金市況・ニュース
- 金標準は堅調、日中予想価格帯は6370円〜6400円7月6日 09:23金標準は堅調。米市場が独立記念日の振替休日で休場のため全般的に商いが薄いことや、7日(日本時間8日午前3時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表を控えて様子見姿勢も強く、調整主導の動きの中、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建て金現物に割安感からの買いが入り上伸した流れを映し、国内市場も堅調に推移している。
金標準 6月限 6382円 +8 ドル円 110.94円 (09:23) - 5日のドル建て金現物、為替のドル安で上昇7月6日 08:58今朝のNY金は1790ドル台での取引。
7月5日の米国市場は独立記念日の振替休日で休場。同日のドル建て金現物相場は為替のドル安による割安感から買われ、1790ドル台に上昇。2日に発表された6月の米雇用統計で、非農業部門就業者数の増加幅が市場予想を上回ったものの、失業率が悪化したことから、外国為替市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の量的緩和縮小に動くほどの内容ではない」との見方が広がり、ドルが対主要通貨で売られた。
市場では「目先の上値抵抗線は1800ドル」との見方が聞かれたほか、日本時間8日午前3時に発表予定の6月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨に注目が集まっている。 - 貴金属市況=金が下落、白金は堅調7月5日 15:55大阪取引所の貴金属市場は、金が下落、白金は堅調。
金標準は軟調。先週末に発表された6月の米雇用統計が良好な内容となり、米労働力市場を巡る懸念が後退。しかし、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)時期への思惑や、5日の米国市場が独立記念日の祝日の振り替え休日のため休場となることなどが様子見姿勢を強めたため動きは限られ、国内市場は小幅安で取引を終えた。
白金は堅調。世界的な景気回復への期待感が下値を支えた。 - 6月の米雇用統計、米量的緩和の早期縮小観測が高まるまでには至らず7月5日 13:12市場が注目していた6月の米雇用統計は、景気動向を敏感に反映する非農業部門就業者数が前月比85万人増加と、5月の58万3000人増加から伸びが加速し、2020年8月(158万3000人増加)以来10カ月ぶりの大幅増加を記録。
ただ、非農業部門就業者の業種別では世界的な半導体不足の影響がある自動車業界が減少したうえ、建設業界は3カ月連続で減少。就業者数は新型コロナウイルス過前の水準をなお676万人下回っている。また、失業率は5.9%と5月から0.1ポイント低下し、市場予想の5.7%からも悪化していることで、ニューヨーク市場では「米連邦準備制度理事会(FRB)が量的緩和の縮小を早期に進めるほどの改善ではない」との見方が広がった。
前述のように6月の米雇用統計で労働市場の改善は確認されたものの、米FRBが現行のゼロ金利政策と量的緩和策を継続するとの見方から、7月2日のニューヨーク株式市場はダウ工業株30種平均が終値で約2カ月ぶりに史上最高値を更新したほか、ナスダック総合指数とS&P総合500種指数も終値で史上最高値を更新した。市場関係者からは「6月の米雇用統計は、株式市場にとってゴルディロックス(適温)な内容」との指摘が聞かれた。
7月2日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金相場は、米雇用統計発表後は売りが優勢となりマイナス圏となる場面もあったが、米長期金利の低下や為替のドル安に支援され、プラス圏に転じた。
金は保有しても金利収入が得られない資産であり、金利が低下すると相対的な魅力が高まるため、米雇用統計の結果を受けて米FRBによる量的緩和の早期縮小観測が強まらなかったことは支援材料。ただ、米株価が史上最高値を更新したことは、投資家のリスク選好姿勢を強めることが予想され、金相場の上値が抑えられる可能性がある。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6360円〜6390円7月5日 09:32金標準は軟調。先週末に発表された6月の米雇用統計は、非農業部門就業者数が増加する一方、失業率が5.9%と市場予想の5.7%から悪化するまちまちな内容となり、米FRBが難しい舵取りを強いられるとの見方から、米FRBによる量的金融緩和の早期縮小観測が後退したことが金の支援材料となり、一時上伸。しかし、買い一巡後は手じまい売りなどに値を削られ、マイナス圏に値を沈めた。
金標準 6月限 6373円 -2 ドル円 111.17円 (09:30) - 3日のNY金、続伸7月5日 09:05今朝のNY金は1780ドル台での取引。
