金市況・ニュース
- ニューヨーク貴金属市況=金は反発、リスク回避姿勢強まる9月17日 06:00週明け16日のニューヨーク貴金属市場は、まちまち。
NY金は反発。サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコの施設2カ所が14日未明、無人機による攻撃を受けたとの報が伝わり、投資家のリスク回避姿勢が強まったことから安全資産とされる金は買われる格好。加えてトランプ米大統領がこの日、サウジアラビアの石油施設への攻撃による原油価格急騰を絡め、ツイッターで「大幅に利下げし景気を刺激すべきだ」と表明し、米連邦準備制度理事会(FRB)に対して改めて追加利下げを要求したことも金利を生まない資産である金を支え、水準を切り上げる展開となった。
NY白金は続落。米中通商協議の進展期待が高まっていることやNY金の上昇を背景に堅調推移となる場面もあったが、その後は対ユーロでのドル高基調や、緊迫化する中東情勢などを受けて欧米株価が軟調推移となったことに圧迫されて売り優勢の流れへと反転した。 - 外為市況=サウジ情勢を受けて、円は一時107円台半ば9月17日 06:00週明け16日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円付近。
サウジアラビアの石油関連施設が無人機の攻撃を受け、同国の石油生産能力の半分に相当する日量570万バレルの生産が停止した。このため、国際市場で原油価格が急伸。世界経済への悪影響が懸念された。また、前週末に発表された中国の鉱工業生産や小売売上高も低調であったため、投資家がリスク回避姿勢を強め、相対的に安全な通貨とされる円が買われる展開。早朝のアジア取引では一時1ドル=107台半ばまで円が強含みとなった。しかしその後は、サウジアラビア情勢の推移を見極めたいとの思惑や、明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのムードが漂い、全般に積極的な商いが見送られる格好となり、108円付近に水準を戻してもみ合い推移となった。 - NY白金が下落、前日比10ドル超安9月16日 22:48NY白金が下落、一時936.70ドル(前日比15.50ドル安)
(日本時間16日22時48分現在) - ニューヨーク貴金属市況=金は反落、1500ドルを割り込む9月14日 06:00週末13日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み下落。
NY金は反落。前日に欧州中央銀行(ECB)が金融緩和に舵を切ったことに加え、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)でも追加利下げが予想されるなど、主要中銀の金融緩和の流れが加速するとの見方から、プラス圏で推移する場面がみられた。しかし、本日発表された米小売売上高が予想を上回ったことで、米経済の先行き警戒感が和らいだほか、米中通商協議進展への期待も広がり、安全資産としての「金」に売り圧力が強まり、マイナス圏に転落。米国債利回りの上昇傾向が続いていることも圧迫材料となり、清算値(終値)は1トロイオンス=1500ドルを割り込んだ。
NY白金は反落。米中通商協議進展期待から欧米株が上昇しているため、これを手掛かりに買われる展開。しかし、金相場が地合いを緩めたため、値を消す格好となり、清算値(終値)は小幅ながらマイナス圏に転落した。 - 外為市況=引き続き米中貿易協議の進展期待から、108円台前半9月14日 06:00週末13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
トランプ米大統領は12日、中国との貿易協議をめぐり知的財産権保護など幅広い懸念を含めた「包括合意を望んでいる」とした一方、対立が小さい分野に限定し、早期の妥結を目指す暫定合意の可能性も「考えるかもしれない」と述べた。また、中国が米国産農産物の輸入再開に向け、米製品に課している報復関税の対象から大豆や豚肉を除外すると報道されたことを受け、米中両国が10月上旬に開かれる閣僚級協議に向け、歩み寄りの姿勢を示したことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、108円台前半での推移となっている。ただ、日米の金融政策決定会合を翌週に控え、積極的な売買は手控えられたようだ。 - NY金は10ドル超の下落9月14日 00:52NY金は10ドル超の下落、一時1496.50ドル(前日比10.90ドル安)
