金市況・ニュース
- 金ETFは増加、1000トン台を回復9月14日 08:50ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月13日時点で前日比2.04トン増加の1000.21トンとなり、9月1日以来、約一週間ぶりに1000トン台を回復した。 998.17トンとなり、2020年4月9日(994.19トン)以来の低水準となっている。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月13日現在、昨年12月末と比べ170.53トン減少している。 - 10日のNY金は下落9月13日 09:0710日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比7.9ドル安の1791.00ドル。
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席の電話会談が約7か月ぶりに行われたとの報を受け、投資家のリスク選好姿勢が強まった。また、米労働省が発表した8月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.7%上昇し、市場予想を上回ると、インフレ警戒感から早期の金融緩和縮小観測を背景に、米長期金利が上昇。対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。 - 9日のNY金は上伸9月10日 09:179日のNY金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比6.5ドル高の1800.00ドル。
9日に米労働省が発表した週間新規失業保険申請件数が約1年半ぶりの低水準となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)の開始時期が前ズレする可能性があるとの見方から、金は一時下落。しかし、その後は、欧州中央銀行(ECB)が資産購入ペースを小幅縮小するという決定や、米労働市場の改善を受け、米長期金利の指標となる10年債利回りが低下。これにより、対主要国通貨でのドルが下落し、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。 - 金ETFは減少9月10日 08:58ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月10日時点で前日比0.35トン減少の998.17トンとなり、2020年4月9日(994.19トン)以来の低水準となっている。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月9日現在、昨年12月末と比べ172.57トン減少した。 - 8日のNY金は軟調9月9日 09:138日のNY金は軟調。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比5.0ドル安の1793.50ドル。
8日に発表された7月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が2000年12月の統計開始以降で最高を記録し、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想より早期に金融緩和の縮小に動くのではないか、との見方が強まったことが圧迫材料。また、主要6通貨に対するドル指数が上伸したことも、ドル建てNY金が売られる要因となった。ただ、3日に発表された米雇用統計が軟調だったことや、今月下旬の21日から22日にかけては、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えることで市場の様子見姿勢も強く、下げ幅は限られた。 - 7日のNY金は急落、1800ドル台を割り込む9月8日 08:507日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比35.20ドル安の1798.50ドル。
欧州中央銀行(ECB)理事会を週内に控える中、米長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇。外国為替市場では対ユーロでのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。3日に発表された8月の米雇用統計は低調な内容だったが、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の縮小(テーパリング)の開始時期の判断に影響を与えるほどではないとの市場での見方や、3日に急伸した反動からの売りが入ったことも、相場が下押される要因となったと考えられている。 - 6日のNY金は休場9月7日 08:386日のNY金は米国がレーバーデー(労働者の日)のため休場
- 金ETF、1000トンの大台を割り込む9月6日 11:35ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8月31日に前日比1.46トン減少、9月2日に同1.74トン減少。2日に998.52トンと2020年4月9日(994.19トン)以来1年ぶりの低水準となり、1000トンの大台を割り込んだ。
「SPDRゴールド・シェア」現物保有量が1000トンの大台を割り込んだものの、NY金は8月の米雇用統計が支援材料となり上昇。3日に発表された米雇用統計は非農業部門就業者数が前月比23万5000人増と、新型コロナウイルスの変異株拡大が響き、前月の105万3000人増から伸びが大幅に縮小し、市場予想の72万8000人増にも届かなかった。発表を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の量的緩和縮小観測が後退し、金利を生まない資産である金には支援材料となった。
「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は減少傾向が継続している。ただ、NY金は新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の感染拡大や、米国の早期量的緩和縮小観測などで上昇しており、「SPDRゴールド・シェア」もこれらの材料で1000トンの大台を早期に回復できるかに注目。回復できれば投資家心理の改善につながり、投資資金の流入が期待される。 - 3日のNY金は反発、米雇用回復ペースの鈍化で9月6日 08:393日のNY金は。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比22.20ドル高の1833.70ドル。
朝方発表された8月の米雇用統計で非農業部門就業者数が前月比23万5000人増と、市場予想の72万8000人増を大きく下回った。発表を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の金融緩和縮小への警戒感が和らぎ、為替のドル安・ユーロ高が進行したことから、金買いが膨らんだ。 - 2日のNY金は軟調9月3日 09:022日のY金は軟調。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前週末比4.5ドル安の1811.50ドル。
