金市況・ニュース
- 東京貴金属見通し=金は押し目買い有利か4月13日 16:59<金>
今週の東京金先限は、シリア情勢に対する懸念などを背景に買いが集まり、概ね堅調に推移した。
来週は、目先の上値を試す展開か。米中の通商問題に対する過度な警戒は後退したものの、中東地域での地政学リスクが買い要因となりそう。シリア問題だけでなくイラン核合意の是非を判断する期限を5月に控え、緊張が高まる様相を呈しているからだ。加えて、日足チャートは上昇トレンドを描いており、買い方有利の流れ。17〜18日の日米首脳会談も注視すべき。貿易面で圧力を高める米国のドル安志向が示された場合、ドル安・NY金高が鮮明化するだろう。押し目買い有利と読む。
来週の先限予想レンジは4560円〜4710円。
<白金>
今週の東京白金は上伸。6日に安値3143円をつけて年初来安値を更新した後は、米国と中国の全面的な貿易戦争は交渉により回避可能との見方が広がったことで週明けに急反発。また、NY白金も6日に安値910.3ドルをつけた後に買い戻されたが、200日移動平均(13日時点951.4ドル)には届かず、上値の重い展開となった。
中国の習近平国家主席が10日の講演で、自動車などに対する輸入関税の引き下げを表明したことで貿易戦争への懸念は後退したが、中国商務省の報道官は12日の会見で、関税引き下げは米国への譲歩ではないと述べた上で、中国と米国が通商問題に関する交渉を行っていないことを明らかにするなど、同問題が再燃する可能性が高いことが相場の上値を押えているため、来週の白金は戻り高値を売られる展開になると予想する。
来週の予想レンジは先限ベースで3100円〜3350円。 - 東京外為市況=シリア懸念後退を背景に、107円台半ば4月13日 16:02週末13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台半ば。 トランプ米大統領がシリアへの軍事攻撃について「実行する時期に言及したことはない」などと投稿したことで、米国によるシリアへの軍事攻撃の懸念が和らぎ、投資家のリスク回避姿勢が後退したことを受け、安全な通貨とされる円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は107円台前半で始まった後は、日経平均株価が堅調に推移したことから円売り・ドル買いが優勢となり、107円台半ばでの推移となっている。ただ市場では、一時的な緊張緩和であって、シリア情勢に大きな改善の兆しが出ているわけではないため、再び地政学的リスクが高まる恐れもあるという。
- 東京貴金属市況=金が反落、白金は反発4月13日 15:33週末13日の東京貴金属市場は、金が反落、白金は反発。
前場の東京金は、12日のニューヨーク金先物相場が利食い売りに押され下落したことを受けて、売り先行で始まった。その後は円相場の軟化を眺め下げ幅を縮小。後場は押し目買いがみられ、本日の安値圏から外れる形で大引けた。市場筋は「中東情勢をめぐってはシリア問題だけでなくイラン核合意の是非を判断する期限を5月に控えており、さらに米中貿易摩擦に関する懸念も払拭されていないことで、先行き不透明感から安全資産として押し目買いがみられたようだ」と語った。
白金は反発。ニューヨーク高と円安を受けてプラスサイドで取引された。 - 円相場が1ドル=107円台半ばに下落4月13日 15:04円相場が1ドル=107円台半ばに下落
(日本時間13日15時03現在) - 東京貴金属市況(午前)=金は反落4月13日 11:12金は反落。日中立ち会いは、12日のニューヨーク金先物相場が利食い売りに押されて下落したことを受けて、売り先行で始まった。その後は円相場の軟化を眺め、下げ幅を縮小している。
白金は反発。ニューヨーク高と円安を受けてプラスサイドでの取引。 - 東京金は下落、日中予想価格帯は4580円〜4620円4月13日 09:18東京金は軟調。海外安を映した売りが優勢となり、軒並み下落。ただ、シリアを巡る軍事的緊張の高まりや米中貿易目札への懸念を背景とした安全資産としての買いや円安をみた買いに下支えられています。
東商取金 02月限 4605円 -26 ドル円 107.30円 (09:18) - NY金は下落、利益確定の売りなど入り4月13日 08:40今朝のNY金は1340ドル台で推移。シリアでの化学兵器使用疑惑を巡り、トランプ米政権が軍事行動に慎重に対応する姿勢を示したことで、投資家の過度の警戒感が和らぐ中、先日の上伸に対する利益確定の売りが優勢となり下落。ただ、シリア情勢や元ロシア情報員殺人未遂事件を巡る米欧諸国とロシアの対立や米中間の貿易摩擦問題などへの警戒感は依然として燻っているため、安値では買い拾われる動きとなりました。
