金市況・ニュース
- 貴金属市況=金は上伸、白金は下落5月13日 15:3713日の大阪取引所の貴金属市場は、金は上伸、白金は下落。
金標準は堅調。4月の米消費者物価指数(CPI)の大幅な伸びを受け、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和の早期縮小に対する思惑が強まる中、外国為替市場では円安ドルが進行。国内市場は、米長期金利の上昇をみた売りと、円安をみた買いやインフレヘッジとしての買いが交錯する中、買いが優勢となり、概ね上伸して取引を終えた。
白金標準は下落。米CPIの上昇を背景とした世界的な株安が、工業用需要の割合の高い白金にとっては弱材料となった。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6380円〜6410円5月13日 09:12金標準は軟調。海外安を映した売りと円安をみた買いが交錯する中、小幅高で推移している。4月の米消費者物価指数が大幅な伸びを示し、市場の米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和の縮小への警戒感が強まったことや、米長期金利の上昇を受けた売りに圧迫された。
金標準 4月限 6400円 -4 ドル円 109.75円 (09:11) - 12日のNY金は続落5月13日 08:26今朝のNY金は1810ドル台での取引。
12日のNY金は続落。朝方発表された4月の米消費者物価指数が前年同月比4.2%上昇し12年7カ月ぶりの大幅な伸びとなったことを受け、インフレ高進への警戒が強まる中、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.69%台に上昇。また、外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドル高・ユーロ安が進行し、ドル建てで取引される金に割安感が強まった。
中心限月の期近6月限は米長期金利の上昇とドル安による売りに押され、一時は前日比23.10ドル安の1813ドルと、中心限月の継続足で1週間ぶりの安値を付けた。 - 貴金属市況=金と白金は共に続落5月12日 15:5312日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に続落。
金標準は軟調。商品相場の急騰や長期化する金融緩和に加え、新型コロナウイルスに伴う都市封鎖(ロックダウン)の緩和による世界経済の持ち直しで、インフレが加速するとの思惑から、米長期金利が上昇。米長期金利の上昇を受け、時間外の電子取引でドル建てニューヨーク金が下落した流れを映した売りが入り、下落した。
白金標準は軟調。金の下落になびいた売りが入り下落した。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6410円〜6430円5月12日 09:08金標準は軟調。海外安をみた売りに圧迫され、軟調に推移。米長期金利の上昇をみた売りが金利を生まない資産である金にとっては弱材料となった。インフレに関する米連邦準備制度理事会(FRB)の姿勢に変化が生じるか見極めるため、米労働省が12日発表する4月の消費者物価指数(CPI)へと市場の焦点が向かう中、本日は調整主導に現在の値位置でのもち合いが見込まれる。
金標準 4月限 6419円 -8 ドル円 108.70円 (09:06) - 11日のNY金は5営業日ぶりに小反落5月12日 08:23今朝のNY金は1830ドル台での取引。
11日のNY金は5営業日ぶりに小反落。インフレ加速懸念を背景に米債券が売られ、長期金利の指標である10年物米国債利回りが1.62%近辺に上昇したことが、金利を生まない資産である金の売り材料となり下落。中心限月の期近6月限は一時、前日比19.80ドル安の1817.80ドルの安値を付けた。
しかし、外国為替市場ではドイツの経済指標が市場予想を上回ったことを背景にドルが対ユーロで軟化し、ドル建てで取引される金に割安感が高まった。また、世界的な株安による安全資産としての買いも入り、期近6月限は下げ幅を縮小し、1830ドル台を回復した。 - 貴金属市況=金と白金は共に軟調5月11日 15:2111日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に堅調。
金標準は軟調。米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の継続の前提となる将来的なインフレ見通しの変化へと市場の焦点が移る中、米労働省が12日発表する4月の消費者物価指数(CPI)を控え、連日の上伸に対する調整の売りが入り下落した。ただ、基調は依然として強く、目先は堅調推移が見込まれる。
