円安をみた買いが交錯し、小幅安で推移。米中間の「貿易戦争」回避に向けた交渉を巡る先行き不透明感を背景とした安全資産としての買いは限られました。
東商取金 06月限 4427円 -6 ドル円 110.42円 (09:16) - NY金は軟調、ドル高を受け6月29日 08:53今朝のNY金は1250ドル付近で推移。世界的な貿易摩擦への懸念の高まりに加え、米連邦準備制度理事会(FRB)による利上げペースの加速観測を受け、対主要国通貨でのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りに圧迫され、軟調に推移しています。
- 金ETF現物保有量、2営業日連続の減少6月29日 08:01ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月28日現在で前日比1.18トン減少の820.51トンと、2営業日連続の減少。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月28日現在、昨年12月末に比べ16.99トン減少。 - ニューヨーク貴金属市況=金は4日続落、一時1250ドル割れ6月29日 06:0028日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み続落。
NY金は続落。ユーロ・ドル相場でドルが強含みで推移していることが引き続き圧迫要因となり、ファンド筋の売り物が先行する展開。欧州取引時間帯に1トロイオンス=1250ドルを割り込んだ。その後は、本日発表された今年第1四半期の米国内総生産(GDP)確定値が予想を下回ったことを背景に買い戻され、NY取引時間帯は概ね1250ドル台前半で推移した。ただ、米株価の上伸を眺めて投資家のリスク選好姿勢が強まったため、清算値確定後の取引では再び売り圧力が強まり、1250ドルを割り込んで推移している。 - 外為市況=リスク回避姿勢が後退し、110円台半ば6月29日 06:0028日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台半ば。
トランプ米政権は27日、中国資本によるハイテク企業への投資規制について、全ての国の資本による買収計画を審査する対米外国投資委員会(CFIUS)の強化で対応する方針を明らかにした。一方で、クドロー国家経済会議(NEC)委員長がトランプ氏の説明は中国に対する態度の軟化を示唆したものではないと発言。週初には対中政策をめぐってムニューシン財務長官とナバロ大統領補佐官の意見の食い違いも明らかになっており、米中「貿易戦争」がぎりぎりの交渉で回避できるかどうか予断を許さない状況となる中、円相場は110円台前半で小動きとなっていた。ただ、その後は米株価や原油相場が堅調に推移していることで、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、110円台半ばでの推移となっている。 - NY白金が年初来安値を割り込む下落6月28日 23:07NY白金が年初来安値を割り込む下落、一時847.50ドル(前日比10.80ドル安)
NY原油が年初来高値を上抜く上昇、一時73.24ドル(前日比0.48ドル高)
(日本時間28日23時05分現在) - NY金、昨年12月13日以来となる1250ドル割れ6月28日 17:43NY金は時間外の電子取引で下落、昨年12月13日以来となる1250ドル割れ
(日本時間28日17時43分現在) - 東京外為市況=株の下げ幅縮小により円は売られる6月28日 16:4028日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
朝方は、日経平均株価が大幅安で寄り付いたことを眺めた円買い・ドル売りが入り、1ドル=110円近辺まで円高・ドル安に振れる格好。しかしその後は、日経平均株価が下げ幅を大きく縮小し、最終的には前日と大差ない水準となったため、円売り・ドル買いの流れへと転換。同110円台前半で推移した。 - 東京貴金属市況=金が小反発、白金は反落6月28日 15:3628日の東京貴金属市場は、金が小反発、白金は反落。
前場の東京金は、27日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高進行に伴う割高感を背景に下落する一方、為替が円安に振れたことで方向感なく始まった。その後は決め手材料に欠けるなか、前日水準でもみ合う展開。後場は引けにかけて小口の買い戻しがみられ、小反発して大引けた。市場筋は「手掛かり材料がなく、方向感の乏しい一日だった。水準を大きく切り下げた状況にあるため、切っ掛け次第で買い戻しが集まるとみているのだが」と語った。
白金は反落。ニューヨーク安を受けてマイナスサイドで推移した。 - 東京貴金属市況(午前)=金は小動き6月28日 11:11金は小動き。日中立ち会いは、27日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル高進行に伴う割高感を背景に下落する一方、為替が円安に振れたことで、方向感なく始まった。その後も決め手材料に欠けるなか、もみ合う展開となっている。
白金は下落。ニューヨーク安を受けてマイナスサイドでの取引。 - 東京外為市況=110円台前半での取引6月28日 10:2628日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半での取引。
前日の海外市場では、中国企業の対米投資の制限に関し、トランプ米大統領が強硬策を見送ったとの見方から、米中通商摩擦に対する投資家の過度な不安が後退。相対的に安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きがやや優勢となった。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、円がやや強含んでいる。市場では「日経平均株価が下落したため、一部で円を買う動きもある」との声が聞かれた。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4410円〜4450円6月28日 09:28東京金は軟調。海外安を映した売りと円安をみた買いが交錯する中、小幅安で推移。移民問題でドイツの政治情勢が不透明になっていることや、株安を背景とした円買い圧力も強く、調整主導の動きの中、もち合う動きとなっています。
東商取金 06月限 4426円 -4 ドル円 110.03円 (09:24) - NY金は軟調、ドル高などを受け6月28日 08:38今朝のNY金は1250ドル台で推移。米中間の貿易摩擦激化に対する過度の警戒感が後退したことで、対ユーロでのドル高が進行。ドル建てNY金は割高感からの売りや、安全資産としての需要後退を受けた売りなどが入り下落しています。
- 金ETF現物保有量が減少6月28日 08:09ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月27日現在で前日比2.94トン減少の821.69トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月27日現在、昨年12月末に比べ15.81トン減少。
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