金市況・ニュース
- 14日のNY金は小幅続落、米早期利下げ観測後退から一時2000ドル割れ2月15日 07:4914日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月4月限は前日比2.9ドル安の2004.3ドル。
前日の米消費者物価指数の結果を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退したことを背景に、一時2000ドルの節目を割り込み1996.4ドルまで金が売られる場面があった。しかし、米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁が「インフレが米FRBの目標である2%に低下するまで利下げを待つべきではない」と発言したことを受けて、米長期金利の上昇が一服し、金が買い戻され下げ幅を縮小して2000ドルを回復する展開となった。 - 13日の金ETFは減少、現物保有量は840.48トン2月14日 08:43ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、13日時点で前日比1.44トン減の840.48トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は13日現在、2023年12月末と比べ38.63トン減少している。 - 13日のNY金は大幅続落、米消費者物価指数の結果を受けて2月14日 07:3913日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月4月限は前日比25.8ドル安の2007.2ドル。
米労働省が13日に発表した1月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比3.1%上昇した。伸びは前月の3.4%上昇からは鈍化したものの、市場予想の2.9%上昇を上回った。また、前月比も0.3%上昇し、市場予想の0.2%上昇を上回った。これを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の魅力が弱まり金の売りが先行した。また、外国為替市場ではドル指数が大幅に上昇し、ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、下げ幅を拡大する展開となった。 - 9日の金ETFは減少、現物保有量は841.92トン2月13日 08:54ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9日時点で前日比1.74トン減の841.92トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9日現在、2023年12月末と比べ37.19トン減少している。 - 12日のNY金は3営業日続落、米長期金利の上昇やドル高を受けて2月13日 07:4312日のNY金(COMEX金)は続落。
NY金先物中心限月4月限は前営業日比5.7ドル安の2033.0ドル。
米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金の魅力が弱まり金の売りが先行した。また、ユーロに対してドル高で推移したこともあり、ドル建てで取引される商品の割高感が強まり一時2025.4ドルまで売られた。しかし、米長期金利の上昇が一服したことや、明日13日に米消費者物価指数の発表を控え安値では利益確定の買い戻しが入り下げ幅を縮小する展開となった。 - 8日の金ETFは増加、現物保有量は843.66トン2月9日 08:32ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8日時点で前日比1.44トン増の843.66トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は8日現在、2023年12月末と比べ35.45トン減少している。 - 8日のNY金は小反落、米新規失業保険申請件数の減少を受けて2月9日 07:408日のNY金(COMEX金)は反落。
NY金先物中心限月4月限は前日比3.8ドル安の2047.9ドル。
米労働省が8日発表した失業保険統計によると、1月28日〜2月3日の週間の新規失業保険申請件数は21万8000件と前週から9000件減少。ロイターの市場予想22万件を下回った。これを受けて、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の魅力が低下し金の売りが先行した。また、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高感が強まり、一時2034.6ドルまで売られる場面があった。しかし、その後ドル指数の上昇が一服し、反落したことから金が買い戻され下げ幅を縮小する展開となった。 - 7日の金ETFは減少、現物保有量は842.22トン2月8日 08:33ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、7日時点で前日比5.47トン減の842.22トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は7日現在、2023年12月末と比べ36.89トン減少している。 - 7日のNY金は小幅続伸、ドル安を受けて上昇も戻り局面では売られる展開2月8日 07:477日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月4月限は前日比0.3ドル高の2051.7ドル。
欧州中央銀行(ECB)のシュナーベル専務理事は、ECBは利下げに忍耐強く取り組むべきとの認識を英紙フィナンシャル・タイムズが7日に報じたことからユーロ高ドル安で推移し、ドル建てで取引される商品の割安感が強まり、金の買いが先行した。また、米長期金利が下落し、金利を生まない資産である金の魅力が高まり、一時2061.3ドルまで上昇する場面があった。しかし、その後は米長期金利の下げが一服し、上昇に転じたことから上げ幅を削る展開となった。 - 6日の金ETFは減少、現物保有量は847.69トン2月7日 08:29ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6日時点で前日比4.04トン減の847.69トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6日現在、2023年12月末と比べ31.42トン減少している。 - 6日のNY金は反発、中東情勢による緊張感の高まりや米長期金利の下落を受けて2月7日 07:426日のNY金(COMEX金)は反発。