- 金ETF現物保有量が増加=2017年6月以来の高水準4月13日 07:52ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、4月12日現在で前日比5.90トン増加の865.89トン。また、今年の最高水準を更新し、2017年6月13日(867トン)以来、約10カ月ぶりの高水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は4月12日現在、昨年12月末に比べ28.39トン増加。 - 外為市況=リスク回避姿勢が後退、円相場は107円台前半4月13日 06:0012日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台前半で推移。
米国の長期金利低下を眺めてドル売り・円買い優勢となるなか、トランプ米大統領がツイッターで、シリア攻撃が差し迫ったものではないとの姿勢を示したことで、投資家のリスク回避姿勢が後退したことも円売り要因となり、ニューヨーク取引は1ドル=107円台前半で推移した。トランプ氏が米中の通商交渉はうまくいっているとの見方を示したほか、北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉協議についても「タイムラインは設定されていないとしながらも、合意にかなり近づいている」と述べたことで、米株価が大幅高で推移したことも投資家心理を改善させたとみられる。 - ニューヨーク貴金属市況=金は大幅反落、利益確定売りが優勢の流れ4月13日 06:0012日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除いて下落。
NY金は大幅反落。リスク回避姿勢の高まりなどを背景に買われて一時は年初来高値を更新するなど大幅高となった前日の流れに対し、買われ過ぎ感が高まったことなどから利益確定の売り物が優勢の流れ。トランプ米大統領がツイッターで、シリアへの攻撃が差し迫ったものではないと示唆し、これを受けて過度なリスク回避ムードが和らいだことも金の下げ足を強めた。前日の清算値(終値)確定後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて追加利上げへの警戒感が再燃したことも、金利の付かない金を引き続き圧迫した模様。 - NY金夜間相場が下落、1350ドルを割り込む4月12日 18:01NY金夜間相場が下落、1350ドルを割り込む
(日本時間12日18時01分現在) - 東京外為市況=シリア情勢をめぐり、106円台後半でのもみ合い4月12日 16:1012日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。 米国によるシリアへの軍事攻撃の懸念が拡大したことで、地政学リスクの高まりが意識され、比較的安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は106円台後半で始まった後は、日経平均株価が方向感を欠く中、シリア情勢の行方を見守りながら模様眺め気分が広がり、106円台後半でのもみ合いとなっている。市場では、米国がシリアに対し具体的な行動を起こせば円買いが一段と強まるとみられるため、今後もシリア情勢の行方をにらんで神経質な動きになるという。
- 東京貴金属市況=金が続伸、白金は続落4月12日 15:3012日の東京貴金属市場は、金が続伸、白金は続落。
前場の東京金は、11日のニューヨーク金先物相場がシリア情勢の緊迫化を背景としたリスク回避の買いに上昇したことを受け、買い先行で始まった。その後はニューヨーク時間外と円相場が小動きにとどまり決め手を欠き、後場は利食い売りがみられ上げ幅を削る形で大引けた。市場筋は「今日もシリア情勢などの地政学的リスクを要因に買われていたが、米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨で利上げペースの加速が意識されたため、高値からは値を消した」と語った。
白金は為替の円高と株安を受けた売りに続落。 - 東京貴金属市況(午前)=金は続伸4月12日 11:17金は続伸。日中立ち会いは、11日のニューヨーク金先物相場がシリア情勢の緊迫化を背景としたリスク回避の買いに上昇したことを受け、買い先行で始まった。その後はニューヨーク時間外と円相場が小動きにとどまり、決め手を欠いている。
