金市況・ニュース
- 東京貴金属見通し=金、ユーロ次第か10月18日 16:53<金>
今週の東京金先限は売り先行後下値で買い支えられ、結局先週末水準で越週した。
来週は週明けのユーロの動きが注目材料。英国が欧州連合(EU)と合意した新たな離脱案が、19日に英議会で採決される予定。否決されるようだと、再びユーロが下落しドル建て金の地合いは軟化しそう。承認されれば、ユーロ高・ドル建て金高となり国内金も連れ高か。ただ、否決されても株が急落した場合は、安全資産とされる金は買われるかもしれない。その時の状況次第との認識が無難だろう。24日には欧州中央銀行(ECB)定例理事会が開催される。最近動意付いているユーロの動きが、ボックス圏で方向性を失った金相場を刺激する一週間になりそうだ。
来週の先限予想レンジは5090円〜5300円。
<白金>
今週の東京白金は上伸。米中両国は11日の貿易協議で「第1段階の合意」に達し、米政府は15日に発動を予定していた対中関税引き上げの延期を決定。米中貿易摩擦による世界的な景気後退懸念が緩和したことで、工業用需要の割合の高い白金は上伸し、NY白金は11日高値911.4ドル、東京白金は15日高値3155円をつけた。
ただ、その後は、白金鉱山会社大手のアングロ・アメリカン・プラチナム(アンプラッツ)が16日、現在も継続している鉱山労働者・建設組合連合(AMCU)との労使交渉は合意可能であるとの見解を示し、過度な南ア白金鉱山でのストライキ懸念が後退。また、チャート面でも15日に、1日(高値3227円)から8日(安値3012円)かけての下落に対する3分の2戻しを達成したが、上値が重く押し戻され基調が弱く、来週は下値を試す展開が見込まれる。また、前述の8日安値を下抜けば一段安を試し、3000円の心理的な節目を割り込む可能性も強まる。
来週の予想レンジは先限ベースで3000円〜3250円。 - 東京貴金属市況=金が概ね小反落、白金は小幅まちまち10月18日 15:43週末18日の東京貴金属市場は、金が概ね小反落、白金は小幅まちまち。
前場の東京金は、17日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安などを背景に上昇したことを受け、やや買い優勢となり小幅高の水準で取引された。後場は週末のポジション調整売りがみられ軟化し、結局期先は小反落となった。市場筋は「英国と欧州連合(EU)が合意した修正離脱案をめぐり、19日に予定される英議会の採決を見極めたいとの雰囲気が強く、方向性が示されることはなかった。新たな離脱案に関しては、英国の野党だけでなく与党・保守党内からも批判が出ており、議会で承認が得られるか不透明。承認されなければ、再びユーロが下落しドル建て金の地合いは軟化することになるだろう」と指摘した。
白金はNY高を好感し買いが先行した後、戻り売りがみられ小幅まちまちで大引けた。 - 東京外為市況=108円台後半10月18日 10:4718日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
17日公表の米経済指標が低調だったため米景気減速懸念が強まり、相対的に安全な資産とされる円を買ってドルを売る動きがやや優勢の取引。市場筋は「小幅な円高だが、大き流れにはなっていない。英議会が19日に欧州連合(EU)離脱条件を承認するかどうかが、今後の注目材料。」と語った。 - 東京貴金属市況(午前)=金は小幅続伸10月18日 10:41金は小幅続伸。17日のニューヨーク金先物相場が対ユーロでのドル安などを背景に上昇したことを受け、やや買い優勢の取引となっている。 白金はNY高を好感し、概ね堅調。
- 東京金は堅調、日中予想価格帯は5180円〜5220円10月18日 09:04東京金は堅調。海外高を映した買いが入り、堅調に推移。EUと英国がEU離脱案の見直しを巡る交渉で合意しましたが、19日の下院での特別審議で承認されるかは微妙な情勢。全般的にも強弱材料が交錯し、方向感を探る動きとなりました。
東商取金 08月限 5199円 +4 ドル円 108.59円 (09:04) - NY金は堅調、米経済の減速懸念など受け10月18日 08:38今朝のNY金は1490ドル台で推移。軟調な米経済指標を眺め、同国の景気減速懸念が再燃。また、17日のEU首脳会議で英国と合意し修正した新たなEU離脱案が承認され対ユーロでのドル安が進行。ドル建てNY金は割安感からの買いも入り堅調に推移しています。
- 外為市況=円相場は強含み、108円台半ばで推移10月18日 06:0017日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台半ば。
