金市況・ニュース
- 貴金属市況=金は下落、白金は堅調4月15日 15:2115日の大阪取引所の貴金属市場は、金が下落、白金が堅調。
金標準は下落。米株価上昇を眺め投資家のリスク選好姿勢が強まる一方、安全資産とされる金は売られる展開となった。ただ、米長期金利上昇が一服した他、欧州の新型コロナウイルス危機再燃による景気後退懸念などを背景とした買いに支えられ、下げ幅は限られた。
白金標準は上伸。景気回復への期待感や環境規制の強化に伴う需要増加見通しが下値を支えたものの、先行き不透明感も依然として強く、上げ幅は限られた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6070円〜6100円4月15日 09:55金標準は軟調。海外安を映した売りが入り軟調に推移している。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長など複数の米FRB高官の発言が伝わったが、従来の見解から大きな変更はなく、市場の反応は限定的なものに留まった。
金標準 2月限 6087円 -21 ドル円 108.87円 (09:56) - 14日のNY金は下落4月15日 08:27今朝のNY金は1730ドル台半ばでの取引。
14日のNY金は下落。米国のインフレ関連指標の上昇やバイデン米政権のインフラ投資計画などを背景にインフレヘッジとしての買いが入り一時上伸したが、米株価の上昇を眺めた投資家のリスク選好姿勢の高まりを受け、安全資産としての需要が後退したことで売られる展開となった。 - 金ETFは減少4月15日 08:26ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、4月14日現在で前日比3.21トン減少の1022.86トンと減少し、2020年4月17日(1021.69トン)以来約1年ぶりの低水準。
なお、「SPDRゴールド・シェア」の現物保有量は4月14日現在、昨年12月末と比べ147.88トン減少。 - 貴金属市況=金は堅調、白金は軟調4月14日 15:1514日の大阪取引所の貴金属市場は、金が堅調、白金が軟調。
金標準は堅調。海外高を映した買いが入り、上伸して取引を終えた。3月の米消費者物価指数が2018年8月以来の大きさとなり、インフレヘッジとしての金が買われた。また、米長期金利の下落も金利を生まない資産である金にとっては支援材料となった他、米国での一部新型コロナウイルスワクチンの一時的な使用中止勧告も安全資産として金を買う動きを強めた。
白金標準は軟調。ドル建てニューヨーク白金相場にテクニカル主導の売りが入り下落した流れから、国内市場も軒並み下落して取引を終えた。 - 金標準は反発、日中予想価格帯は6085円〜6140円4月14日 09:17金標準は反発。13日のNY金が米長期金利の低下と為替のドル安で3営業日ぶりに上昇したことが支援材料。ただ、為替の円高・ドル安が上値を抑える要因となっている。
金標準 2月限 6108円 +23 ドル円 108.86円 (09:15) - 13日のNY金は反発4月14日 08:14今朝のNY金は1740ドル台での取引。
13日のNY金は3営業日ぶりに反発。朝方発表された3月の米消費者物価指数が前年同月比で2.6%上昇と、2018年8月以来の大きさとなったことを受け、インフレヘッジとしての金買いが入った。また、外国為替市場では米長期金利を背景にドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てで取引される金に割安感が生じたことも支援材料となった。 - 貴金属市況=金と白金は共に下落4月13日 13:2613日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。米長期金利の上昇をみた売りに圧迫され、軟調に推移。バイデン米政府のインフラ投資計画を背景に将来的なインフレ見通しが強まっていたが、米労働省が13日に発表する3月の消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回るようだと、インフレ見通しが後退するとの懸念から、短期筋の売り圧力が強まった。
白金標準は軟調。ロシア金属大手ノルニッケルは12日、洪水に見舞われた主要2鉱山のうちの一つ「オクチャブリスキー」を予定より前倒しで今月内に全面的に再稼働させると発表。これを受け、白金相場は一時下落したが、売り一巡後は買い戻されて下げ幅を縮小したものの、軒並み下落して取引を終えた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6080円〜6100円4月13日 09:21金標準は軟調。米長期金利の指標となる10年物国債利回りが小幅上伸したことで、金利を生まない金は下落。米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて全般的に様子見姿勢も強く、売り一巡後はもち合う動きとなった。
金標準 2月限 6088円 -34 ドル円 109.50円 (09:22) - 12日のNY金は続落4月13日 08:14今朝のNY金は1730ドル台前半での取引。