(日本時間14日0時52分現在) - NY白金が上昇、前日比10ドル超高9月13日 21:23NY白金が上昇、一時963.40ドル(前日比10.80ドル高)
(日本時間13日21時23分現在) - 東京貴金属見通し=金、強気買い有利か9月13日 16:44<金>
今週の東京金先限は目先の下値を確認した後、押し目買いが膨らみ持ち直す形で越週した。
来週は、なんと言っても17〜18の両日開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目材料だ。0.25%の利下げが確実視され、織り込み済み。見送りや0.5%を考慮する必要はないだろう。問題はその後の金融政策について、追加的な利下げに言及するかどうか。パウエルFRB議長はすると読む、よって強気買い有利か。米中貿易摩擦の緩和期待に伴いリスク回避姿勢が後退しても下振れなかった今週の地合いを背景に、議長のニュアンス次第では再び上場来高値を更新する動きも期待できる。世界的な金融緩和の流れが強まる過程で、売りが勝るようなチャートは描けない。
来週の先限予想レンジは5120円〜5350円。
<白金>
今週の東京白金は上伸。先週5日から週明け9日まで急落した後は買い戻され、半値戻し(3297.5円)からの上値は重いが、週末にかけて上伸。NY白金は1トロイオンス=950ドルを挟んだ値位置でもち合う動きとなった。
南アフリカ共和国で白金鉱山会社と労働組合の労使交渉が難航する中、ストライキが発生すれば白金系貴金属(PGM)のパラジウムの供給が減少するのではないかとの懸念を背景としたパラジウムの上伸になびいた買いに支えられた。パラジウムは12日に高値1616.5ドルをつけ、年初来高値を更新した。来週は17、18両日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて整理売り圧力が強まる可能性があるが、その後は、米中貿易交渉の進展期待や南ア最大の鉱山労働組合である鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)のスト懸念などに支えられ、押し目買いの展開になると考えられる。
来週の予想レンジは先限ベースで3200円〜3400円。
※13日夕方時点より、白金の予想レンジを修正しました。 - 東京外為市況=終盤にかけて円はジリ高9月13日 16:40週末13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円近辺。
取引中盤までは、米中通商協議をめぐる先行き不透明感が後退したことなどを受けて円売り・ドル買いが進んだ前日の海外市場での流れを引き継いだほか、日経平均株価の9連騰も円売り要因となり、8月1日以来の円安・ドル高水準となる1ドル=108円台前半で推移していた。しかし取引終盤にかけ、ポジション調整的な円買い・ドル売りが見受けられたためか円はジリジリと値を上げ、概ね同108円近辺での取引となった。 - 東京貴金属市況=金が続伸、白金はまちまち9月13日 15:39週末13日の東京貴金属市場は、金が続伸、白金はまちまち。
前場の東京金は、12日のニューヨーク金先物相場が欧州中央銀行(ECB)による金融緩和を背景に上昇したことや為替の円安を受け、買い先行で始まった。その後はニューヨーク時間外の軟調を眺めて上げ幅を縮小。後場も頭重く推移し、プラスサイドは維持したものの本日の安値圏で大引けた。市場筋は「昨晩のECBによる金融緩和の発表を受け買い優勢となった。来週はFRBによる0.25%の利下げが見込まれ、その後の金融政策についても追加的な利下げに含みを持たせると予想されている。米中摩擦の緩和期待に伴いリスク回避姿勢が後退しても、売りが勝るような環境でないと判断すべきだろう」と指摘した。
白金は高寄り後、ニューヨーク時間外の伸び悩みを眺めて水準を切り下げ、まちまちで大引けた。 - 東京貴金属市況(午前)=金は続伸9月13日 11:19金は続伸。日中立ち会いは、12日のニューヨーク金先物相場が欧州中央銀行(ECB)による金融緩和を背景に上昇したことや為替の円安を受け、買い先行で始まった。その後はニューヨーク時間外の軟調を眺めて、上げ幅を縮小している。
白金は小動き。高寄り後、ニューヨーク時間外の伸び悩みを眺めて水準を切り下げている。 - 東京外為市況=108円台前半での取引9月13日 10:5313日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半での取引。約1カ月半ぶりの円安ドル高水準。