英国と欧州連合(EU)が離脱協定案の修正で合意したと報じられ、投資家のリスク回避姿勢が後退。相対的に安全な通貨とされる円が売られる展開となり、1ドル=108円台後半で推移した。しかし、修正案は英議会の承認が必要であるため、19日の英下院採決までは予断を許さないとの見方から、次第に円が買い戻される展開。本日発表された米経済指標が総じて低調な内容であったことも、ドル売り・円買いを促す要因となり、その後は108円台半ばまで円が強含みとなった。市場筋は「米指標は下振れとなったが、英国のEU離脱問題をめぐる不透明感がひとまず後退。また、米中貿易協議に絡んで、中国商務省が早期の合意を達成したいと表明したことで、投資家がリスク許容度を高めたため、ドル売り圧力は強まらなかった」と指摘した。 - ニューヨーク貴金属市況=金は続伸、米景気減速懸念強まる10月18日 06:0017日のニューヨーク貴金属市場は、パラジウムを除いて堅調推移。
NY金は続伸。この日発表された9月住宅着工件数や鉱工業生産指数などの主要な米経済指標が総じて低調となり、前日発表の9月米小売売上高とともに米景気減速懸念を生じさせる材料となったことから、投資家がリスク回避姿勢を強めて安全資産とされる金は買われやすくなる格好。また、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる修正合意を受けて対ユーロでドルが軟化し、ドル建てで取引される金の割安感が生じたことにも支えられた。市場関係者は「米中貿易協議の行方をめぐる根強い懸念や、シリア情勢をめぐる地政学的リスクへの根強い警戒感も相場を支えているようだ」と指摘した。
NY白金は小幅続伸。金の堅調推移を眺めた買いが見受けられたが、この日発表された主要な米経済指標が総じて低調だったことで、米景気減速懸念が改めて意識されたためか頭は重くなった。 - 東京外為市況=模様眺め気分が強まり、108円台後半でこう着10月17日 16:5117日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
英国による欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」が回避されるとの楽観論が根強い一方、前日の米小売売上高が低調な内容となるなど強弱材料が交錯し、方向感に乏しい展開となった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は108円台後半で始まった後は、豪ドル高になびいてやや円売り・ドル買いが優勢となる場面も見られたが、日経平均株価が小動きとなったことから模様眺め気分が強まり、108円台後半でこう着している。市場では、英国が「合意なきEU離脱」を回避できるかどうかに関心が集まっており、今後の欧州通貨の動向が注目されるという。 - 東京貴金属市況=金が反発、白金は小幅まちまち10月17日 15:3917日の東京貴金属市場は、金が反発、白金は小幅まちまち。
前場の東京金は、16日のニューヨーク金先物相場が香港情勢をめぐる米中対立への懸念などを背景に上昇したため、買い優勢の取引となった。後場も総じて堅調に推移し、昨日の下げを上回る上昇幅の陽線で大引けた。市場筋は「米下院が香港のデモに関係し、中国政府に厳しい姿勢を取る法案を可決したことを買い材料視する動きがあった。米国の香港に関する立法が、米中間の関税をめぐる交渉の妨げになるとの見方のようだ。また、為替相場においてユーロが対ドルで確りしていることも、ドル建て金の上昇要因になっていた」と語った。
白金は小幅まちまち。売り買いが交錯し、前日水準でもみ合った。 - 東京外為市況=108円台後半10月17日 10:3517日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
英国による欧州連合(EU)からの「合意なき離脱」が回避されるとの楽観的な見方が、ユーロに加えて対ドルでも円売りがやや先行している。市場筋は「円は弱含みだが、17日からのEU首脳会議を控え、午後は様子ムードとなりそう」と語った。 - 東京貴金属市況(午前)=金は反発10月17日 10:18金は反発。16日のニューヨーク金先物相場が香港情勢をめぐる米中対立への懸念などを背景に上昇したため、買い優勢の取引となっている。 白金は売り買いが交錯し、前日水準でもみ合っている。
- 東京金は堅調、日中予想価格帯は5180円〜5210円10月17日 09:17東京金は堅調。海外高を映した買いが入り、堅調に推移しています。米中貿易交渉や英国のEU離脱を巡る先行き不透明感が強い中、G20財務相・中央銀行総裁会議、EU首脳会議などを控え、買い一巡後はもち合う動きとなっています。
東商取金 08月限 5191円 +30 ドル円 108.73円 (09:16) - NY金は上伸、安全資産として買われる10月17日 08:33今朝のNY金は1490ドル台で推移。米下院は15日に香港の自治と人権の擁護を支援する「香港人権・民主主義法案」を可決。貿易協議で「部分合意」に達した米中間の対立が再び激化するとの懸念から投資家のリスク回避姿勢が強まり、米株価下落する一方安全資産とされる金は値を引き締めました。