白金標準は下落。米株安を受け、需要が景気に左右される工業用需要の割合の高い白金への売り圧力が高まった。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6410円〜6430円5月11日 09:19金標準は軟調。高値警戒感からの売りに値を削られ、小幅安で推移している。低調な4月の米雇用統計を受け、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和策の長期化見通しが高まったが、同時に市場のインフレ見通しも高まり、米長期金利が上昇したことが、金利を生まない資産である金の上値を圧迫した。
金標準 4月限 6420円 -11 ドル円 108.84円 (09:18) - 10日のNY金は4営業日続伸5月11日 08:23今朝のNY金は1830ドル台での取引。
10日のNY金は4営業日続伸。前週末発表された4月の米雇用統計の弱い内容を受けて、米金融緩和の長期化観測が高まったことが、金利を生まない資産である金にとっては買い材料となった。中心限月の期近6月限は一時、前日比15ドル高の1846.30ドルと、中心限月の継続足で2月11日(1848.60ドル)以来3カ月ぶりの高値を付けた。 - 貴金属市況=金と白金は共に堅調5月10日 15:2810日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に堅調。
金標準は堅調。4月の米雇用統計が事前予想を大幅に下回る弱気な内容となり、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ時期前倒しの思惑が後退したことが、金利を生まない資産である金にとっては支援材料。バイデン米政権の大規模成長戦略を背景とした米景気回復への期待感やインフレへ警戒感からの買いも支えられ、目先は上値を試す動きが見込まれる。
白金標準は堅調。金の上伸になびいた買いや、対主要国通貨でのドル安を背景に、時間外の電子取引でドル建てニューヨーク白金が下落した流れを映した買いに支えられた。 - CFTC建玉報告:円/ドル(5月4日時点)5月10日 13:08期間中の円(対ドル)は軟調。29日に発表された2021年1〜3月期の米実質GDP(国内総生産)速報値は、経済成長の加速を示した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は3日、米国の景気回復が「着実に前進している」との認識を示した他、米国の良好な経済指標を背景に米国債利回りが上昇し、対主要国通貨でのドル高が進行した。その後、イエレン長官が4日、バイデン政権の4兆ドル規模の成長戦略について、「景気が過熱しないように金利を引き上げる必要があるかもしれない」と述べたこともドルが買われた要因となった。ただ、イエレン氏はその後に利上げを予想したり、米連邦準備制度理事会(FRB)勧めたりしたものではないと発言を軌道修正したため、外国為替市場の反応は一時的なものに留まった。
- CFTC建玉報告:NY金(5月4日時点)5月10日 13:06期間中のNY金は下落。28日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表では、政策金利と量的緩和の据え置きを決定。一方、景気判断を上向きに修正したほか、物価が上昇したとの認識を示したが、おおむね想定通りと受け止められた。また、29日に発表された2021年1〜3月期の米実質GDP(国内総生産)速報値は、経済成長の加速を示し、米国の良好な経済指標を背景に米国債利回りが上昇し、対主要国通貨でのドル高が進行。4日には、イエレン長官がバイデン政権の4兆ドル規模の成長戦略について、「景気が過熱しないように金利を引き上げる必要があるかもしれない」と述べたこともドル買い要因となり、ドル建てNY金は割高感からの売り圧力が強まった。
- 金標準は堅調、日中予想価格帯は6390円〜6420円5月10日 09:32金標準は堅調。海外高を映した買いが入り、堅調に推移。4月の米雇用統計が市場予想を下回る低調な内容となったことで、米長期金利の指標となる10年債利回りは一時1.52%と、約2カ月ぶりの低水準に低下。金利を生まない資産である金にとっては支援材料となった。
金標準 4月限 6409円 +25 ドル円 108.71円 (09:18) - NY金は上伸5月10日 08:35今朝のNY金は1800ドル台前半から半ばでの取引。
7日のNY金は続伸。米労働省は7日に4月の米雇用統計を発表したが、非農業部門雇用者数は前月比26万6000人増と、市場予想の97万8000人増を大幅に下回る伸びとなったことで、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和姿勢が継続するとの見方が強まり、買いが優勢となった。 - 金ETFが増加5月10日 08:17ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、5月7日現在で前日比5.82トン増加の1025.15トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は5月6日現在、昨年12月末と比べ145.59トン減少。 - 貴金属市況=金と白金は共に上伸5月7日 15:577日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に上伸。
