金市況・ニュース
- ニューヨーク貴金属市況=金は米中貿易摩擦緩和への期待感から反落8月14日 06:0013日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除き下落。
NY金は反落。引き続き香港での抗議活動に対する懸念に加え、世界経済の減速懸念を背景にアルゼンチン・ペソが急落したことから、投資家のリスク回避姿勢が広がり、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが強まったことを背景に、夜間取引では一時2013年4月以来約6年4カ月ぶりの高値を付けていた。ただ、その後は米通商代表部(USTR)が9月1日に発動する対中制裁関税「第4弾」について、一部製品への適用を12月15日まで延期すると発表。さらに米メディアは、中国の劉鶴副首相がUSTRのライトハイザー代表やムニューシン財務長官と電話会談したと報道したことを受け、米中貿易摩擦の緩和に対する期待感が台頭したため、安全資産とされる金を売る動きが優勢となり反落となった。
NY白金は欧米株価の上昇に連れる格好で、一時は反発となっていたものの、買い一巡後は金の下落に連れる格好で続落となった。 - 外為市況=対中制裁関税一部延期の報を受けて円は急落8月14日 06:0013日の外国為替市場の円相場は、1ドル=106円台後半。
アルゼンチン大統領選の予備選挙の結果や香港国際空港での混乱などを背景にリスク回避ムードが漂う中、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して堅調となり、1ドル=105円台前半で推移する場面もあった。しかしその後、米通商代表部(USTR)が中国製品に対する制裁関税「第4弾」を9月1日に発動すると正式発表した一方、携帯電話、PC、玩具、衣類などへの適用は今年12月15日まで延期するとしたことで状況は一変。米中貿易摩擦が緩和するとの期待が一気に広がり、投資家のリスク回避姿勢が急速に後退したことから円はドルなどに対して売りが殺到。同106円台後半まで円は急落した。市場関係者は「投資家心理の重しとなるニュースが続いていた中で、一部製品への対中制裁関税適用延期という久々のポジティブなニュースに市場は強く反応したようだ」と指摘した。 - 米高官が対中関税一部延期と発言したとの報が伝わり、NY金は一時1490ドル割れ8月13日 23:08米高官が対中関税一部延期と発言したとの一部報道を受け、NY金は急落
一時前日比28.30ドル安の1488.90ドルまで値を崩したものの、現在は1505ドル近辺まで値を戻す
NY白金も金の急落に追随、一時839.70ドル(前日比24.00ドル安)
東京金先限も夜間立会で急落、一時5053円(13日終値比84円安)
(日本時間13日23時08分現在) - NY金はマイナス圏に転落、NYダウは大幅反発8月13日 22:54NY金はマイナス圏に転落、一時1511.30ドル(前日比5.90ドル安)
NYダウは大幅反発、一時26341.24ドル(前日比443.53ドル高)
NY原油は上昇、一時56.66ドル(前日比1.73ドル高)
ドル・円相場は円安進行、1ドル=106円10銭付近での取引
(日本時間13日22時54分現在) - 東京外為市況=円相場は105円台前半8月13日 17:00連休明け13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台前半。
米中貿易摩擦の長期化懸念や、アルゼンチン・ペソの急落などを背景に、投資家のリスク回避姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円が買われた海外市場の流れを引き継ぐ展開。東京市場は1ドル=105円台前半で始まった。その後は、持ち高調整の動きに105円台半ばまで戻す場面がみられたものの、終盤には再び105台前半で推移した。 - NY金夜間相場が20ドル超高8月13日 16:47NY金夜間相場が20ドル超高
(日本時間13日16時47分現在) - 東京貴金属市況=金が続伸し上場来高値を更新、白金は続落8月13日 15:38連休明け13日の東京貴金属市場は、金が続伸、白金は続落。
