金市況・ニュース
- 東京貴金属見通し=金は下値の堅い展開か6月8日 17:09<金>
今週の東京金先限は、ユーロの急反発を背景にNY金の地合いが回復したため、目先の安値圏から脱する動きをみせた。
来週は12日のシンガポールでの米朝首脳会談、12・13日の両日開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目材料。米朝首脳会談で融和が演出され安全資産としての魅力が低下し、FOMCでは追加利上げが決定する見通しであるため、やや売り方有利の様相か。ただ、日足チャート上では先週のユーロ安により、ゴールドの目先の下値は試した形で地合いが回復しており、材料出尽くし後は再び戻り歩調で推移すると読む。下値で買い拾う姿勢が得策か。
来週の先限予想レンジは4500円〜4600円。
<白金>
今週の東京白金はもち合い。世界的な貿易摩擦激化への懸念から上値が重い一方、金やパラジウムなど他の商品相場の上伸になびいた買いに下支えられ、狭い範囲でのレンジ取引となった。また、NY白金も動意に乏しく900ドル台でもち合う動きとなっている。
6月12、13両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げが市場で確実されているため潜在的にドル買い圧力が強く、新興国市場から資金が流出する中、世界最大の白金生産国の南アフリカ共和国通貨ランドはリスク資産を手放す動きに押されて下落。ランド安は南アからの輸出を増加させるため白金の上値を押える要因となる。このため、来週は米FOMCを通過するまでは軟調推移が見込まれる。また、米FOMC通過後は買い戻されると考えられるが上値は限られ、戻り高値を売られる展開になる可能性がある。
来週の予想レンジは先限ベースで3100円〜3300円。 - 東京外為市況=終盤にかけて円高進行6月8日 16:45週末8日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台前半。
取引中盤までは、新規の手掛かり材料に乏しい上に、カナダで本日から始まる先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を控えて様子見ムードが漂ったことから、ドル・円相場は概ね1ドル=109円台後半でもみ合っていた。しかし取引終盤にかけて、ポジション調整的な円買い・ドル売りが見受けられたことから、同109円台前半まで円高・ドル安が進行した。市場関係者は「トランプ米政権の保護主義的な通商政策に対する批判がG7メンバー国首脳から強まるなど、米国対他の6カ国の対立構図が鮮明となっていることで、リスク回避的に円が買われた面もあったようだ」と指摘した。 - 東京貴金属市況=金、白金ともに下落6月8日 15:34週末8日の東京貴金属市場は、金、白金ともに下落。
前場の東京金は、本日のニューヨーク金先物時間外相場が前日の東京市場の大引け時とほぼ同水準で推移する中、為替の円高を嫌気した小口の売りがみられ小幅マイナスサイドで取引された。後場は買い気乏しく軟調に推移し、本日の安値圏で大引けた。市場筋は「来週のFOMCでの利上げや米国の金融政策の見通しに関するシグナルを警戒し、手じまい売りがみられた。後場からの小幅な円高も売りを誘っていた」と指摘した。
白金はニューヨーク安を背景に売り優勢で取引された。 - 東京貴金属市況(午前)=金は小幅続落6月8日 10:51金は小幅続落。本日のニューヨーク金先物時間外相場が前日の東京市場の大引け時とほぼ同水準で推移する中、為替の円高を嫌気した小口の売りがみられ、小幅マイナスサイドで取引されている。白金はニューヨーク安を背景に反落している。
- 東京外為市況=109円台後半6月8日 10:508日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
トランプ米大統領が貿易不均衡の是正を求める姿勢を鮮明にしたことで通商摩擦の激化に警戒感が広がり、比較的安全資産とされる円を買い、ドルを売る動きがやや先行している。市場筋は「8日から始まるG7サミットでは米国の保護主義的な通商政策をめぐり参加各国との対立が深まることが懸念されており、警戒感が強まっている」と指摘した。 - 東京金は軟調、日中予想価格帯は4560円〜4580円6月8日 09:08東京金は軟調。円高をみた売りに圧迫され、軟調に推移。G7サミットを控えて世界的な貿易摩擦懸念が改めて意識される中、為替が円高ドル安に振れたことが相場の上値を押える要因となりました。
東商取金 04月限 4568円 -9 ドル円 109.75円 (09:04) - NY金は横ばい、調整主導の動きに6月8日 08:36今朝のNY金は1300ドル台で推移。先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)や日米欧の金融政策決定会合など重要イベントを控えて市場の様子見姿勢が強いことから調整主導の商いとなり、ほぼ横ばいの値位置で推移しています。
8日と9日には通商問題などが主要議題のG7サミットが開催されるほか、12日には米朝首脳会談、12日と13日に米連邦公開市場委員会(FOMC)、14日には欧州中央銀行(ECB)定例理事会、14日、15日には日銀金融政策決定会合が予定されています。 - ニューヨーク貴金属市況=重要イベントを控え、金は小動き6月8日 06:007日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
NY金は小幅反発。欧州中央銀行(ECB)当局者らのタカ派的発言を受けて、ユーロ・ドル相場でドルが軟化し、相対的な割安感から一時1トロイオンス=1307.80ドルまで上昇。5月15日以来の高値圏に浮上した。しかし、本日発表された米週間新規失業保険申請件数が良好な内容となり、米国の利上げペース加速観測が再燃したため、上げ幅を削る格好となった。市場では、週末に先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を控えているほか、来週は日米欧の金融政策会合が開かれるなど、重要イベントを前に積極的な商いを見送る向きも目立った。 - 外為市況=G7サミットに対する警戒感が強まり、109円台後半6月8日 06:007日の外国為替市場の円相場は、1ドル=109円台後半。
前日に続き欧州中央銀行(ECB)が想定よりも早く金融政策の正常化に向かうとの見方から、主要通貨に対してユーロが買われたことを受け、円はドルに対しても売られたことから、一時は110円台前半で推移する場面も見られたが、その後は明日からカナダで開催される先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)を控える中、米国の関税措置に各国から非難が集中していることで、合意文書が出されないのではとの観測を背景に、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全な通貨とされる円を買ってドルを売る動きが優勢となり、109円台後半での推移となっている。 - 東京外為市況=重要イベントを前に様子見ムード漂う6月7日 16:407日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円近辺。