12日のNY金は続落。13日発表される3月の米消費者物価指数発表待ちのムードが強い中、米長期金利の上昇が金利を生まない資産である金の弱材料となった。NY金融市場では9日に発表された3月の米卸売物価指数が市場予想を上回る上昇となったため、消費者物価指数が注目されている。 - CFTC建玉報告:円/ドル、ユーロ/ドル(4月6日時点)4月12日 17:23米商品先物取引委員会(CFTC)が9日に発表した建玉報告によると、6日時点のシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)IMM通貨先物円(対ドル)相場の大口投機筋(非商業部門)のポジションの売越幅は5万7989枚となり、前週と比べ1492枚縮小。期間中に、投機筋は売り買い共にポジションを増やし、買いポジションをより多く増やした。 期間中の円(対ドル)は堅調。バイデン米大統領は3月31日、8年間に2兆ドル超をインフラ整備や環境対策などに投じる成長戦略を正式発表。新たな大型財政出動が新型コロナウイルス危機後の景気回復を一段と後押しするとの見方から、円売りドル買いが進行した。ただ、米国の新規失業保険申請件数は71万9000件と前週から増加し、市場予想の68万件を超えたことや、2日のグッドフライデー(聖金曜日)を控えて調整ムードが強まった。その後、米労働省が2日発表した3月の米雇用統計は、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が7カ月ぶりの大きな伸びとなり、景気回復が勢いづく中、インフレ加速への懸念が強まったことで、米株が上昇する一方で米金利は低下したためドルが売られ、週間ベースでは円高ドル安となった。 期間中のユーロ(対ドル)は堅調。大口投機筋の買越幅は6万7522枚となり、前週比6217枚縮小。米長期金利の上昇が一服したことや、米経済のインフレ懸念が強まったことでユーロが買い戻され、週間ベースではユーロ高ドル安となった。
- CFTC建玉報告:NY金(4月6日時点)4月12日 17:16米商品先物取引委員会(CFTC)が9日に発表した建玉報告によると、6日時点のニューヨーク商品取引所(COMEX)金先物市場の大口投機筋(非商業部門)の買越幅は18万9509枚となり、前週比2万1981枚拡大。期間中に、投機筋は買いポジションを増やし、売りポジションを減らした。 期間中のNY金は上伸。バイデン米大統領は3月31日、インフラや気候変動対策を軸とした2兆ドル規模の成長戦略を正式に発表。新たな大型財政出動の詳細が明らかになったことを受け、米長期金利の指標である10年物国債の利回りが1.7%割れの水準に低下したことが、金利を生まない資産である金の支援材料となった。また、外国為替市場でもドルが軟調に推移したため、ドル建てNY金は割安感からの買いや、インフレヘッジとしての側面からの買いも入り上伸した。 ただ、米国で2日に発表された3月の米雇用統計は7カ月ぶりの大幅な伸びとなり、米サプライ管理協会(ISM)が発表した3月のサービス業購買担当者景況指数(PMI)は過去最高水準を記録。新型コロナウイルスのワクチン接種が順調に進み、米バイデン政権の総額1.9兆ドルの追加経済対策の効果が出始める中、景気回復への期待感が高まった。また、イースター(復活祭)連休明けの5日はリスク選好ムードが拡大。安全資産とされる金に下押し圧力がかかり、金相場の上値は押さえられた。
- 貴金属市況=金と白金は共に下落4月12日 14:2612日の大阪取引所の貴金属市場は、金と白金が共に下落。
金標準は下落。外国為替市場では、実需の買いや良好な米物価指標の結果を背景に対ユーロでのドル高が進行。時間外の電子取引でドル建てニューヨークが割高感からの売りに圧迫されて下落した流れを映し、国内市場も軟調に取引を終えた。また、金上場投資信託(ETF)からの資金流出が継続していることも弱材料視された。
白金標準は下落。時間外の電子取引でニューヨーク白金相場が軟化した流れを映し、軒並み下落して取引を終えた。 - 金標準は軟調、日中予想価格帯は6130円〜6160円4月12日 09:15金標準は軟調。今週は13日に米消費者物価指数、15日に米小売売上高などの重要指標の発表を控え市場の様子見姿勢も強いが、米物価指標の発表を背景に米長期金利が上昇したことを受けた海外安を映し、軟調に推移している。
金標準 2月限 6140円 -12 ドル円 109.69円 (09:13) - 9日のNY金は反落4月12日 08:17今朝のNY金は1740ドル前半から半ばでの取引。
9日のNY金は反落。朝方発表された3月の米卸売物価指数が市場予想を上回る上昇となったことを受け、米長期金利が上昇し、金利を生まない資産である金には弱材料となった。また、米長期金利の上昇を背景にドルが上昇し、ドル建てで取引される金に割高感が生じたことで売られ、中心限月の期近6月限は一時、前日比27.40ドル安の1730.80ドルの安値を付けた。ただ、その後はポジション調整とみられる買い戻しに下げ幅を縮小し、1740ドル台を回復した。 - 貴金属市況=金は堅調、白金は下落4月9日 15:218日の大阪取引所の貴金属市場は、金が堅調、白金は下落。
金標準は堅調。米長期金利の低下や米雇用関連指標の悪化を背景に対主要国通貨でのドル安が進行し、ドル建てニューヨーク金が上伸した流れから、国内市場は上伸。100日移動平均線(9日時点6154.91円)の水準を上回る場面もあったが引け際に値が緩み、小幅高で取引を終えた。世界的な株高を背景に、金からの資金流出が継続していることが相場を圧迫しており、目先は上値の重い展開が見込まれる。