前日の海外市場では、米中貿易協議の進展期待から、安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、もみ合う展開となっている。市場関係者は「リスク選好の地合いだが、連休を控えた持ち高調整や利益確定で円を買う動きもみられる」としている。 - 東京金は堅調、日中予想価格帯は5190円〜5220円9月13日 09:19東京金は堅調。海外高と円安をみた買いに支えられ、堅調に推移。欧州中央銀行(ECB)が12日の定例理事会で2016年3月以来3年半ぶりの利下げに踏み切ったことを受け、米国や日本もこれに追随するのではないかとの思惑が強まりました。
東商取金 08月限 5203円 +19 ドル円 108.11円 (09:15) - NY金は堅調、ECBによる利下げなど受け9月13日 08:37今朝のNY金は1500ドル台で推移。欧州中央銀行(ECB)は12日の定例理事会で、政策金利をマイナス0.5%に深掘りした上、量的緩和政策を11月から再開すると表明したことを受け、金利を生まない資産である金には買いが入り、堅調に推移しています。
- 金ETFが減少9月13日 07:39ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、9月12日現在で前日比2.05トン減少の880.37トン。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は9月12日現在、昨年12月末と比べ92.70トン増加。 - 外為市況=ECB理事会や米中貿易協議の進展期待から、108円台前半9月13日 06:0012日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、マイナス金利を深堀りしたほか、11月から量的緩和策を再開すると発表したことを受け、ユーロが対ドルで軟調となり、これに連れる格好でドルは対円でも堅調となったことに加え、トランプ米大統領は11日、10月1日に予定していた対中制裁関税第1〜3弾の税率引き上げを15日に延期する方針を表明。中国商務省の高峰報道官は12日、米中貿易摩擦の激化に伴い中断している中国による米国産農産物の輸入を再開する意向があることを明らかにしたことから、米中両国が10月上旬に開かれる閣僚級協議に向け、歩み寄りの姿勢を示したと受け止められたため、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、108円台前半での推移となっている。 - ニューヨーク貴金属市況=金は一時1530ドル台、その後値を消す9月13日 06:0012日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み上昇。
NY金は続伸。欧州中央銀行(ECB)理事会で、マイナス金利のさらなる引き下げと量的緩和の再開が決まった。概ね予想通りであったものの、これを受けてトランプ米大統領が、ECBの利下げが米国の輸出に打撃を与えると主張し、米連邦準備制度理事会(FRB)に行動を起こすよう求めた。このため、主要中銀の金融緩和の流れが加速するとの思惑から、一時1トロイオンス=1530ドル台まで急伸、6日(1536.20ドル)以来の高値を付けた。しかしその後は、米中対立緩和への期待感が安全資産としての「金」の圧迫要因となったほか、利益確定の売り物も見受けられ、急速に上げ幅を削る展開となった。
NY白金は続伸。ECB理事会で金融緩和措置が決まり、景気の押し上げ期待から欧米株価が堅調に推移し、一時960ドル台に乗せた。ただ、金相場が急速に上げ幅を削ったことを眺めて伸び悩む格好となった。 - NY金は上げ幅拡大、1530ドルを回復9月12日 21:40NY金は上げ幅拡大、一時1530.80ドル(前日比27.60ドル高)
(日本時間12日21時40分現在) - 東京金は夜間立会でNY金に連れ高、NY原油は下落9月12日 21:14東京金先限は夜間立会でNY金に連れ高、一時5240円(12日終値比56円高)
NY原油が下落、一時54.69ドル(前日比1.06ドル安)
(日本時間12日21時14分現在) - ECBの預金金利引き下げを受け、NY金は電子取引で1520ドル回復9月12日 20:58ECBの預金金利引き下げを受け、NY金は電子取引で上昇
一時1521.90ドルまで上昇、前日比18.70ドル高
(日本時間12日20時58分現在)
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