3日のNY金は3営業日続伸。市場が注目していた6月の米雇用統計が朝方発表され、非農業部門就業者数が前月比85万人増加と市場予想の70万人増加を上回ったことで売られ、中心限月の期近8月限は1770ドル台前半に下落。
しかし、その後は米雇用統計で失業率が5.9%と市場予想の5.7%から悪化し、米金融市場では米FRBによる量的金融緩和の早期縮小観測が後退したことで、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが低下。金利を生まない資産である金にとっては支援材料となり、1780ドル台後半に上昇した。 - 金ETFが小幅減少7月5日 08:21ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、7月2日現在で前日比0.58トン減少の1042.58トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は7月3日現在、昨年12月末と比べ128.16トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に上伸7月2日 15:13大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は堅調。米雇用統計の発表を2日(日本時間同日21時30分)に控えて様子見姿勢が強まる中、月末の下落に対する買戻しや米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の縮小時期を巡る思惑から買いが入り、上伸して取引を終えた。企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが30日に発表した6月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が69万2000人増と市場予想を上回ったことで、米景気回復への期待感が高まったことで、安全資産としての金の上値は限られた。
白金標準は堅調。世界的な景気回復への期待感を背景に値を伸ばした。 - 貴金属市況=金と白金が共に上伸7月1日 15:291日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は上伸。海外高や円安をみた買いが入り、軒並み上伸して取引を終えた。昨日の下落に対する買い戻しが入った他、新型コロナウイルス変異株「デルタ」の感染拡大への懸念から安全資産として買いが入ったことや、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の縮小を巡る思惑から米長期金利の指標となる米10年債利回りの上値が重いことも、金利を生まない資産である金への支援材料となった。
白金標準は堅調。円安をみた買いや金の上伸になびいた買いが入り、プラス圏で取引を終えた。 - 金標準は上伸、日中予想価格帯は6290円〜6320円7月1日 09:10金標準は上伸。外国為替市場では、新型コロナウイルス変異株「デルタ」の感染拡大を巡る懸念や、米連邦準備制度理事会(FRB)の金利引き上げの道筋に対する思惑を背景に、円安ドル高が進行。円安をみた買いや、海外高を映した買いが入り、国内市場は堅調に推移している。
金標準 6月限 6310円 +67 ドル円 111.09円 (09:10) - 30日のNY金は反発7月1日 08:47今朝のNY金は1760ドル台後半での取引。
30日のNY金は反発。為替のドル高・ユーロ安が進行したものの、米長期金利の指標である10年物米国債利回りの低下が金利を生まない資産である金には支援材料となった。
また、2021年6月の中心限月の期近8月限は前月末比7.02%安と、中心限月の月間ベースとしては2016年11月(8.03%安)以来、約4年ぶりの下落率となった。 - 貴金属市況=金と白金が共に下落6月30日 15:2130日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。海外安を映した売りが入り、大幅下落。7月2日に発表を予定される6月の米雇用統計を控え、非農業部門雇用者数の増加予想が強まったことが圧迫材料。米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和の縮小(テーパリング)への懸念が相場の上値を押さえており、警戒感から売り圧力が強まった。
白金標準は下落。新型コロナウイルス再感染や半導体不足による自動車生産台数の減少にともなう自動車触媒需要の減少懸念が相場の上値を圧迫した。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6240円〜6270円6月30日 09:11金標準は下落。7月2日に6月の米雇用統計の発表を控え、非農業部門雇用者数の増加予想が強まったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)がタカ派的な姿勢を強める可能性があるとの見方や月末要因から金を売る動きが強まった。