2日に米労働省が発表した8月28日までの1週間の米新規失業保険申請件数は34万件と、前週から1万4000件改善。3日に8月の米雇用統計の発表を控える中、米労働市場の改善が示され、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の縮小(テーパリング)が意識されたことから、金は下落。ただ、対主要国通貨でのドル安が進行し、ドル建て金には割安感からの買いが入ったため、下げ幅は限られた。 - 金ETFは減少、1000トンの大台割れ9月3日 08:42ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月2日時点で前日比1.74トン減少の998.52トンとなり、1000トンの大台を割り込む減少。2020年4月9日(994.19トン)以来、1年4カ月ぶりの低水準となっている。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月2日現在、昨年12月末と比べ172.22トン減少している。 - 1日のNY金は軟調9月2日 09:171日のNY金は軟調。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前週末比2.1ドル安の1816.00ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)が、年内に3回を残した米連邦公開市場委員会(FOMC)のどこで量的緩和の縮小(テーパリング)の開始時期を発表するかが市場の焦点となっており、3日に発表予定の8月の米雇用統計へと市場の注目が集まる中、調整主導の売りが入り下落した。1日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した8月の全米雇用報告では、米民間サービス会社ADPが発表した8月の全米雇用報告では、非農業部門の民間就業者数が前月比37万4000人増となり、前月よりは増加したが、市場予想を大きく下回ったことも、市場の様子見姿勢を強めている。 - 31日のNY金は上伸9月1日 10:0931日のNY金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前週末比5.9ドル高の1818.10ドル。
欧州中央銀行(ECB)当局者らから、新型コロナウイルスの拡大に伴い導入された緊急債券購入プログラムの縮小について、強気な見方が示されたことで、外国為替市場で対ユーロでのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。ただ、週末に8月の米雇用統計の発表を控えることや、月末要因から利益確定の売りも出やすく、上げ幅は限られた。 - 金ETFは減少9月1日 10:01ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8月31日時点で前日比1.46トン減少の1000.26トンとなり、4営業日連続で減少。2020年4月9日(994.19トン)以来、1年4カ月ぶりの低水準となった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は8月31日現在、昨年12月末と比べ170.48トン減少している。 - 30日のNY金、利益確定売りに反落8月31日 08:2930日のNY金は3営業日ぶりに反落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前週末比7.30ドル安の1812.20ドル。
米経済指標の発表がなく手掛かり材料に欠ける中、ポジション調整の取引が中心。前週末はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言を受けて大幅高となったことを受けて、利益確定の売りが出やすかった。 - 金ETF:減少傾向を継続、1000トンの大台割れ寸前に8月30日 11:29ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8月20日〜25日まで4営業日連続で減少(13.38トン減)し、8月25日には1001.72トンと、2020年4月9日(994.19トン)以来1年4カ月ぶりの低水準を記録。
前週の米株式市場は、新型コロナウイルスのワクチンが正式承認されたことで接種ペースが加速し、経済正常化への動きが進展するとの期待感が広がり、ダウ平均は20日から25日まで4営業日続伸。また、ナスダック総合指数は終値で23日に史上初の1万5000の大台を突破し、25日まで3営業日連続で史上最高値を更新した。米株価の上昇で投資家のリスク選好姿勢が強まる一方、安全資産としての金には圧迫材料となった。
ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言が支援材料となっている。8月27日の米ジャクソンホールでの経済シンポジウムでの講演で、パウエル議長は量的緩和策をめぐり「年内の縮小開始」が適切と表明する一方で、量的緩和縮小開始に伴う早期利上げ観測をけん制した。市場では「早期の緩和縮小に慎重」との受け止めが広がっている。 - 27日のNY金、米FRB議長発言で続伸8月30日 08:3427日のNY金は続伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比24.30ドル高の1819.50ドル。
朝方は米長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇し、外国為替市場ではドル高・ユーロ安が進行したことで売りが優勢となり下落。しかし、その後は米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の経済シンポジウムでの発言について、市場では「早期の量的緩和縮小に慎重な姿勢を示した」との見方が広がり、米10年物国債利回りが低下し、為替がドル安・ユーロ高に振れたことから買いが優勢となり上昇した。 - 26日のNY金は上伸8月27日 08:4026日のNY金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比4.2ドル高の1795.2ドル。
昨日の下落に対する買戻しが入り、一時1800ドル台を回復したが、その後は値位置を維持できずに上げ幅を縮小した。セントルイス地区連銀のブラード総裁や米ダラス連銀のカプラン総裁ら要人の発言を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)への思惑が強まり、対主要国通貨でのドル高が進行したことも、ドル建てNY金の上値を抑えた。
本日は、米東部時間27日午前10時(日本時間同午後11時)に、米経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル米FRB議長の講演が予定されており、テーパリングについての踏み込んだ発言を行うかどうかが注目される。 - 25日のNY金は反落8月26日 09:0125日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比17.5ドル安の1791.0ドル。
27日(日本時間同午後11時)に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を控える中、講演では国債買い入れプログラムの縮小開始時期が示される可能性があるとの見方から、米長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇。金利を生まない資産である金への売り圧力が高まった。 - 金ETFは減少8月26日 08:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8月25日時点で前日比2.91トン減少の1001.72トンとなり、4営業日連続で減少。2020年4月9日(994.19トン)以来、1年4カ月ぶりの低水準となった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は8月25日現在、昨年12月末と比べ169.02トン減少している。
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