金市況・ニュース
- 東京外為市況=108円台前半9月19日 10:3619日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。 米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げを決定したものの、年内に再度の追加利下げをするとの観測が後退する中、108円台前半でもみ合っている。市場筋は「日銀の金融政策決定会合の発表を控えて、様子見気分が強い」と指摘した。
- 外為市況=FOMC後に円は軟化9月19日 06:0018日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちのムードが漂い、ニューヨーク取引は序盤から108円10銭〜20銭台の狭いレンジでの値動きが続いた。注目されたFOMCでは、主要政策金利であるフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.25%ポイント引き下げ、1.75〜2.0%とした。概ね市場予想通りであったものの、FOMC後にはややドル買いが優勢となり、一時108円台半ばまで円安・ドル高に振れた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長が会見で、景気がさらに悪化すれば利下げが適切と述べたものの、来年にかけて政策金利の見通しを固めるのは難しいとも語り、金融政策の方向性を明確に示さなかったため、市場では予想よりもハト派的ではないとの見方が浮上したとみられる。FOMCの結果を受けて、トランプ米大統領はツイッターに「パウエル議長とFRBは再び失敗した」と投稿、利下げ幅が小幅にとどまったことに失望を表明した。 - ≪パウエル米FRB議長の定例会見≫9月19日 03:55≪パウエル米FRB議長の定例会見≫
・雇用はいくらか減速を予想
・物価は2%に向け上昇と予想
・貿易摩擦を含め経済への大きな衝撃は考慮せざるを得ない
・景気がさらに悪化すれば利下げが適切
・会合ごとに経済指標を見ていく
・特に世界経済の動向と貿易摩擦を注視する
・資産規模を早く増やさざるを得ない可能性がある
・見通しが分かれて判断が難しいときだ
・来年にかけて政策金利の見通しを固めるのは難しい
(日本時間19日03時55分現在) - ≪米FOMC声明≫9月19日 03:13≪米FOMC声明≫
・追加利下げ決定、FFレート1.75〜2.00%
・世界経済減速と弱い物価上昇圧力背景に利下げ決定
・経済動向を注視し、景気拡大維持へ適切に行動
・経済見通しでの19年末政策金利中央値は1.9%
・決定は賛成が7、反対が3
・セントルイス連銀のブラード総裁が0.5%の利下げ主張
・カンザスシティ連銀のジョージ総裁とボストン連銀のローゼングレン総裁が金利据え置き主張
(日本時間19日03時00分公表) - 米FRB、FOMCで大方の予想通り0.25%追加利下げ、1.75〜2.00%に9月19日 03:03米連邦準備制度理事会(FRB)は連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利下げを決定
フェデラルファンド金利を現行の2.00〜2.25%から1.75〜2.00%に引き下げ
(日本時間19日03時00分発表) - 東京外為市況=日米の金融政策決定を控え、108円台前半で小動き9月18日 15:2518日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。 日銀の金融政策決定会合や、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を話し合う連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から、欧米時間を通じて108円台前半でもみ合う展開となった地合いを引き継ぎ、東京市場も108円台前半で始まった後は、海外市場と同様に日米の金融政策決定を前に模様眺め気分が広がり、108円台前半で小動きとなっている。市場では、米中両国の一段の対立激化がとりあえず回避されている状況にあって、FOMCがどのような決定を下すかが当面の基調を左右するという。
- 東京外為市況=108円台前半9月18日 10:4218日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。 日銀の金融政策決定会合や、米連邦準備制度理事会(FRB)が金融政策を話し合う連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑から、様子見ムードとなっている。市場筋は「材料が出るまでは狭い範囲でのもみ合いだろう」と指摘した。
- 外為市況=FOMC待ちで小動き9月18日 06:0017日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
サウジアラビアの石油関連施設に対する攻撃を受けた投資家のリスク回避の動きが一服。同国の原油生産が予想より早く回復すると報じられており、事態の推移を見極めたいとの思惑が強まったことに加え、明日までの日程で開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのムードも強く、1ドル=108円台前半の小幅なレンジでのもみ合い推移となった。FOMCでは0.25%の利下げが見込まれているが、声明やパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で年内再利下げが示唆されるかに注目が集まっている。 - 東京外為市況=「有事のドル買い」で108円台前半9月17日 15:29連休明け17日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。 サウジアラビアの石油施設が攻撃されたことを受け、「有事のドル買い」が先行した海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は108円台前半で始まった後は、日経平均株価が軟調に始まったことから、一時は108円割れを試す場面も見られたが、株価が引けにかけてプラス圏に持ち直したことから、108円台前半でのもみ合いとなっている。市場では、中東情勢に関して直ちに米国とイランの関係が険悪になって緊張が走ることはないとみられているようだ。
- 東京外為市況=108円台前半9月17日 11:02連休明け17日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半で取引されている。 本日のNY原油先物時間外相場が反落しているため、サウジアラビアの石油施設が攻撃されたことを受けて安全資産とされる円を買う動きは収束し、ドルがやや買い戻される状況。市場筋は「今週は米国や日本で金融政策の決定を控えており、神経質な取引となっている」と指摘した。