白金は続落。為替の円高を受けた売りが優勢。 - 東京金は上伸、日中予想価格帯は4620円〜4650円4月12日 09:11東京金は上伸。米中の貿易問題を巡る緊張は和らぎましたが、米国による対ロシア追加制裁やシリア情勢を巡る米露の緊張の高まりが材料視されており、海外高を映した買いが優勢となったことで、堅調に推移しています。
東商取金 02月限 4634円 +18 ドル円 106.77円 (09:10) - NY金は上伸、地政学的リスクの高まりを受け4月12日 08:43今朝のNY金は1350ドル台で推移。トランプ米大統領は10日、シリアでの化学兵器使用疑惑を巡り、アサド政権に対する軍事行動に向けて英仏両国との調整を本格化したことや、アサド政権を支えているロシアと米国が互いにミサイル発射の可能性をほのめかして挑発を行うなど、米露関係が一段と悪化したことで、地政学的リスクが高まりました。これを受け、投資家のリスク回避姿勢が強まると共に、安全資産として金が買われる展開となりました。
- 外為市況=円相場は、106円台後半4月12日 06:0011日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半で推移。
シリア・アサド政権による化学兵器使用疑惑に絡んで、米国とロシアの対立が深まるなか、米トランプ大統領が11日、ツイッターに「ロシアはシリアへのミサイルを全て撃ち落とすと言っている」と指摘した上で「準備しろロシア。ミサイルが行くぞ」と投稿。フランスのマクロン大統領が前日に「米英と連携して近く判断する」と述べており、シリア情勢の緊迫化が投資家のリスク回避姿勢を強め、相対的に安全な通貨とされる円を買う動きが優勢の展開。ニューヨーク取引は1ドル=106円台後半で始まった。取引終盤に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、数名の参加者が若干の利上げペース加速の必要を指摘していたことが明らかとなり、一時107円台前半まで円安・ドル高に振れた。ただ、商い一巡後は再び106円台後半に水準を戻してもみ合い推移となった。 - ニューヨーク貴金属市況=金は続伸も、清算値確定後に上げ幅削る4月12日 06:0011日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
NY金は4営業日続伸。シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとの疑惑を受けて米国や英仏などが軍事行動に踏み切る可能性が高まっていることを背景に、投資家がリスク回避姿勢を強めたことから安全資産とされる金は買われる格好。トランプ米大統領がツイッターで「準備しろロシア。ミサイルが行くぞ」と述べたことで投資家はさらにリスク回避姿勢を強めたため、金買いの流れは加速。一時は1369.40ドルまで上昇、1月25日高値1365.40ドルを上抜いて年初来高値を更新した。ただ、清算値(終値)確定後の電子取引では買い過剰感が高まったことなどから利食い売りが入ったほか、米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で、数名の参加者が従来よりもやや急ピッチな利上げの必要性を指摘していたことが分かり、これを受けて金利の付かない金を売る動きも見受けられたためか、上げ幅を削る展開となっている。 - NY金が10ドル超の上昇4月11日 21:32NY金が10ドル超の上昇、一時1357.00ドル(前日比11.10ドル高)
(日本時間11日21時31分現在) - 東京外為市況=株価動向を受け、107円近辺4月11日 16:0711日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=107円近辺。 中国の習近平国家主席が講演で市場開放を進める方針を示したことから、米中間の貿易摩擦激化に対する懸念が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが広がった海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は107円台前半で始まった後、堅調に始まった日経平均株価が引けにかけてマイナス圏に値を沈めたことから、円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は107円近辺での推移となっている。ただ、トランプ米大統領がシリアに対する軍事行動を示唆した48時間以内という期限が接近していることから、模様眺め気分が強まっているようだ。
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