NY金先物中心限月4月限は前日比8.5ドル高の2051.4ドル。
イエメンの親イラン武装組織フーシ派の指導者アブドルマリク・フーシ氏は6日、イスラエルがパレスチナ自治区ガザに対する攻撃を停止しなければ、フーシ派は行動を一段とエスカレートさせると述べた。これを受けて、中東情勢の緊張が高まり金の買いが先行した。また、米長期金利の上昇が一服し、下落に転じたことから金利を生まない資産である金の魅力が高まり買いを後押しする展開となった。 - 5日のNY金は続落、パウエル議長の発言や良好な米経済指標を受けて2月6日 07:215日のNY金(COMEX金)は続落。NY金先物中心限月4月限は前営業日比10.8ドル安の2042.9ドル。米連邦準備制度理事会のパウエル議長は4日、CBSテレビの番組に出演し、3月の利下げを行う可能性について「低い」と述べた。これを受けて、米早期利下げ観測が後退し、金の売りが先行した。また、米供給管理協会(ISM)が5日発表した1月の非製造業総合指数は53.4と前月の50.5から上昇し、ロイター予想の52.0も上回ったことから、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の魅力が低下し、下げ幅を拡大。一時2030.8ドルの安値を付けた。
- 2日のNY金は大幅反落、米雇用統計の結果を受けて早期利下げ観測後退2月5日 07:412日のNY金(COMEX金)は反落。NY金先物中心限月4月限は前日比17.4ドル安の2053.7ドル。米労働省が発表した1月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比35万3000人増と、市場予想の18万人増を大幅に上回って増加したほか、時間当たり平均賃金の伸びは前月比、前年比で共に加速した。これを受けて、米早期利下げ観測が後退し、米長期金利が上昇。金利を生まない資産である金の魅力が低下し、金の売りが先行した。また、外国為替市場ではドル指数が上昇。ドル建てで取引される商品の割高館が強まり、下げ幅を加速する展開となった。
- 1日の金ETFは増加、現物保有量は851.73トン2月2日 08:33ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、1日時点で前日比0.58トン増の851.73トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は1日現在、2023年12月末と比べ27.38トン減少している。 - 1日のNY金は小幅続伸、米新規失業保険申請件数の増加を受けて2月2日 07:441日のNY金(COMEX金)は続伸。NY金先物中心限月4月限は前日比3.7ドル高の2071.1ドル。米労働省が1日発表した失業保険統計によると、1月21日〜27日の週間の新規失業保険申請件数は22万4000件と前週の改定値から9000件増加。また、ダウ・ジョーンズ集計の市場予想21万4000件を上回った。これを受けて、外国為替市場ではドル指数が下落。ドル建てで取引される商品の割安感が強まり、金が買われる展開となった。
- 31日の金ETFは減少、現物保有量は851.15トン2月1日 10:25ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、31日時点で前日比1.73トン減の851.15トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は31日現在、2022年12月末と比べ66.49トン減少している。 - 31日のNY金は続伸、1月の全米雇用報告発表を背景に米長期金利の低下を受けて2月1日 07:5031日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月4月限は前日比16.5ドル高の2067.4ドル。
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が31日発表した1月の全米雇用報告によると、民間部門雇用者数は10万7000人増加した。ロイターがまとめたエコノミスト予想の14万5000人増を下回った。また、2023年12月分は前回発表の16万4000人増から15万8000人増に下方改定された。
これを受けて、労働市場の過熱感が薄れていると受け止められ、米長期金利が低下し、金利を生まない資産である金の魅力が高まり、金が買われる展開となった。その後、引け後に米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表では大方の予想通り金利は据え置くことが決定されたが、声明ではインフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信を強めるまで、利下げは適切になるとはみていないとされた為、時間外取引では金は売られる展開となっている。 - 30日の金ETFは減少、現物保有量は852.88トン1月31日 08:27ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、30日時点で前日比2.01トン減の852.88トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は30日現在、2022年12月末と比べ64.76トン減少している。 - 30日のNY金は続伸、中東情勢緊張の高まりを背景とした金買いが継続1月31日 07:4830日のNY金(COMEX金)は続伸。
NY金先物中心限月4月限は前日比6.3ドル高の2050.9ドル。
引き続き中東情勢による緊張感の高まりを背景とした金の買いが継続し、底固く推移。しかし、米労働省が30日発表した2023年12月の雇用動態調査(JOLTS)の求人件数は前月比10.1万件増の902.6万件と前回発表の892.5万件や事前予想の871.0万件を上回り、労働市場の堅調さが示される内容となった。これを受けて、米国の早期利下げ観測が後退。金利を生まない資産である金の魅力が低下し、上げ幅が削られる展開となった後は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の発表を明日に控え様子見ムードの値動きとなった。 - 29日の金ETFは減少、現物保有量は854.89トン1月30日 09:23ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、29日時点で前日比1.16トン減の854.89トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は27日現在、2022年12月末と比べ62.75トン減少している。
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