- 外為市況=サウジ情勢を受けて、円は一時107円台半ば9月17日 06:00週明け16日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円付近。
サウジアラビアの石油関連施設が無人機の攻撃を受け、同国の石油生産能力の半分に相当する日量570万バレルの生産が停止した。このため、国際市場で原油価格が急伸。世界経済への悪影響が懸念された。また、前週末に発表された中国の鉱工業生産や小売売上高も低調であったため、投資家がリスク回避姿勢を強め、相対的に安全な通貨とされる円が買われる展開。早朝のアジア取引では一時1ドル=107台半ばまで円が強含みとなった。しかしその後は、サウジアラビア情勢の推移を見極めたいとの思惑や、明日からの米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちのムードが漂い、全般に積極的な商いが見送られる格好となり、108円付近に水準を戻してもみ合い推移となった。 - 外為市況=引き続き米中貿易協議の進展期待から、108円台前半9月14日 06:00週末13日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
トランプ米大統領は12日、中国との貿易協議をめぐり知的財産権保護など幅広い懸念を含めた「包括合意を望んでいる」とした一方、対立が小さい分野に限定し、早期の妥結を目指す暫定合意の可能性も「考えるかもしれない」と述べた。また、中国が米国産農産物の輸入再開に向け、米製品に課している報復関税の対象から大豆や豚肉を除外すると報道されたことを受け、米中両国が10月上旬に開かれる閣僚級協議に向け、歩み寄りの姿勢を示したことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、108円台前半での推移となっている。ただ、日米の金融政策決定会合を翌週に控え、積極的な売買は手控えられたようだ。 - 東京外為市況=終盤にかけて円はジリ高9月13日 16:40週末13日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円近辺。
取引中盤までは、米中通商協議をめぐる先行き不透明感が後退したことなどを受けて円売り・ドル買いが進んだ前日の海外市場での流れを引き継いだほか、日経平均株価の9連騰も円売り要因となり、8月1日以来の円安・ドル高水準となる1ドル=108円台前半で推移していた。しかし取引終盤にかけ、ポジション調整的な円買い・ドル売りが見受けられたためか円はジリジリと値を上げ、概ね同108円近辺での取引となった。 - 東京外為市況=108円台前半での取引9月13日 10:5313日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半での取引。約1カ月半ぶりの円安ドル高水準。
前日の海外市場では、米中貿易協議の進展期待から、安全資産とされる円を売ってドルを買う動きが優勢。東京市場では海外の流れを引き継いで始まった後、もみ合う展開となっている。市場関係者は「リスク選好の地合いだが、連休を控えた持ち高調整や利益確定で円を買う動きもみられる」としている。 - 外為市況=ECB理事会や米中貿易協議の進展期待から、108円台前半9月13日 06:0012日の外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で、マイナス金利を深堀りしたほか、11月から量的緩和策を再開すると発表したことを受け、ユーロが対ドルで軟調となり、これに連れる格好でドルは対円でも堅調となったことに加え、トランプ米大統領は11日、10月1日に予定していた対中制裁関税第1〜3弾の税率引き上げを15日に延期する方針を表明。中国商務省の高峰報道官は12日、米中貿易摩擦の激化に伴い中断している中国による米国産農産物の輸入を再開する意向があることを明らかにしたことから、米中両国が10月上旬に開かれる閣僚級協議に向け、歩み寄りの姿勢を示したと受け止められたため、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、108円台前半での推移となっている。 - ECB、政策金利を据え置く9月12日 20:47欧州中央銀行(ECB)、定例理事会で政策金利を現行の0.00%で据え置くことを決定
預金金利を現行の-0.40%から-0.50%に引き下げる
(日本時間12日20時45分発表) - 東京外為市況=午後に入ってからは様子見ムード漂う9月12日 16:4512日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円近辺。
米中貿易摩擦をめぐり米中両国が歩み寄りの姿勢を示したことなどを受けて円売り・ドル買いが進んだ前日の海外市場での流れを引き継ぎながらも、午後に入ってからは欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を待ちたいとの思惑から様子見ムードが漂い、積極的な商いが控えられる格好。ドル・円相場は概ね1ドル=108円近辺での取引となった。なお、安倍晋三首相と黒田東彦日銀総裁がこの日会談したものの、特段の材料視はされなかった模様。 - 東京外為市況=108円台前半での取引9月12日 10:5912日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=108円台前半での取引。
トランプ米大統領がツイッターで10月1日に予定していた対中制裁関税の税率引き上げを先送りすると表明。米中関係好転への期待が高まったことから、比較的安全な資産とされる円を売ってドルを買う動きが強まった。市場関係者によると、「10月1日の国慶節(中国の建国記念日)までは、双方とも穏健な雰囲気の醸成を図り、対立を回避しようとする、との見方が一部で台頭している」という。 - 円相場が1ドル=108円台に下落9月12日 08:48円相場が1ドル=108円台に下落
(日本時間12日8時48分現在) - 外為市況=前日に続き米中貿易協議の進展期待から、107円台後半9月12日 06:0011日の外国為替市場の円相場は、1ドル=107円台後半。
中国財政省は11日、米国の対中制裁関税への報復として発動した追加関税について、一部を適用対象から除外すると発表。これを受け、トランプ米大統領は11日、「良いしぐさ」と評価する考えを示したことから、米中貿易協議の進展に対する期待感が広がったことを背景に、投資家のリスク回避姿勢が後退し、相対的に安全な通貨として買われていた円を売ってドルを買う動きが優勢となり、107円台後半での推移となっている。また、本日発表された8月の米卸売物価指数やコア指数が市場予想を上回ったこともドル買い・円売りにつながっているようだ。
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