金市況・ニュース
- 23日のNY金は下落、米量的緩和の縮小開始見通しを受け9月24日 09:2823日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比29.00ドル安の1749.80ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)は23日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の声明で、量的緩和の縮小(テーパリング)を早ければ11月にも開始する可能性があるとの見通しを示した。また、米FOMC参加者による、経済・政策金利見通しでは、テーパリング後の利上げ開始時期が2023年から22年に前倒しされたことも、金利を生まない資産である金にとっては弱材料となり、NY金は4営業日ぶりに下落した。 - 23日の金ETF現物保有量は減少9月24日 09:16ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月23日時点で前日比8.14トン減少の992.65トンとなった。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月23日現在、昨年12月末と比べ178.09トン減少している。 - 21日のNY金は上伸9月22日 08:4521日のNY金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比14.4ドル高の1778.2ドル。
中国不動産開発大手の中国恒大集団の債務不履行(デフォルト)を起こせば、中国経済や金融システムに大きな悪影響を与える可能性があるとの懸念から、安全資産としての買いが入り金は上伸。ただ、22日(日本時間23日午前3時)に米連邦公開市場委員会(FOMC)声明と最新の四半期経済予測、FOMC参加者による政策金利見通しの分布(ドットチャート)などの公表されるため投資家の様子見姿勢も強く、買い一巡後は上げ幅を削られる展開となった。 - 金ETFは減少9月22日 08:31ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月21日時点で前日比0.87トン減少の1000.79トンとなり、4営業日ぶりに減少した。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月21日現在、昨年12月末と比べ169.95トン減少している。 - 20日のNY金は上伸9月21日 08:5420日のNY金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比12.4ドル高の1763.8ドル。
中国不動産開発大手の中国恒大集団が過去に発行した社債の利払い日が9月下旬以降に集中するため、同社が債務不履行(デフォルト)を起こせば中国経済や金融システムに大きな悪影響を与える可能性があるとの懸念を背景に世界的に株価が下落。投資家のリスク回避姿勢が高まると共に、安全資産とされる金は買われて上伸した。 - 金ETFは増加9月21日 08:33ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月17日時点で前日比1.74トン増加の1001.66トンとなり、1000トンの大台を回復した。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月17日現在、昨年12月末と比べ169.08トン減少している。 - 16日のNY金は下落9月17日 09:1416日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比38.10ドル安の1756.70ドル。
米商務省の発表した8月の小売売上高が前月比0.7%増と、市場予想(0.8%減)に反して上昇したことを受け、米長期金利の指標となる米10年債利回りが上昇。対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。また、来週21日、22日の日程で開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)において、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和縮小(テーパリング)の開始時期が発表されるとの観測も、金相場の弱材料となった。 - 金ETFは増加9月17日 08:55ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月15日時点で前日比1.46トン増加の999.92トンとなった。 また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月15日現在、昨年12月末と比べ170.82トン減少している。
- 金ETFは減少9月16日 08:56ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月15日時点で前日比1.75トン減少の998.46トンとなり、1000トンの大台を再度割り込んだ。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月15日現在、昨年12月末と比べ172.28トン減少している。 - 15日のNY金は下落9月16日 08:5115日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比12.30ドル安の1794.80ドル。
米ニューヨーク連邦準備銀行が15日発表した9月のニューヨーク州製造業景況指数は34.3となり、前月(18.3)から大幅に上昇。市場予想の18.0を大幅に上回り、市場では米経済回復を背景とした米連邦準備制度理事会(FRB)による金融緩和の縮小(テーパリング)への思惑が強まったことからNY金は売られて下落、昨日の上伸分の値を消し、1800ドルを割り込む展開となった。 - 14日のNY金は上伸9月15日 09:1314日のNY金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比12.80ドル高の1807.10ドル。
14日に米労働省が発表した8月の米消費者物価指数(CPI)は、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが前年同月比4.0%となり、7月の4.3%から鈍化し、市場予想(4.2%)も下回った。新型コロナウイルス危機からの急回復に伴う原材料の供給制約や人手不足による影響など物価の押し上げ要因が解消に向かっているかどうかについての、市場の見方が分かれる中で、対主要国通貨でのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。 - 13日のNY金は上伸9月14日 09:0113日のNY金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比2.3ドル高の1794.40ドル。