白金標準は下落。新型コロナウイルス感染の再拡大を背景とした、欧米経済の先行き不透明感が強いことが、工業用需要の割合の高い白金にとっては弱材料となった。 - 2021年3月の金ETF現物保有量は減少−WGC4月9日 11:46国際的な産金業界団体ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)は4月9日、世界の金上場投資信託(ETF)の現物保有量の推計を発表。世界の金ETFの現物保有量の合計は3月31日時点で前月比107.51トン減の3573.64トンとなり、2カ月連続で減少。金額ベースでは1944億8246万4473ドルとなり、2000億ドルの大台を割り込んだ。 金ETFの現物保有量は2020年10月12日に3912.90トンの過去最高を記録した後は減少傾向が続き、2021年1月に一時増加したが、その後は再度減少している。米長期金利の上昇傾向や米株式市場の高騰を受け、金ETFからの資金流出が継続している。 地域別では、特に北米の資金流出量が多く、2021年第1四半期の減少量のうち、約86%を占めている。欧州地域でも減少が続き、英国の金ETFからの流出が多い。一方、中国の金ETFへ資金が流入したことで、アジア地域全体の金現物保有量が増加した。 バイデン米政権が発足し、米連邦準備制度理事会(FRB)のハト派姿勢が維持され、米国では追加財政刺激策への期待感が高まる中で、投資家のリスク選好姿勢が回復。また、米連邦準備制度理事会(FRB)は17日、金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)を開き、事実上のゼロ金利政策が少なくとも2023年末まで続くとの見通しを据え置いた。21年の実質経済成長率予想を6.5%へと大幅に引き上げる一方、新型コロナウイルス危機からの持ち直しに時間がかかると想定。金融緩和を長期間維持し、景気を支える姿勢を強調したことで、米景気回復への期待感が高まる一方、安全資産とされる金にとっては弱材料となった。
- 投資家のリスク選好で減少傾向を継続4月9日 10:48ニューヨーク証券取引所に上場されている世界最大規模の金ETF「SPDRゴールド・シェア」現物保有量は、2021年4月8日現在で前週比6.76トン減少の1026.07トン。 4月6日〜8日の3営業日連続で減少し、2020年4月17日(1021.69トン)以来約1年ぶりの低水準。 グットフライデー連休明けのNY金相場は、米長期金利の低下と為替のドル安が強材料となり上昇。中心限月の期近6月限は一時1759.40ドルと、2月26日(1773.80ドル)以来約1カ月半ぶりの高値を付けた。米長期金利の指標である10年物米国債利回りは、7日に公表された3月開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受けて金融緩和政策が長期化するとの見方が広がり、終値ベースで3月31日に付けた1.746%から、4月8日には1.626%に低下。 ただ、3月の米雇用統計と3月の米ISMサービス業購買担当者景況指数(PMI)の堅調な内容や、米FRBによる金融緩和の長期化見通しを受け、米株式市場ではダウ平均が史上最高値を更新するなど、投資家のリスク選好姿勢が強まる一方、安全資産とされる金の魅力が低下し、金ETFからの投資資金の流出継続の要因になっているもよう。
- 金標準は堅調、日中予想価格帯は6150円〜6170円4月9日 09:15金標準は堅調。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は8日、国際通貨基金(IMF)のオンラインイベントで、物価の持続的な上昇を否定し、金融緩和を維持する姿勢を示した。7日に発表された3月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容も受け、米FRBが想定より早く金融引き締めに動くとの観測が後退。米金融緩和が長期化するとの見方が強まると共に、米長期金利の下落などを手掛かりとした買いに支えられ、堅調に推移している。 金標準 2月限 6163円 +17 ドル円 109.34円 (09:22)
- 8日のNY金は反発4月9日 08:30今朝のNY金は1750ドル台での取引。
8日のNY金は反発。7日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨を受け、金融緩和が長期化するとの見方が広がり、金利を生まない資産である金には支援材料となった。また、外国為替市場では米長期金利の低下や米雇用関連指標の悪化を背景にドル安・ユーロ高が進行し、ドル建てで取引される金に割安感が生じたことで買われた。朝方発表された米週間新規失業保険申請件数は前週比1万6000件増の74万4000件と2週連続で増加し、市場予想の68万件も上回ったことで、米雇用情勢の回復ペースに不安が広がった。
中心限月の期近6月限は一時1759.40ドルと、2月26日(1773.80ドル)以来約1カ月半ぶりの高値を付けた。
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