前場の東京金は、為替の円高を嫌気した売りが先行しマイナスサイドで始まった後、押し目買いが集まり反転しプラスサイドで取引された。後場はドル建て金の上昇を背景に総じて堅調に推移し上げ幅を拡大、本日の高値圏で大引けた。市場筋は「反落して始まった後、上場来高値を更新する動きとなった。高値因果玉がないことで買い気が強まればあっさり最高値を更新する、そんな状況下にあることを如実に示す取引だった」と語った。
白金はNY安と円高を背景に続落。 - 東京外為市況=105円台前半での取引8月13日 10:5613日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台前半での取引。
前日の海外市場では、米中貿易摩擦の激化や香港の大規模デモで投資家のリスク回避姿勢が強まるなか、相対的に安全な資産とされる円を買ってドルを売る動きが先行した。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、小動きとなっている。市場関係者は「チャート的には105円付近でかなり堅いドルのサポートがあるとみられる」としている。 - 東京貴金属市況(午前)=金は上昇し上場来高値を更新8月13日 10:45金は上昇し上場来高値を更新。為替の円高を嫌気した売りが先行しマイナスサイドで始まった後、押し目買いが集まり反転しプラスサイドで取引されている。白金はNY安と円高を背景に続落。
- 東京金が上昇、上場来高値を更新8月13日 10:45東京金が上昇、上場来高値を更新
(日本時間13日10時45分現在) - 東京金は軟調、日中予想価格帯は5090円〜5120円8月13日 09:12東京金は軟調。米中貿易摩擦の長期化懸念や世界経済の先行き懸念が強まり円高ドル安が進行。円高をみた売りと海外高を映した買いが交錯する中、小幅安で推移しています。
東商取金 06月限 5108円 -6 ドル円 105.36円 (09:10) - NY金は上伸、安全資産として買われる8月13日 08:31今朝のNY金は1520ドル台で推移。米中貿易摩擦を巡る懸念や、香港の抗議活動、アルゼンチン大統領選挙予備選で経済重視の中道右派の現職が敗北したことなどが投資家のリスク回避姿勢を強め、安全資産としての金が買われる要因となりました。
- 金ETF、増加8月13日 08:22ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、8月12日現在で前日比7.92トン増の847.77トンと、3営業日ぶりに増加。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は8月12日現在、昨年12月末と比べ60.10トン増加。 - ニューヨーク貴金属市況=金は米大統領発言を受け、3営業日ぶり反発8月13日 06:00週明け12日のニューヨーク貴金属市場は、白金を除き上昇。
NY金は反発。トランプ米大統領が9日、中国との貿易協議で「合意する準備ができていない」と述べ、9月上旬に予定されている閣僚級協議の開催が不透明となっていることを示唆したことを受け、米中貿易摩擦激化に対する警戒感が広がり、相対的に安全な資産とされる金を買う動きが強まったほか、ドルが対ユーロで軟調に推移し、ドル建てで取引される金の割安感が広がったため、3営業日ぶりの反発となった。
NY白金は欧米株価の下落に連れる格好で続落となったが、金が堅調に推移したことで、下げ幅は小幅にとどまった。 - 外為市況=リスク回避ムードが広がり、円は買われる8月13日 06:00週明け12日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台前半。
11日に行われたアルゼンチン大統領選の予備選挙で、野党候補のフェルナンデス元首相が現職のマクリ大統領を抑えて首位となった。これによりマクリ大統領の再選が危ぶまれるとの見方が広がり、新興国通貨であるアルゼンチンペソが急落。米中貿易摩擦の激化に伴って投資家がリスク回避姿勢を強めていた中で、アルゼンチンペソの急落はリスク回避ムードをさらに強める要因となり、相対的に安全な通貨とされる円はドルなどに対して買われる格好。香港でのデモ活発化に伴う香港国際空港での全便欠航や、米株価の大幅下落も円買い・ドル売り材料視された模様で、一時は1ドル=105円近辺まで円高・ドル安が進行。ただ、その後は円の買い過剰感が高まったためか過度な円高・ドル安の流れは一服し、概ね同105円台前半での取引となった。 - NY金が20ドル超の上昇8月13日 03:46NY金が時間外取引で20ドル超の上昇、一時1531.50ドル(前日比23.00ドル高)