金標準は上伸。4月の米雇用統計発表を控える中、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和姿勢に変化が無いとの見方が強まったことや、米長期金利の下落を眺めた買いが入り、上伸して大引けた。米労働省が6日に発表した週間の新規失業保険申請件数は49万8000件と、昨年の新型コロナウイルス感染拡大以降で最少となり、市場予想も下回った。7日発表の4月の米雇用統計でも、非農業部門の就業者数が100万人近く増加すると予想されている。
白金標準は堅調。需給面での新規材料に乏しいものの、金相場の上昇になびいた買いに支えられた。 - 2021年4月の金ETF現物保有量は減少−WGC5月7日 11:22国際的な産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は5月7日、世界の金上場投資信託(ETF)の現物保有量の推計を発表。世界の金ETFの現物保有量の合計は4月30日時点で前月比18.33トン減の3567.16トンとなり、3カ月連続で減少。しかし一方で、金額ベースでは2030億0566万5573ドルとなり、2000億ドルの大台を回復した。
金ETFの現物保有量は2020年11月6日に3923.77トン(改定)の過去最高を記録した後は減少傾向が継続。しかし、金額ベースでは回復傾向が見られ、金ETFからの資金流出に一定の歯止めが掛かった可能性があるとWGCは指摘している。
地域別では、依然として北米からの資金流出が継続したが、流出量は減少。一方、欧州地域では増加。一般的に、北米の金ETFの現物保有量の変化は金価格との相関が大きいが、この関係は金価格の変化に対して1〜2ヶ月程度遅れる傾向がある。最近の金価格の上昇を考えると、今後数カ月の金ETFへの投資需要が増加する可能性がある。これらの変化は、4月に米長期金利の上昇傾向が一服し、落ち着きを取り戻しつつあることや、米連邦準備制度理事会(FRB)など各国中央銀行が、金融緩和政策の維持を示していることが要因となった。 - SPDRゴールド・シェアの現物保有量、週間では1月後半以来の増加5月7日 10:44ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年5月6日現在で前週比2.29トン増加の1019.33トンと、週間ベースでは1月第4週以来の増加。
4月の「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、前月末比20.46トン減少の1017.04トンと月間ベースでは2020年10月以来7カ月連続の減少。ただ、減少量は3月の同56.04トン、2月の同66.59トンの半分以下と減少ペースは抑えられている。
5月に入ると、3日に前日比1.16トン増加、5日に同1.13トン増加と小幅ながら増加傾向となっている。米長期金利の指標である10年物米国債利回りが4月29日の1.690%から、5月6日には1.557%に低下したことが、金利を生まない資産である金の強材料。さらに、米長期金利の低下などによるドル安・ユーロ高もドル建てで取引される金には支援材料となった。
ただ、ニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均が終値で5月6日に約3週間ぶりに史上最高値を更新した後、7日も2営業日連続で更新。米景気回復期待を背景にエネルギーや素材などの景気敏感株が買われている。ダウ平均の史上最高値更新で投資家のリスク選好姿勢が強まる一方、安全資産とされる金には弱材料となっており、金ETFへの投資資金流入を抑えていることが考えられる。 - 金標準は堅調、日中予想価格帯は6250円〜6270円5月7日 09:13金標準は堅調。海外高を映した買いが入り、堅調に推移している。米連邦準備制度理事会(FRB)高官らが、米国の雇用最大化と物価安定の目標達成は時間が掛かるとの見方を示し、米FRBの金融緩和姿勢に当面は変化がないとの市場での見方が強まる中、米長期金利が低下したことが、金利を生まない資産である金を支えた。
金標準 4月限 6357円 +60 ドル円 109.01円 (09:13) - 6日のNY金は続伸、1800ドル台を回復5月7日 08:23今朝のNY金は1800ドル台前半から半ばでの取引。
6日のNY金は続伸。外国為替市場でドイツ経済指標の堅調な内容を背景にドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てで取引される金は割安感から買われた。また、米長期金利の指標である10年物米国債利回りが低下したことも、金利を生まない資産である金の強材料となった。
中心限月の期近6月限は1800ドル台を回復。中心限月の継続足で一時1818.60ドルと、2月16日(1827.10ドル)以来約3カ月ぶりの高値を付けた。
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