現地時間の7日から始まる日米首脳会談や、週末開催の先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)といった重要イベントを前に様子見ムードが漂う中、全般的に積極的な商いが控えられる格好。ドル・円相場は概ね1ドル=110円近辺での動意に乏しい値動きとなった。市場からは「来週も米朝首脳会談や日米欧の金融政策決定会合といった重要イベントを控えており、当面は方向感に欠ける値動きが続きそうだ」との声も聞かれた。 - 東京貴金属市況=金が小反落、白金は小幅続伸6月7日 15:407日の東京貴金属市場は、金が小反落、白金は小幅続伸。
前場の東京金は、6日のニューヨーク金先物相場が小反落したものの、為替の円安を好感した買いがみられ、小幅プラスサイドで取引された。後場は小口の戻り売りに押され、小幅マイナスサイドで推移した。市場筋は「8日からカナダで開催される先進7カ国首脳会議(サミット)で、G7の結束の乱れが改めて示されれば、ゴールドにリスク回避の買いが入ることになるかもしれない」と指摘した。
白金は小幅な円安を要因に買い優勢で推移した。 - 東京外為市況=110円台前半6月7日 10:377日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
米国の長期金利上昇を受け、海外市場で円売りドル買いが優勢となり、東京市場もこの流れを引き継ぐ形で110円台前半の円安水準で取引されている。市場筋は「来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)などの重要イベントを控えて、ポジションを調整する動きが活発になっているようだ」と指摘した。 - 東京貴金属市況(午前)=金は小幅続伸6月7日 10:30金は小幅続伸。6日のニューヨーク金先物相場は小反落したものの、為替の円安を好感した買いがみられ、小幅プラスサイドで取引されている。白金も円安を要因に買い優勢の取引。
- 東京金は上伸、日中予想価格帯は4570円〜4600円6月7日 09:07東京金は上伸。円安をみた買いに支えられ、堅調に推移。今週末の先進7カ国(G7)首脳会談(サミット)、来週には米朝首脳会談や米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えることが様子見姿勢を強めています。
東商取金 04月限 4584円 +5 ドル円 110.10円 (09:03) - NY金は横ばい、調整主導の動き6月7日 08:36今朝のNY金は1300ドル台で推移。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が金利の付かない資産である金の上値を押える一方、世界的な貿易摩擦問題への懸念を背景とした安全資産としての買いに支えられ、調整主導の動きの中、狭い範囲での値動きに留まりました。
- 金ETF現物保有量、2営業日連続の減少6月7日 08:09ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、6月6日現在で前日比3.54トン減少の832.59トンと2営業日連続で減少し、2月28日(831.03トン)以来、3カ月ぶりの低水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は6月6日現在、昨年12月末に比べ4.91トン減少。 - 外為市況=ECB幹部のタカ派発言を背景に、110円台前半6月7日 06:006日の外国為替市場の円相場は、1ドル=110円台前半。
欧州中央銀行(ECB)のプラート専任理事が6日、来週14日の定例理事会で段階的に量的緩和の規模縮小を進める可能性について議論する考えを表明したうえ、ドイツ連邦銀行(中央銀行)のワイトマン総裁(ECB理事会メンバー)も、年末までに国債購入プログラムを撤回するのが妥当との見解を示すなど、ECB幹部から金融政策の正常化に向けたタカ派発言が相次いだことで、主要通貨に対してユーロ買いが活発化したため、円はドルに対しても売られたことから、110円台前半での推移となっている。 - ニューヨーク貴金属市況=金は小幅反落6月7日 06:006日のニューヨーク貴金属市場は、金を除き堅調。
NY金は小幅反落。取引序盤は、欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事が来週のECB理事会で資産買い入れ策の年内終了について討議すると述べたことで、ユーロ・ドル相場でドルが軟化。これを受けて相対的な割安感からプラス圏で推移した。しかし、米株価の上伸を受けた投資家のリスク選好姿勢の強まりや、米国の長期金利の上昇を眺めて次第に売り物が優勢の展開となり、小幅ながらマイナス圏に転落する格好となった。市場では「前週の雇用統計以降の米指標も総じて良好な内容となっており、米国の利上げペース加速への思惑が、金相場の上値を抑えている」との指摘が聞かれた。 - 東京外為市況=110円近辺での値動き6月6日 16:406日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=110円近辺。
5月の米ISM(供給管理協会)非製造業景況指数が良好だったことや、米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが進んだ前日の海外市場での流れを引き継ぐ中、日経平均株価の上昇を眺めた円売り・ドル買いも見受けられる格好。ただ、8日に開催される先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)の行方を見極めたいとの思惑から積極的な商いは控えられやすく、概ね1ドル=110円近辺での値動きとなった。 - 東京貴金属市況=金、白金ともに上昇6月6日 15:356日の東京貴金属市場は、金、白金ともに上昇。
前場の東京金は、5日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル下落などを背景に反発したため、買い優勢の取引。後場も買い戻されジリ高で推移し上げ幅を拡大、本日の高値圏で大引けた。市場筋は「ユーロの戻り歩調がドル建て金の地合いを引き締めている。下振れ懸念は解消し、買い方有利の流れになりつつある」と指摘した。
白金も金高に連れプラスサイドで推移し、本日の高値圏で大引けた。
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