- 金ETF、2営業日連続の減少10月17日 07:42ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、10月16日現在で前日比1.47トン減少の918.19トンと、2営業日連続の減少。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は10月16日現在、昨年12月末と比べ130.52トン増加。 - ニューヨーク貴金属市況=金は反発、低調な米小売売上高などに支えられる10月17日 06:0016日のニューヨーク貴金属市場は、軒並み堅調。
NY金は反発。米商務省がこの日発表した9月の小売売上高が7カ月ぶりのマイナスとなり、米景気減速懸念が生じたことから投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる金は買われる格好。途中、利益確定の売りなどに押されて伸び悩む場面もあったが、その後は英国の欧州連合(EU)離脱をめぐり、英与党に閣外協力する北アイルランドの民主統一党が譲歩して合意の可能性が高まったとの報が伝わり、これを受けてユーロ・ドル相場でユーロ高・ドル安が進行したため、ドル建てで取引される金の割安感が生じて再び買われる流れとなった。市場からは「米中通商合意をめぐる先行き不透明感が根強いことも金を支えたようだ」との声も聞かれた。
NY白金は小幅反発。中国の自動車用触媒需要低迷観測が根強い中、低調な米小売売上高を受けて米景気減速懸念が生じたことにも圧迫されてマイナス圏で推移する場面もあったが、その後は金の上昇とパラジウムの大幅高を背景に買い戻され、小幅ながらもプラス圏に浮上した。 - 外為市況=円相場は108円台後半10月17日 06:0016日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
海外市場の流れを引き継いで、NY取引は1ドル=108円台後半で始まった。その後発表された9月の米小売売上高が市場予想に反し減少となったため、米国の景気先行き懸念からドル売り・円買いが優勢となり、108円台半ばまで円高に振れた。しかし、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐって、合意の可能性が高まったとの一部報道を受けて投資家のリスク選好姿勢が強まり、相対的に安全な通貨とされる円が売られる格好で、108円台後半に水準を戻す展開となった。市場筋は「低調な米小売売上高や米中通商協議の不透明感が懸念材料となるが、英国の合意なき離脱が回避されるとの楽観的な見方が投資家のリスク許容度を高める要因となったようだ」と指摘した。 - 東京貴金属市況=金が続落、白金は小幅続落10月16日 15:3716日の東京貴金属市場は、金が続落、白金は小幅続落。
前場の東京金は、15日のニューヨーク金先物相場が投資家のリスク選好意欲の改善を背景に下落したため、手じまい売り優勢の取引となった。後場も総じて軟調に推移し、続落して大引けた。市場筋は「リスク選好意欲の高まりにより円安・株高の流れがつくられ、金は下押す展開となった。商いは閑散だった。米中間の貿易協議で、再度揉めるようだと流れは変わるのだが」と語った。
白金はNY安を眺め買い気乏しく小幅続落。 - 東京外為市況=強弱材料が交錯し、108円台後半でのもみ合い10月16日 15:2916日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
英国の欧州連合(EU)離脱問題で、経済への悪影響が懸念される「合意なき離脱」が回避されるとの見方が強まり、比較的安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが先行した海外市場の地合いを引き継ぎ、円相場は108円台後半で始まった後は、堅調に始まった日経平均株価が年初来高値を更新する一方、米下院が香港人権法案を可決したのに対し、中国が外務省報道官談話で「強烈な憤慨」を表明したため、米中関係の先行きに対する警戒感が強まるなど、強弱材料が交錯したため、108円台後半でのもみ合いとなっている。 - 東京外為市況=108円台後半10月16日 10:4516日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台後半。
英国の欧州連合(EU)離脱問題で、経済への悪影響が懸念される「合意なき離脱」が回避されるとの見方が強まり、比較的安全な資産とされる円を売る動きが優勢の様相。市場筋は「日経平均株価の上昇も円売りを誘っている。ただ、午後は調整局面となりもみ合いそう」と指摘した。
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