NYダウが400ドル超の下落、一時25870.63ドル(前日比416.81ドル安)
(日本時間13日03時45分現在) - 外為市況=円相場は、一時105円台前半8月10日 06:00週末9日の外国為替市場の円相場は、1ドル=105円台半ば。
海外市場の流れを引き継いで、ニューヨーク取引は1ドル=105円台後半で始まった。その後、トランプ米大統領が「中国との通商協議は継続しているが、われわれには合意する用意はできていない」と述べたことで、米中貿易摩擦の長期化への警戒感が強まった。また、トランプ氏が米連邦準備制度理事会(FRB)に対して1%の利下げを要求したとも報じられており、これらを手がかりにドル売り・円買いが優勢となり、一時105円台前半までドル安・円高に振れる格好となった。英国のジョンソン首相が政府職員に対して「合意なき欧州連合(EU)離脱への備えが最優先課題」とする書簡を送ったと報じられたほか、イタリアのサルビーニ副首相が、連立政権は崩壊しており「有権者に速やかに選択を仰ぐべき」とし、早期の解散・総選挙を要求したことによる同国の政局不透明感も投資家のリスク回避の動きを促し、相対的に安全な通貨とされる円が買われる要因となった。 - ニューヨーク貴金属市況=金は売り買いが交錯する中、小幅続落8月10日 06:00週末9日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて軟調推移。
NY金は小幅続落。前日の清算値(終値)確定後の電子取引でテクニカル的な買いが入ったほか、米政権が中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)に対する制裁緩和を先送りしているとの報が伝わったことも投資家のリスク回避姿勢を強めたため、安全資産とされる金が買われた流れを引き継ぐ中、この日もトランプ米大統領が連邦準備制度理事会(FRB)に1.0%の大幅利下げを要求しており、金利を生まない資産である金を依然下支える格好。一方で、週末要因によるポジション調整的な売りなどが入ったことから売り買いが交錯する中、清算値は小幅マイナスで確定した。
NY白金も小幅続落。欧州株価の下落や金の軟調推移を眺めて売りが先行。ただ、大幅安となっていた米株価が安値から切り返したことを背景に下げ渋る格好となった。 - 東京金が夜間立会で下落、9日終値比50円超安8月10日 02:08東京金先限が夜間立会で下落、一時5063円(9日終値比51円安)
(日本時間10日02時07分現在) - 東京貴金属見通し=金、利食い局面か8月9日 17:00<金>
今週の東京金先限はドル安を要因にNY金が高値を切り上げたため、上場来高値を更新する歴史的な一週間となった。
来週は、高値警戒感が強まっていることで買い方の利食い売り先行か。トランプ米大統領の執拗な追加利下げ要求発言と、米中対立において中国を急遽「為替操作国」に認定した、インパクトのある材料による今週のゴールドの上昇は急すぎた。相場は修正の動きを示すと読む。ただ、英国のEU離脱問題なども今後の買い材料になる可能性があり、強気相場の終わりを感じさせるような投資環境ではない。押し目処は買い拾う姿勢が得策だろう。
来週の先限予想レンジは5000円〜5150円。
<白金>
今週の東京白金は週末にかけて上伸。中国人民銀行(中央銀行)が設定した人民元の対ドルでの基準値が想定よりも元高と受け止められたうえ、発表された7月の中国貿易統計で輸出が前年比で2カ月ぶりの増加に転じたことが好感され、工業品の側面が強い白金は堅調に推移。ただ、米中貿易「戦争」激化への懸念を背景に先週から急落した分の自律反発の側面も強く、5日安値2880円をつけた後は買い戻されたが、100日移動平均(9日時点2974.5円)の水準では押し戻され、伸び悩む展開となっている。
国内市場は連休と盆休みのシーズンを迎えることも投資家の様子見姿勢を強めており、来週は現在の値位置でもち合う動きが見込まれる。
来週の予想レンジは先限ベースで2800円〜3100円。
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