金標準 6月限 6258円 -58 ドル円 110.51円 (09:10) - 29日のNY金は反落6月30日 08:21今朝のNY金は1760ドル台での取引。
29日のNY金は3営業日ぶりに反落。朝方は米長期金利の上昇などを背景にドル高・ユーロ安が進行。ドル建てで取引される金は割高感から売られた。また、市場の一部で7月2日に発表される6月の米雇用統計が強い内容になるとの見方も弱材料となった。
中心限月の期近8月限は一時、前日比30.60ドル(1.7%)安の1750.10ドルと、4月15日(1734.40ドル)以来約2カ月半ぶりの安値を付けた。ただ、安値を付けた後は、ドルが対ユーロで軟化したことで買われ、下げ幅を縮小した。 - 貴金属市況=金と白金が共に下落6月29日 15:5129日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。海外安を映した売りに圧迫され、軟調に取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言による早期の量的緩和の縮小と利上げ観測が圧迫材料。ただ、新型コロナウイルスの感染再拡大により、アジアやオーストラリアの一部で規制強化が始まっており、安全資産としての金には支援材料となったことで下げ幅は限られた。
白金標準は下落。アジアや欧州での新型コロナウイルス感染者数の増加が重しとなった。 - 2021年5月の香港経由の中国金輸入、前月比59%の大幅減少6月29日 10:47香港政府統計局が6月28日発表した統計によると、2021年5月に香港経由で中国が輸入した金の純輸入量は21.78トンと、約3年ぶりの高水準を記録した前月の52.821トンに比べ59%の大幅減少となった。新型コロナウイルスの感染拡大による新たな規制で、貴金属の需要が低迷したことが減少要因。
MKSのグレーターチャイナ地域ディレクターであるバーナード・シン氏は、中国国内で金の最大消費地の1つである広州が新型コロナウイルスの感染拡大で封鎖されており、金の輸入に影響を及ぼしていると述べた。
5月下旬以降の感染性の高いコロナウイルス株の発生により、娯楽施設や市場を閉鎖する一方で、特定の地域に封鎖を課すようになった。
また、中国の銀行規制当局である中国銀行保険規制委員会が、商品先物に関連する投資商品の小売バイヤーへの販売を停止するよう貸し手に求めた後、銀行からの需要も減少したとシン氏は付け加えた。
中国は世界最大の金消費国だが、金貿易にかかわる公式なデータを発表していない。そのため、香港政府統計局の数字が、中国本土への金の流れを把握するための代替指標となる。ただ、中国は上海や北京を通しても金を輸入しているため、中国の金輸入の全体像は捉えていない可能性もある。 - 金標準は下落、日中予想価格帯は6300円〜6350円6月29日 09:15金標準は下落。28日のNY金は小幅続伸となったものの、今朝の取引では売りがやや優勢となり下落していることが弱材料。デルタ株による新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感があるものの、最近の米連邦準備制度理事会(FRB)当局者の発言による早期の量的緩和の縮小と利上げ観測が圧迫材料となっている。
金標準 6月限 6322円 -25円 ドル円 110.60円 (09:10) - 28日のNY金は小幅続伸6月29日 08:31今朝のNY金は1770ドル台での取引。
28日のNY金は小幅続伸。米長期金利の指標である10年物米国債利回りの低下を背景にドルが対ユーロで下落したことから買い戻された。また、新型コロナウイルスの感染再拡大により、アジアやオーストラリアの一部で規制強化が始まっており、安全資産としての金には支援材料となった。 - 金ETFが増加6月29日 07:52ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月28日現在で前日比2.91トン増加の1045.78トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月28日現在、昨年12月末と比べ124.96トン減少。 - 貴金属市況=金と白金が共に堅調6月28日 15:4828日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に堅調。
金標準は概ね堅調。玉整理主導の動きの中、プラス圏で取引を終えた。5月の米個人消費支出(PCE)物価指数が前年同月比3.9%上昇と12年9カ月ぶりの高い伸びとなったが、市場予想よりは弱めの内容だったため、量的緩和の早期縮小懸念が後退。しかし、米長期金利の上昇が金利を生まない資産である金の上値を押さえたことで、方向感に乏しい展開となった。
白金標準は上伸。海外高を映した買いに支えられ、軒並み上伸して取引を終えた。
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