来週21日、22日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)で金融緩和の縮小(テーパリング)開始時期に言及されるかが注目される中、米連邦準備制度理事会(FRB)の判断に影響を与えるインフレ指標のひとつとされる、米消費者物価指数(CPI)の発表を14日に控え、投資家の様子見姿勢が強まり、売り方の買戻し主導に値を戻し、一時1800ドル台を回復。しかし、その後は、外国為替市場で対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は上げ幅を削られた。 - 金ETFは増加、1000トン台を回復9月14日 08:50ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月13日時点で前日比2.04トン増加の1000.21トンとなり、9月1日以来、約一週間ぶりに1000トン台を回復した。 998.17トンとなり、2020年4月9日(994.19トン)以来の低水準となっている。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月13日現在、昨年12月末と比べ170.53トン減少している。 - 10日のNY金は下落9月13日 09:0710日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比7.9ドル安の1791.00ドル。
バイデン米大統領と中国の習近平国家主席の電話会談が約7か月ぶりに行われたとの報を受け、投資家のリスク選好姿勢が強まった。また、米労働省が発表した8月の卸売物価指数(PPI)は前月比0.7%上昇し、市場予想を上回ると、インフレ警戒感から早期の金融緩和縮小観測を背景に、米長期金利が上昇。対主要国通貨でのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。 - 9日のNY金は上伸9月10日 09:179日のNY金は上伸。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比6.5ドル高の1800.00ドル。
9日に米労働省が発表した週間新規失業保険申請件数が約1年半ぶりの低水準となり、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和の縮小(テーパリング)の開始時期が前ズレする可能性があるとの見方から、金は一時下落。しかし、その後は、欧州中央銀行(ECB)が資産購入ペースを小幅縮小するという決定や、米労働市場の改善を受け、米長期金利の指標となる10年債利回りが低下。これにより、対主要国通貨でのドルが下落し、ドル建てNY金は割安感からの買いが入り上伸した。 - 金ETFは減少9月10日 08:58ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月10日時点で前日比0.35トン減少の998.17トンとなり、2020年4月9日(994.19トン)以来の低水準となっている。
また、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月9日現在、昨年12月末と比べ172.57トン減少した。 - 8日のNY金は軟調9月9日 09:138日のNY金は軟調。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比5.0ドル安の1793.50ドル。
8日に発表された7月の雇用動態調査(JOLTS)で求人件数が2000年12月の統計開始以降で最高を記録し、米連邦準備制度理事会(FRB)が予想より早期に金融緩和の縮小に動くのではないか、との見方が強まったことが圧迫材料。また、主要6通貨に対するドル指数が上伸したことも、ドル建てNY金が売られる要因となった。ただ、3日に発表された米雇用統計が軟調だったことや、今月下旬の21日から22日にかけては、米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を控えることで市場の様子見姿勢も強く、下げ幅は限られた。 - 7日のNY金は急落、1800ドル台を割り込む9月8日 08:507日のNY金は下落。中心限月の期近12月限の清算値(終値)は前日比35.20ドル安の1798.50ドル。
欧州中央銀行(ECB)理事会を週内に控える中、米長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇。外国為替市場では対ユーロでのドル高が進行し、ドル建てNY金は割高感からの売りが入り下落した。3日に発表された8月の米雇用統計は低調な内容だったが、米連邦準備制度理事会(FRB)による量的緩和策の縮小(テーパリング)の開始時期の判断に影響を与えるほどではないとの市場での見方や、3日に急伸した反動からの売りが入ったことも、相場が下押される要因となったと考えられている。 - 6日のNY金は休場9月7日 08:386日のNY金は米国がレーバーデー(労働者の日)のため休場
- 金ETF、1000トンの大台を割り込む9月6日 11:35ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8月31日に前日比1.46トン減少、9月2日に同1.74トン減少。2日に998.52トンと2020年4月9日(994.19トン)以来1年ぶりの低水準となり、1000トンの大台を割り込んだ。
「SPDRゴールド・シェア」現物保有量が1000トンの大台を割り込んだものの、NY金は8月の米雇用統計が支援材料となり上昇。3日に発表された米雇用統計は非農業部門就業者数が前月比23万5000人増と、新型コロナウイルスの変異株拡大が響き、前月の105万3000人増から伸びが大幅に縮小し、市場予想の72万8000人増にも届かなかった。発表を受けて、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の量的緩和縮小観測が後退し、金利を生まない資産である金には支援材料となった。
「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は減少傾向が継続している。ただ、NY金は新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」の感染拡大や、米国の早期量的緩和縮小観測などで上昇しており、「SPDRゴールド・シェア」もこれらの材料で1000トンの大台を早期に回復できるかに注目。回復できれば投資家心理の改善につながり、投資資金の流入が期待される。
※ 当社提供のs情報について
本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終判断はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、第一商品は一切の責任を負いかねますことをご了承願います。



